バリ島に関して言えば、非常に危ない面もあるし、安全な面もあります。
ちなみに、バリ島は僕はインドネシアの中でも結構危ない地域に属すると思っています。
というのも、バリ島は観光ビジネスで成り立っていて、悪評がたったら、バリ島の収益はガクっと下がります。
そのため、バリ島でテロ未遂などが起こっても公にしなかったり、活火山が活発であっても観光者向けには「大丈夫だ」と言っているので、見る人から見ると、「ああ、観光客を減らすのがどうしてもいやなんだな。」と感じています。
だからね、本当にこの記事を見て、そして自分で判断できるようになってほしいと思います。
ちなみに僕は、バリで2回スラれて10万円ぐらいの被害、それ以外にもバングラでひったくられ40万円被害を被ってます。
3回もそんな目に遭うヤツはバカです。反省してないからね。
でもあなたは大丈夫。少なくとも僕よりは頭が良く、学べる人でしょうから!
ちゃんと教えるので最後まで読んでください。
いっちゃん危ないやつ
- カバンを後ろの掛ける
- 財布・カードをポケットに入れる
- 夜中に一人で出歩く
- 見知らぬ人に勧められた酒・タバコをもらう
- メーターがないタクシーに乗る
- 人通りのないATMでお金をおろす
- 犬と戯れる
- 可愛い女、イケメン男子にほいほいついていく
最近のバリの治安について
実は僕は、「バリ島」とひとくくりにするのは難しいと感じます。東京と広島では土地柄が違っているように、バリ島も地域が変わればガラっと印象が変わります。
僕も、「クタ」と「ウブド」にはよく足を運びますが雰囲気や人柄、外国人の数が違えば、もちろん治安も全く違います!
クタとウブドと言えば、バリ島の人気観光スポットの2代巨頭です。その次に「スミニャック」が入ってくる感じ。
2016年には日本人観光客は減っているとの情報もあるのですが、相変わらず世界的に見ても観光客が非常に多い大人気観光スポットであることは変わりない印象です。
ですので今回はバリの様々な場所における犯罪の被害に遭わないための安全策を紹介していきます。
まず、一番人気、クタから見ていきましょう。
治安は年々良くなっていることは間違いない
まず、先に確認しておきたいのが、バリの治安は世界的に見てどれぐらい危険なのか?ってことです!
外務省の発表によると危険レベルは1
レベル4まであって、バリはレベル1(ちなみに最近留学などで人気のフィリピンは地域によってはレベル3となっています。)
だから、そんなに恐怖におびえる必要もない、だからといって油断はしてはいけない!といったところです。
そして2018年のバリ島の最新の治安情報としては、ちゃんと注意さえしていればかなり安全に過ごせることができるということです。
僕はバリ島でいろいろ被害を受けた経験(これから話します)がありますが、すべて自分の不注意が原因で、すべて防げるものです。
というわけで、これから油断しないために、どのような危険があるのか、不安があるのか、そしてどのように対策すべきかをどこよりも詳しく徹底的に説明していきます!
参考 外務省の危険情報に関するページ外務省海外安全ホームページ
まず入国の際に注意しよう!
まず、最初に注意すべきポイントは入国審査の時なんです。
- 出入国カード
- パスポート
入国の際にはこの2種類が必要になります。この両方にスタンプを押してもらって入国OK!の状態になります。
しかし、ここでパスポートの方にはスタンプを押してもらったとしても、出入国カードにわざとスタンプを押さない(押すフリだけする)ケースもあります。
それが原因で後から「押してないじゃないか!」ということでお金を請求されてしまうケースがあります。
なので、ちゃんとパスポートだけでなく入国審査の際にもスタンプが押されたかどうかをしっかりとチェックしておきましょう。
2024年これで完璧!インドネシアの出入国カードと税関申告書の書き方・記入例
空港のポーターは無視しなきゃいけない!
そして、入国してすぐに注意しなきゃいけないのはポーターの存在です。(空港にたくさんいるぞ!)
この人たちがやっかいなのは、勝手に自分の荷物を運んであげるよ!といわんばかりにカートに乗っけて持っていってしまうところです!
一見、親切心か?と勘違いしがちなのですが、間違いなく50m~100m進んだところで、1000円~2000円程度以上に高いチップを請求されるオチです。
なので、ポーターが寄ってきたら断固として断ってください。
これだけ言っても、ポーターに引っかかる人が多いのは、おそらく「嫌われるのが嫌だから」です。
あなたに対して時間と、お金を奪おうとする人は、あなたの人生で何の益ももたらしてくれません。だからこそ本気で嫌われちゃて、嫌っているオーラを身体から出してください。
空港からの移動はブルーバードタクシーで
空港を出たらまずは、ホテルへの移動があると思います。
ホテルや旅行会社のチャーターで移動する場合はそちらを利用することになりますが、それ以外の方はタクシーを捕まえて移動することになると思います。
その際の注意点は必ずブルーバードタクシーを選ぶということです。乗る際にはメーターが付いていることを確認して乗り込んでください。
タクシーなどに乗る時のインドネシア語会話・フレーズ
で、ブルーバードタクシーであっても、メーターを点けない運転手もいるので、絶対にメーターを使え!と指示をしてください。使わなかったり、「今壊れているから」など言い訳をする場合は、すぐに下りてください。
ズバリ、クタは治安は危険
ズバリ、一番治安が悪いのは「クタ」です。空港近くの繁華街ということもあって、多くの日本人が訪れる超人気スポットです!
そして、クタ周辺のレギャン、スミニャック、チャングー、ジンバランなども比較的、大きな観光スポットですので注意が必要です。
ヤンティともクタに遊びに行ったことがなんどかありますが、やはり身近に危険を感じることが多いです。
まず、行ったのは2015年の10月、僕はマレーシアから、そしてヤンティは北海道からバリに遊びに行こうとなりました。
ヤンティは通訳の仕事も入っていたので、「観光 兼 仕事」で、僕は完全な「観光」。
でも、ヤンティは結局一日しか仕事せず、他はほとんど遊んでいたので
観光 兼 仕事
だったので、いろんな観光スポットに足を運びました。
今回、訪れたのは「クタ」「ウブド」「キンタマーニ」などですが、それぞれがどのような治安で安全なのか?というところを中心に見ていきたいと思います。
まず、一番初めに予約していたのがクタのホテルだったので、最初に訪れたのはクタになります。とくにレギャンなどはかなり繁華街で危険性はグッと高まると言えます。
クタの中心街、レギャンにあるふつうぐらいのビジネスホテルで、日本ではみないような巨大クラブ、スカイガーデンのすぐ近くです。
スカイガーデンでは1000円でビールが2杯飲める、そして食べ放題という日本人で初めての「クタ」ならまず行くであろうスポットです。(前は500円だったのですが値上げしています。)
(写真はスカイガーデンの屋上にて)
もちろん、ヤンティと僕は夜になってそそくさとスカイガーデンに足を運びました。スカイガーデンしかり、周りにもクラブがたくさんあり、多くの観光客がお酒を飲んで騒いでいます。(僕はクラブに行っても首だけを上下に動かす感じの雰囲気に乗り切れない男ですが、スカイガーデンはクラブだけでなく、食べ物もおいしいですのでぜひ行ってみてください。)
とにかくどこもかしこも人ごみでカオスな状態になっていますが初日は無事に終了しました。
事件が起こったのは次の日
そして次の日には、昼まで寝てブラブラと海に行ったり、知り合いのところにごはんを食べに行ってホテルに戻ってマッサージでも受けようと出かけたところ、事件が起きました。
お金が財布になかった僕は、ATMに行って、お金を引き出そうと思ったのですが、なぜかお金が出ず、次のATMでも出ず、そして3個目のATMでもでなかったのであきらめて出てきました。
残金500円。
結局ヤンティにお金が貸してくれるということで、そそくさと歩いていると身長150センチぐらいの白い服を着た少年たちが近づいて、僕を挟むような形で押してきました。
かなりきつく押されて、困っていると、タバコのようなものを取り出し、「マリファナ」「マリファナ」と言っている。
ただ、バリ島ではよく「マヤク」などのドラッグ関連の言葉をかけてくる人はいるので、物売りかな?と気にせずに前に進んでいると、少年たちは急にどっかに行ったのです。
急いで、後ろを振り返っても誰もいない!
財布には500円しか入ってなかったのは不幸中の幸い。でもクレジットカードも財布に入っていたので急いでホテルに戻り、カード会社に電話をかけて止めてもらいました。
実は、こういったスリはクタではたくさんあります。本当にたくさんあります。
日中から夜にかけてクタの町は非常に混雑しており、スリするには格好のスポットになってます。スリとしても盗んだサイフの中にお金がないと意味がないため、ATMに入った人のサイフを中心に狙ってくるので注意が必要です!
- 夜にATMにはいかない。
- できれば空港である程度お金を下ろしておく。
- 斜め掛けバッグを前に掛ける。
これにより、ほとんど狙われる可能性は低くなります。後ろにバッグを装着していると、ナイフやカッターで切られて中身が奪われる可能性もあります。
今までは
「スリにあうなんて馬鹿馬鹿しい」
「ぜ~~ったいに盗られたら気づくだろ!」
と高を括っていた僕は、スリのうまさに驚愕しました。
実はスリは集団で行っており、ロンボク(バリの地名)などの田舎から、集団でスリの練習をして、たまにクタに出てきて盗みを働く「スリのプロ」です。
関心するほどの腕前ですので十分すぎるほどの警戒でいいです。
上の画像のものですが、常識的に考えて、落としません。というか、落としたら気づきます。
ヤンティとのバリの旅でスラれた時に思いました。「あの時も、スマホはスラれてたんだ」と・・・
夜一時以降はひったくりに注意
そして、あれだけ夜はうるさい町「クタ」も夜中になってくると静かになり、人もほとんどいなくなります。
ですので、夜一時から明け方に増えてくるのが「ひったくり」です。
「ひったくり」は基本的にバイクか、車で行われます。盗んだ相手が武井壮のような足の速い人であれば、ものを盗んで足で走って逃げるタイプのひったくりは失敗するからです。
ですので、鞄を盗んだ後、アクセルを踏むだけで一気に逃げることができる「バイクや車によるひったくり」と「空いている夜の道」は非常に相性がいいのです。
僕もバングラデシュではカバンをひったくられたことがありますが、その時も全く人がいない道でした。
そして、コワイのは斜め掛けバッグであろうが引きずってでも盗みにかかるので大けがします。そして、引っ張り合いになる可能性も高いです。
人間は人が多くても少なくても油断しますので、人が少なくても注意しましょう。
実際、僕もひったくられた際、引っ張り合いになった(反射的にそうなってしまった)のですが身体が吹っ飛び背中から手からいろいろと打ち付けられました。
たまたま、鞄の紐が切れたので大事には至らなかったのですが、切れていなければ引きずられて重傷になってた可能性が高いです。
ひったくりに会わないための注意点
ひったくりに会わないためには、荷物を持たないのが一番です。ホテルに荷物を置いて、現金だけを手に握っていくのがいいでしょう。
そして、カバンを使う場合も斜め掛けで前にカバンがくるようにしましょう。
- 夜一時以降から明け方にかけては外に出ない
- カバンは斜め掛けで前にカバンを設置
- ひったくられた時には怪我しないように引っ張り合いは避けてあきらめよう(残念だけど命のほうが大事ですしね。)
そしてクタと同様に人気の観光スポット「スミニャック」はレギャンのすぐ北側に位置します。
クタほど混雑している印象はないのですが、近くであるだけに治安はクタほど悪くないにせよ十分に警戒しておくべきだといえます。警察はクタではかなり警戒しているのですが、スミニャックでは少ないです。
マネーチェンジャー(両替)でのぼったくり・詐欺
その時にマネーチェンジャーへ行ったのですが、思いっきりぼったくられそうになりました。ぼったくりというよりかは詐欺に近いです。
その時の状況は、やたたとレートが良いマネーチェンジャー(通常は1円が120ルピアぐらいなのに対して、そのマネーチェンジャーは127円だった)だったので、ここでいいやと思ってやってもらいました。
その場所は少し奥まった場所で人目に付かないところにあります。
そこでお願いしたいのですが、お金を数えたふうに見せかけて、手元にどんどんお金を落としていたのです。これには全然気づかなかったのですが、友達が数えてみると全然足りてないことに気付き、その場で講義して、レートのお金を換金してもらいましたが、気づかなければ半分ほどぼったくられていました。
なので、マネーチェンジャーでは自分でしっかりとお金を数えてチェックしてくださいね。
これで安心や!バリ島でルピアの両替のやり方やおすすめATMまでまとめたで
物売りは徹底的に無視!
(写真はキンターマーニ火山近く。あいにくの天気だけど壮大です。)
で、クタやキンターマーニの、いわゆる観光スポットにはたくさんの物売りが存在しています。そして日本人を見つけるやいなやたくさん寄ってきて、買ってもらおうとします。
別に気に入ったものがあれば買ったらいいですが値段はめっちゃ高めの設定なので、無理に物売りから買わなくても無視して普通のお店で買ったほうが良いと思います。
インドネシア語で「買い物」値切りフレーズなど
バリ島の警察ほど信頼できないものはない
(サイフをスラれて落ち込んでいる人)
僕もスマホをスラれた際に、すぐに警察に「スマホを盗られた!」と言ったのですが、
答えは「I dont know !!!」とキレられる始末・・・
一人の警察でバリの警察全員を一般化するのは、無理があるのですが、犯罪にあったら泣き寝入りするのが通常ですね・・・
バリ島でのテロについて
外国人観光客が最も多く訪れるのがクタです。上の写真はクタの中心部のスカイガーデンの近くにあるもので2002年10月に起きたテロで犠牲になった方々のテロ慰霊碑です。
やはり、バリ島に行く際に真っ先に不安になる、気になるのは「テロ」のことではないでしょうか?
先ほどの写真のテロでは202名が亡くなっています。そのうちの2人は日本人でした。
そして2005年の10月1日にもクタとその近くのジンバランで3か所で同時多発テロが起きています。死者は23名です。テロリストの自爆テロなのでこの23名に含まれています。
犯人はイスラム過激派
この両方の事件に絡んでいるのが「ジェマ・イスラミア」というイスラム過激派だといわれています。
ちなみに2017年にジャカルタで起きたテロは「IS」の犯行です。
最近はISが勢力を伸ばしていますが、バリでの2件のテロに絡んでいた「ジェマ・イスラミア」はテロ事件の後に幹部などが逮捕されているのでそれからは勢力が弱まっているといわれています。
インドネシアのほとんどの方はイスラム教徒ですが、バリ島はヒンドゥー教の島です。ただ、実際にイスラム過激派が狙ってきていることは間違いないです。
イスラム教徒全員が誤解されてしまいがちですが、ほんの一部が偏った思考により多くの犠牲者を出してしまうことは残念です。
インドネシアの人口約90%の宗教「イスラム教」に迫る!
ラマダンがテロの危険が高まる時期?
イスラムには断食月があり、これをラマダンと呼びますが、この時期は一般的には危険な時期と言われています。
ただ、そんなことは誰も予想ができないわけで考えても仕方がないとことです。
時期が怖いのであればその時期を避けるのが良いと思いますが、個人的な意見としては多くの外国人が集まる観光スポットがターゲットとして狙われやすいので、注意を払うか近づかないようにするしかないと思います。
そして、実際にラマダンの時期には、2018年で言えばスラバヤでテロが起きました。
スラバヤのテロについて
ラマダンの時期には、ジャカルタでも以前にテロがありました。
じゃあ、バリ島は?
現地在住の人に聞けば一発でわかるんですが、2018年にテロ未遂は起こっているんです。
でも、一般向けに発表していないので、多くの日本人はそれを知らずにラマダン時期(2018 5月16日夕方に開始⇒6月14日夕方に終了)でも警戒心が薄いまま旅行に行く、という状況になっています。
だから、できれば今、旅行を考えている方はラマダンの時期は控えるようにしてください。
ハネを伸ばしてちょっと火遊びを。というのはやめておきましょう。
例えばクタのスカイガーデンに行けば、とてもセクシーなバリの女性がいます。調子に乗ってナンパしようと話しかければ「いくらで私を買うの?」と聞かれます。
これだったらまあ商売だからいいのですが、中には、一緒に飲もうと言ってお酒をおごってもらったのはいいけど、コッソリと睡眠薬を入れられて盗難に遭うケースもあります。(特に女性注意)
ビーチには日本語が話せるバリの人がいますが、これも危ないケースが多いと聞きます。優秀なジゴロでスルスルとお金を吸い取られてしまう可能性もあるので十分に注意してくださいね。
ウブドの治安は安全?
では、次にウブドを見ていきます。クタで財布を盗まれて落ち込んでいましたが、まだバリの旅は始まったばかり、ヤンティにお金を借りながら、キンタマーニに行き、その次にウブドに泊まることになりました。
キンタマーニには、クラクラバスというクタから出ている乗り合いバスに乗り、キンタマーニの近くで食事をとったりしましたが、治安は全く問題なく、危険性も感じることもありませんでした。やはり田舎であることは大きく犯罪が起きる雰囲気すら感じられません。
(キンタマーニを背景にレストランから写真撮影)
そして、その次に向かったのが「ウブド」です。
ウブドは僕自身大好きな場所で、バリに行くなら絶対に行ってほしいスポットでもあります。
ウブドは観光スポットとしてはかなり有名です。ここでウブドの特徴を見ておきましょう。
- 空港からかなり遠い
- クタのようにビーチがない
- 観光客の年齢層が少し高い
という理由で、クタほどの混雑もなく、クタとは正反対の場所といえます。
そして気になるウブドの治安ですが、かなり安全です。観光スポットですが犯罪が起こる話は聞かないですし、単純に犯罪の発生件数はクタよりも圧倒的に少ないです。
ですので、ウブドでは治安の問題は、ほぼほぼ考える必要はないと思っています。
ウブドの深い森、サルがたくさんいるモンキーフォレストでモンキーたちと触れ合い、すっかりスラれたことは忘れました。
そして、バリ島にカップルで行ったり、複数人で行くときに、「一人の人が全ての荷物を持つ」のは非常に危険です。
カップルでバリを訪れたとして、「財布、俺の鞄に入れな」と言って入れた途端盗まれて、2人ともお金もカードもないという状況になって2人とも大泣きという悲しいお話を聞いたこともあります。
同時に2人とも被害に遭うことはほとんどないですので、その点も頭に入れておいてください。
バリの危険を避け安全に楽しむための8つのポイント
意外に注意点が多いですがすべて合わせて8つのポイント!ここでバリ島に行く際に気を付けるべきポイントをまとめておきます。
- 夜にはATMにはいかない。(特にクタ)
- できれば空港である程度お金を下ろしておく。
- 斜め掛けバッグを前に掛ける。
- 夜一時以降から明け方にかけては外に出ない。
- カバンは斜め掛けで前にカバンを設置。
- 車などでひったくられた時には怪我しないようにあきらめよう。
- 荷物は一つにまとめず分散させる
- できれば海外保険に入っておく
常に持ち歩きたい緊急事態の時の緊急連絡先
これらのことを意識しておけば、まあ大丈夫でしょう。そしてもしものトラブルにも対応ができるように、もしもの時の連絡先を手帳などに書いておけば万全です。
-
- 住所:Jl. Raya Puputan No.170, Renon, Denpasar, Bali
- 電話番号:+62 03 6122 7628
- FAX:+62 03 6126 5066
- 開館時間:8:30~12:00、13:30~16:00
- 休館日:土、日、祝日
ホテルは口コミが見れるサイトで!
(ウブドで泊まったホテル、だいたい5000円ぐらいだったかな~)
そして、ホテルも場所によっては危険性の高い場所もあるのですが毎回アゴダでホテルは選んでいます。
口コミも見れて値段も他のサイトと比べても明らかに安いので、安さ・安全を両方ゲットできます。
在住者推薦!高級から格安まで!バリ島のおすすめホテル14選
バリ島での旅を安全にするための3つの準備
準備1.多少の言語は身に付けよう
そして、バリには日本語が話せる商人が多いのですが、できれば、自分でもある程度は意思疎通ができるようにやっておいた方がいいです。
旅行のガイドブックにも多少は言葉は載っていますが、まずはジャパネシアで無料で配っている指さしインドネシア語で勉強を始めてみてください。
準備2.バリに行く前には予防接種を!
バリで病気に感染する人は一定数います。それを防いでくれるのが予防接種です。
- デング熱(原因:蚊にさされる)
- マラリア(原因:蚊にさされる)
- A型肝炎(原因:食べ物、飲み物に当たる)
- 腸チフス(原因:食べ物、飲み物に当たる)
- アメーバ赤痢(原因:食べ物、飲み物に当たる)下痢・感染性胃腸炎(原因:食べ物、飲み物に当たる)
- 破傷風(原因:傷口からの感染)
- 狂犬病(犬などの動物に噛まれる)
まあ、他にもたくさんあるけど、お子さんを連れていくご家族は特に予防接種を受けておいたほうが良いね。
【病気対策】インドネシアへ旅行前にやるべき予防接種7選
準備3.病気になったら行くべきところをメモ!
狂犬病は絶対にヤバイ!
そして、バリを歩いていると、とっても犬が多いです。特にキンタマーニなどはたくさんの犬がいて、見ていると温厚なのですが、中には狂犬病の犬もおり、2008年にはなんと151人の狂犬病による死者を出しています。
その結果、バリ中の犬を殺すという処置をしていますが、まだ完全に狂犬病がバリ島からなくなったわけではないので、うかつに犬に近づかないようにはしておきましょう。
※バリ島には昔は狂犬病の犬はたくさんいたといわれていますが、今は減ってきています。ですが完全にいないわけではないですので十分に注意しておきましょう。
万が一犬にかまれてしまったら
そして万が一犬にかまれてしまった場合には、すぐに病院へ行ってほしいのですが、その場合にはBIMCという病院に行ってみてください。
そのまますぐにタクシーの運転手に下記の住所を見せるといいです。
クタ地区
住所: Jl. By Pass Ngurah Rai No.100X, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361
時間: 24 時間営業
電話: +62 361 761263
ヌサドゥア地区
住所: Kawasan ITDC Blok D, Benoa, Nusa Dua, Kabupaten Badung, Bali 80363
時間: 本日営業 · 24 時間営業
電話: +62 361 3000911
ちなみにモンキーフォレスト(ウブド地区)のサルにも狂犬病の疑いはかけられることもあるそうです。一応モンキーフォレスト側の調査の結果によると、狂犬病を持っているサルはいないとのことですが、あれだけサルがいるので全部完全に調査しているのかは疑問が残ります。あまりサルとは戯れすぎないようにもしたいですね。
狂犬病は何も「犬」だけじゃないですからね!他の動物との接触にも気を付けなければなりません。
自然災害にも注意しよう
バリ島では雨季になるとスコールが一気に降り注ぎます。雨が降るだけだと別にいいのですが、いたるところで洪水が起きて道が川のようになってしまうことは日常茶飯事です。
急激な水位の変化には十分に注意してほしいと思います。もしケガをしている場合などには感染症などのリスクも増えてしまいますのでその点も意識しておいてください。
火山の噴火について
インドネシアには活火山がいくつかあり、バリにもあります。実際に多くの死者を出していたり、噴火となると空港閉鎖にもなりますので、火山情報は旅行前にチェックしたほうが良いでしょう。
バリを楽しむことも忘れずにね!
バリ島はと~ても楽しい、でも、だからこそ、今回の注意点を頭の片隅にでも入れて置いていただければと思います。
今回、紹介したバリ島のおすすめ観光スポット「クタ」「スミニャック」「キンタマーニ」「ウブド」これらを治安の悪い順番にしてみると・・・
「クタ」>「スミニャック」>「ウブド」≧「キンタマーニ」
と言ったところでしょうか?ただ、クタにもサーフィンができたり、クラブで楽しめる魅力があるのも確かです。でも危険もいっぱい!
お土産もたくさんあるしね!
2024年最新|バリ島在住女子がオススメする人気のお土産36選
ですので、ぜひ今回のことを頭に入れておきましょう。
そして、入っておいたほうが良いのは海外保険。もしもの時を考えたら入っておいて間違いないです。お金で安全は買えるので、できる範囲の対策は取っておきましょう。
僕はバリで「タロ村」のエレファント・サファリパークで象を見たり、「ギアニャール」の田園風景を見ながらコーヒーを飲んだり、タナロットでケチャダンス(バリの伝統舞踊)を見たりしましたが、ここら辺に行こうと思ってる人、安心してください、安全です!
もしも「これからバリに行きたいんだけど、これってどうなの?」「おすすめのスポットは?」などなど聞きたいことがありましたら、知っている範囲でお答えしますのでぜひコメントをいただければと思います。
追記:賭博・ケンカ・麻薬は論外
そして、これは説明不要だとは思うのですが、賭博とかケンカ、麻薬なんてことは一切しないでくださいね。
賭博は確実にイカサマでぼられます。麻薬はバレると捕まるし、おとり捜査もやっているみたいなのでぜーったいに手を出さないで!
まとめ|人をしっかりと見ること
バリに浮かれている日本人は本当にたくさんいます。
そういったものがターゲットなることは理解できると思います。そしてジゴロも多いです、かといってすべての人を疑うことも間違いですので注意が必要です。
いろんなインドネシア人がいて戸惑うこともあると思いますが、ちゃんと意識してみれば危ないかどうかはわかるはずですよ。基本的にインドネシア人は良い人ばかり!
あるある!インドネシア人の女性と男性の特徴と性格12選
今年旅行に行くので、とても参考になりました!!
旅行は楽しみですが気をつけて行動すべき必要があると感じました。
旅行の時期が断食明けの大祭と丸かぶりしていて、インターネットで調べるとどこも避けた方がいいと書いてありました…
もし、その時期のバリ島に関してご存知であれば教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
ますけさま、ありがとうございます!
僕が答えるよりも実際にバリに住んでる人の意見の方が参考になると思いますのでバリ在住のアヤさんに聞いてみました!
「バリ島自体は「ヒンドゥー教」ですので、 イスラム教のセレモニーに関しては、 そこまでナイーブになる必要はないかと思います。
ヒンドゥー教は断食もありません。
ですが、 もちろんインドネシアの他の島からバリ島へ働きに来ているイスラ ム教徒の方もいらっしゃいます。
そのようなイスラム教徒は、ラマダン・ レバランの時期はご自身の島に里帰りをされる方が多いようです。
それとは逆に、長期のお休みということもあり、 インドネシアの他の島からバカンスに来るインドネシア人がたく さんいます!
なので、いつも以上に渋滞とかには気をつけて下さい。
また、インドネシア人は船で車を運んでバリに来る人もいます。
土地勘のない、インドネシアの他の島から来る人の運転は結構危な っかしいです。(これは日本でも同じですよね。)
そのことも踏まえると、観光もタクシーではなく、 信頼できるガイドさんつける方が安心です!
渋滞の情報とか、 時間の感覚とかわかるプロのガイドにお願いする方が、 断然楽しめるかと思います。
あと、大使館がクローズしてる可能性があるので、 パスポートとかの紛失・ 事件事故に巻き込まれないようにはくれぐれも気を付けください。
そして、 旅行に行かれる前には大使館のインフォメーションにあるから気を 付けてチェックしておく方がいいです。
デモなどがある際はこちらに情報が投稿されます!
>>在デンパサール日本国総領事館
記事にも記載していますが、 情報を知らずに行くことが一番危ないです。
普段でも携帯電話や財布のスリ、 タクシーで高額の金額を請求されるなどは起こっています。
特に日本人=お金持ちというイメージがあり狙われやすいので、 十分にお気をつけください。
繁華街など夜間で一人で出歩くこと(特に女性) もお気を付け下さいね。
しっかりと情報を知っていけば、 安全で楽しい旅になるかと思います。
楽しみにしている旅行でどうしても気を緩めてしまいますが、 違う国に来ていることは常に念頭に置いておいてくださいね。
その他、質問などあれば遠慮なくどうぞ~!」
とのことです。
ぜひ参考になさってくださいね!