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インドネシア語の「-nya」の意味と使い方を例文で学ぶ

インドネシア語でよく出てくる語で特徴的なのは、「yang」、そしてもう一つが「nya」だね!
TAIKI
あ、確かによく聞くね。

あの単語の後ろにくっついてる「-nya」でしょ?

そうそう、インドネシア人、よく「ニャ」って言ってるでしょ?
TAIKI
うんうん、でもあんまりどんな意味を持つかわかんないんだよな~。
よし!じゃあ、今日は「nya」について徹底的に教えてやろう!

「nya」ってにゃんだ!

nyaはとにかくたくさんの使い方があって、インドネシア語を勉強していけばたくさん出くわすことになるからね~。

知る前は何かわかんないけど、知ってしまえば簡単!だから怖がる必要なし!

nyaは単語の後ろにつくといいましたが、それぞれ用法などが違います。

「nya」が持つ意味
  1. 名詞+nya = dia(彼、彼女)という意味になる
  2. 名詞+nya = (itu =その~)という意味になる
  3. 形容詞+nya = 名詞になる
  4. 動詞+nya = 名詞になる
  5. 前置詞+nya=dia(彼、彼女) / itu(それ、その) / ini(これ、この)
  6. ber動詞・me動詞+nya
  7. 特別な用法
  8. nyaが特定の言葉の一部になる場合
ざっと挙げてこの5つ!

正直あんまりピンとこないと思うけど、実際にヤンティの音声を聞いて、一つ一つ細かい用法を見ていけば理解できるぜ!

名詞+nya=dia(彼、彼女)の意味になる

nyaが名詞の後ろについた場合には、彼の、彼女のという意味になります。

彼、彼女はdiaという単語なので、これが名詞の後につけばnyaに代わることがあるということです。

言葉で説明していてもわかりにくいので早速例文を使って説明するよ!

※diaは彼、彼女、2つの意味を持っていますが例文ではすべて「彼」と訳しています。

ヤンティ

Buku dia ada di dalam tas.

の本はカバンの中にあります。

  • buku(本)
  • ada(ある)
  • dalam(~の中に)
  • tas(カバン)
ヤンティ

Bukunya ada di dalam tas.

の本はカバンの中にあります。(さっきの文章と同じ意味)

  • bukunya(本)※buku(本)+nya=dia(彼、彼女)
  • ada(ある)
  • dalam(~の中に)
  • tas(カバン)
ヤンティ

Saya pergi ke sekolah dia.

私はの学校に行きました。

  • saya(私)
  • pergi(行く)
  • ke~(~へ)
  • sekolah(学校)
  • dia(彼、彼女)
ヤンティ

Saya pergi ke sekolahnya.

私は彼の学校に行きました。(上文と同じ意味)

  • saya(私)
  • pergi(行く)
  • ke~(~へ)
  • sekolahnya(彼の学校)sekolah(学校)+dia(彼、彼女)
見ての通り、dia⇒nyaに代わってるでしょ?
TAIKI
ほんとだ!
「名詞+dia」よりも「名詞+nya」にしたほうが言いやすいし、日常会話では基本的にnyaの方がよくつかわれるよ!

名詞+nya=itu(それ、その)ini(これ、この)の意味

先ほどはdiaという意味を持つといったけど、itu(それ、その)ini(これ、この)の意味も、名詞の後のnyaは持ってるよ!
「nya」が持つ意味
  1. dia(彼、彼女)
  2. itu(それ、その)
  3. ini(これ、この)
ここまではOK?
TAIKI
完璧!
じゃあ、次は名詞+nya=itu(それ、その)ini(これ、この)の意味を持つ場合を見ていこう!
ヤンティ

Saya minum kopi itu.

私はそのコーヒーを飲みます。

  • saya(私)
  • minum(飲む)
  • kopi(コーヒー)
  • itu(それ、その)
ヤンティ

Saya minum kopinya.

私はそのコーヒーを飲みます。(上文と同じ意味)

  • saya(私)
  • minum(飲む)
  • kopinya(そのコーヒー)kopi(コーヒー)+itu(それ、その)
ヤンティ

Pesta itu sangat besar.

そのパーティーはとても大きい。

  • pesta(パーティー)
  • itu(それ、その)
  • sangat(とても、非常に)
  • besar(大きい)
ヤンティ

Pestanya sangat besar.

その(この)パーティーはとても大きい。(上文と同じ意味)

  • pesta(パーティー)+nya=itu(それ、その)、ini(これ、この)
  • sangat(とても、非常に)
  • besar(大きい)
ここまでで、nyaはdia(彼の)とかitu(その)とかini(これ)といった意味を持つのだな~と理解できたね!
TAIKI
オッケーラ!
ここまでが基本形!

次からちょっと難しくなるけど、しっかり見ていけば問題ないから安心しな!

「形容詞+nya」=「名詞」になる

TAIKI
形容詞って日本語で言うと「美しい」といとか「細い」とかだよね。
そうそう、美しい「花」と言うように、名詞の詳しい説明をしてくれるのが形容詞
TAIKI
で、この形容詞が名詞になっちゃうってわけか・・・
日本語でも、形容詞の「美しい」が「美しさ」という名詞になることってあるよね。それがインドネシア語ではnyaをつけると同じことが起きるんだよ!
TAIKI
おー、なるほどね!
ヤンティ

Orang itu besar seperti pemain Sumo.

その人はお相撲さんのように大きいです。

  • orang(人)
  • besar(大きい)
  • seperti(~のように)
  • pemain(プレイヤー、選手)※原型:main(遊ぶ)に「接頭辞pe~」が付くと「~する人」の意味になります。
ヤンティ

Orang itu besarnya sama dengan pemain Sumo.

その人の大きは相撲のプレイヤーと同じです。

  • orang(人)
  • besarnya(大きさ)※besar(大きい)
  • sama:同じ
  • dengan~:~と
  • pemain(プレイヤー、選手)※原型:main(遊ぶ)に「接頭辞pe~」が付くと「~する人」の意味になります。
besar(大きい)がbesarnya(大きさ)に、つまり、形容詞が名詞になってるね!
TAIKI
そういうことか!
ヤンティ

Taiki pintarnya melebihi orang Indonesia.

タイキの賢さはインドネシア人を上回ります。

  • pintarnya(賢さ)※原型:pintar(賢い)
  • melebihi(上回る)
  • orang Indonesia(インドネシア人)
ヤンティ

Kepintaran Taiki melebihi orang Indonesia.

タイキの賢さはインドネシア人を上回ります。

  • kepintaran(賢さ)※原型:pintar(賢い)「共接辞ke-an」が付くと名詞になります。
  • melebihi(上回る)
  • orang Indonesia(インドネシア人)
TAIKI
形容詞が「nya」がついたり、「共接辞ke-an」がついたり、いろんな方法で名詞になるんだね。
じゃあ最後に少し難しい文章に触れてこの章は終わりしよう!
ヤンティ

Kenaikan nilai mata uang dollar mempengaruhi mahalnya harga barang di Indonesia.

ドルの価値の上昇は、インドネシアの物価の高さに影響します。

  • kenaikan(上昇)※原型:naik(上がる)
  • nilai(評価・価値)
  • mata uang(通貨)※mata(目)、uang(お金)
  • mempengaruhi(影響する)
  • mahalnya(「値段の」高さ)※原型:mahal(高い)
  • harga barang(物価)※harga(価格)、barang(物)

「動詞+nya」⇒「名詞になる」

通常の動詞も「nya」がつくことによって名詞の働きになる!

日本語で言えば「彼は走る」というのが「彼の走り」になると名詞になるよね。そんな感じだよ!

ヤンティ

Bis itu berangkat pada jam 10 tepat.

そのバスはちょうど10時に出発します

  • bis(バス)
  • itu(それ、その)
  • berangkat(出発する)
  • jam 10(10時)※10=sepuluh
  • tepat(ちょうど)
ヤンティ

Bis itu berangkatnya pada jam 10 tepat.

そのバスの出発は10時ちょうどです。

  • bis(バス)
  • itu(それ、その)
  • berangkat(出発する)
  • jam 10(10時)※10=sepuluh
  • tepat(ちょうど)
TAIKI
あ、確かに名詞になってるね!
ヤンティ

Aku menunggu datangnya teman di Sapporo.

私は友達の来訪を札幌で待っています。

  • aku(私)
  • menunggu(待つ)
  • datangnya(来ること、来訪)※原型:datang(来る)
  • teman(友達)
  • di~(~で、~に)
ヤンティ

Tahunya dari siapa ?

知ったのはだれから?

  • tahunya(知ったこと)※原型:tahu(知る)
  • dari~(~から)
  • siapa(誰)
ヤンティ

Ada tidaknya rambut tidak akan menjadi masalah yang besar.

髪の毛のあるかなしかは、大きな問題にならないでしょう。

  • ada(ある、いる)
  • tidak~(~ない)
  • rambut(髪の毛)
  • menjadi~(~になる)
  • masalah(問題)
  • yang(関係代名詞)
  • besar(大きい)
少しひねったけど、tahunyaもtidaknyaもこれも名詞のような働きをしてるんだよ!

前置詞の前のnya

前置詞の前にもnyaが表れる。dengan diaなどはdenganyaという形なるということだよ!簡単だから確認していこう!
ヤンティ

Yanti adalah orang terhormat, jadi orang orang harus memberi salam kepadanya.

ヤンティは高貴な人です、だから人々は挨拶を彼女にしなければなりません。

  • adalah~(~である)
  • orang(人)
  • terhormat(高貴な)
  • jadi(だから)
  • orang orang(人々)※名詞を2回繰り返すと複数を表します。orang(人)
  • harus~(~しなければならない)
  • memberi(与える)
  • salam(あいさつ)
  • kepada~(~に、~へ)
ヤンティ

Saya pergi ke sekolah untuk berbicara dengan TAIKI tetapi tidak bisa bertemu denganya.

私はタイキと話すために学校に行きました、しかし彼と会うことができませんでした。

  • pergi(行く)
  • untuk~(~のために)
  • berbicara(話す)
  • tetapi(しかし)
  • bisa(できる)
  • bertemu(会う)

(ber動詞・me動詞)+nya

ber動詞、me動詞にもnyaが付くんだよ!
TAIKI
え?そうなんだ!
まあ、これは例文を見たほうが早いわ!
ヤンティ

Saya bertemunya di kebun binatang.

私は彼と動物園で会った。

  • bertemu(会う)
  • kebun binatang(動物園)※kebun(庭)、binatang(動物)
bertemunya=bertemu dengan nyaって感じで、前置詞の意味まで含まれるんだよ!
TAIKI
なるほど!カンタンカンタン!
じゃあ次も見ていこう!
ヤンティ

Buku ini sudah kotor karena saya setiap hari membacanya.

この本はすでに汚いです。なぜなら毎日私が本を読んだからです。

  • buku(本)
  • ini(これ、この)
  • sudah(すでに)
  • kotor(汚い)
  • karena~(なぜなら~なので)
  • setiap hari(毎日)
  • membacanya=membaca buku
この場合のnyaはbukuのことを指しているんだよ。こういうのもあるんだ!

受身の形にも付く

受身の形については分からない人もいるかもね。

でも、ここで学んどかないとね~!

インドネシア語ではbacaが読む、dibacaで読まれる、diがつくと受身になるので頭に入れておこう!
ヤンティ

Film ini ditontonnya waktu Lena masih kecil.

この映画はレイナが小さい時に見られました。

  • film(映画)
  • ditonton(観られる)※原型:tonton(観る)
この場合のnyaはレイナのことを表してるよ!
TAIKI
レイナによって観られたってことか。
ヤンティ

Foto ini diambilnya di monas waktu Taiki datang ke Indonesia.

この写真はタイキがインドネシアに来た時にモナスで撮られました。

  • diambilnya(撮られる)※原型:ambil=撮る
  • monas(モナス=国家独立記念塔の名前)
  • waktu~(~の時)
  • datang ke~(~へ来る)
diambilnyaのnyaはTaikiのことを表してるよ!
ヤンティ

Karena Yanti suka buku HARRY POTTER , jadi dibacanya tiga kali.

ヤンティはハリーポッターが好きなので、ヤンティに3回読まれました。

  • karena~(~なので)
  • jadi(だから)
  • dibaca(読まれる)
  • tiga(数字の3)
  • ~kali(~回)
dibacanyaのnyaはYanti様を表してるよ!
TAIKI
自分で「様」っていうな!

会話で使われるnyaは「強調」を表す

インドネシア人と会話すると、ものすごいnyaを使ってるよね?
TAIKI
うん!

でもその時の「nya」があんまり意味が分かんないだけど・・・

たしかにdiaとかituなどの意味を持っていることもあるけど、多くの場合は訳することができない「強調」の意味で使われてるんだよ。
TAIKI
ん?強調?
これは、例文を元に見ていこう!
ヤンティ

Nama Anda siapa ? 

あなたの名前は何ですか?

  • nama(名前)
  • Anda(あなた)
  • siapa(誰)
これは普通の文章だね!

ただ、名前を強調したいとき、この文章にnyaを入れることもあるんだ!

ヤンティ

Anda, namanya siapa ? 

あなた、名前は何?

  • Anda(あなた)
  • nama(名前)
  • siapa(誰)
nyaには特に意味はない、

でもより「名前(あなたの限定)を聞きたいんだ~」と言ったニュアンスになるんだよ!

ヤンティ

Rumah Anda di mana ?

あなたの家はどこですか?

  • rumah(家)
  • Anda(あなた)
  • di mana(どこに)
これもふつうの文章だけどnyaを入れてみると・・・
ヤンティ

Anda, rumahnya di mana ?

あなた、家はどこなの?

  • Anda(あなた)
  • rumah(家)
  • di mana(どこに)
家って言えば=rumah

あなたの家って限定してる、つまり強調してるからrumahnyaになるんだよ!

TAIKI
そういうことか!
ほんのちょっとしたニュアンスの違いで、強調に気付かなくても会話としては問題ないけど、これをマスターして実際に使いこなすことでよりネイティブに近づけるから例文を見て感覚をつかんでね!
ヤンティ

Tinggi saya kira kira 150 cm.

私の身長は約150cmです。

  • tinggi(身長、高さ)
  • saya(私)
  • kira kira(約、およそ)
ヤンティ

Saya, tingginya kira kira 150 cm.

私、身長は約150cmです。

ヤンティ

Kamu datang ke sini jam berapa ? 

あなたは何時に来ますか?

  • datang(来る)
  • kesini(ここへ)
  • jam berapa(何時)
ヤンティ

Kamu datangnya kesini jam berapa ? 

あなたが来るのは何時ですか?

TAIKI
これは何度もインドネシア人と会話してみて、頭で覚えるよりも身体で覚えたほうが良いかもね!

nyaが特定の言葉の一部になる場合

そして、最後に、よく使われるnyaを伴う言葉を紹介!

もうこれは頭に入れるしかないので、ヤンティの声を何度も聞きながら覚えてみて!

覚えるのはこの6つ!
  1. Biasanya (普通は)
  2. Kelihatannya (~のようだ)
  3. Misalnya (たとえば)
  4. Pada dasarnya (基本的に)
  5. Sebenarnya/sebetulnya ( 実は、本当は)
  6. Pokoknya (とにかく、要するに)
とりあえず、覚えておいたほうが良いこの6つ、例文と一緒に学んでいきましょう!
ヤンティ

Biasanya saya bangun pada pukul setengah delapan.

普通、私は7時30分に起きます。

  • bangun(起きる)
  • ~pukul(~時)jamとまったく同じ意味です
  • pukul setengah delapan(7時半)
もう迷わない!インドネシア語の時間表記の表し方と言い方!
ヤンティ

Kelihatannya Yanti sedang memasak makanan.

ヤンティは料理しているようだ

  • sedang(~している)
  • memasak(料理する)
  • makanan(食べ物)
ヤンティ

Saya suka makanan Indonesia misalnya, nasi goreng, gado gado, sate ayam dan lain lain.

私はインドネシア料理が好きです、たとえば、ナシゴレン・ガドガド・サテアヤムなどです。

  • saya(私)
  • suka(好き)
  • makanan(食べ物)
  • nasi goreng(ナシゴレン)
  • gado gado(ガドガド)※いろいろ混ざった料理
  • sate ayam(サテアヤム)※インドネシアの焼き鳥
  • dan lain lain(~など)
ヤンティ

Pada dasarnya masalahnya tidak begitu sulit ya.

基本的にはその問題はそれほど難しくない。

  • masalahnya(その問題)※masalah(問題)+nya=itu(それ、その)
  • tidak begitu(それほど~でない)
  • sulit(難しい)
ヤンティ

Sebenarnya dia suka makan roti bakar.

実は彼はロティバカールが好きです。

  • roti bakar(焼いたパンのインドネシア料理)※roti(パン)、bakar(焼く)
ヤンティ

Pokoknya, saya suka kamu.

要するに私はあなたがすきなの。

  • suka(好き)
  • kamu(君)
TAIKI
誰か好きな人いんの?
ngak tahu!!(知らん!!)

まとめ

nyaっていうのはいろんな用法があるのが分かっていただけたと思います。

僕もこの記事を書いてて、ああ、そうだったな~と思いだしたりしましたが、何度も文章に触れることで、自然と使い方や訳し方は慣れてきますのでいろんなnyaに触れて、分からなかったらまたこの記事で確認していただければと思います。

そんなに心配しなくてもnyaんとかニャる!!
TAIKI
そんなにそのダジャレ気に入ってんの?

より詳しくnyaを学びたい場合はこちらの記事も読んでみてください。

謎の-Nyaが分かればあなたはもっとネイティブに近づく

13 COMMENTS

柴山 誠史

初めまして。楽しく勉強させていただいてます。早速ですが質問です。
pukul setengah delapan(7時半)
とありますがこれは間違いありませんか?8時半かと思ったのですが、それは間違いですか?

返信する
TAIKI

こんにちは!
ありがとうございます。

日本人的な感覚だと8時半ですよね?
でも

pukul setengah delapanは7時半ですので注意しましょう。

setengahがつくと一つ数字が少なくなります。(時間の場合)

返信する
Hari

どうも、初めまして。
時々JAPANESIAに出させてもらっています、ハリです。

Pukul setengah delapan をインドネシア語の数字で表すと、タイキが書いたような 7:30ですね。

日本語の考え方は、7:30というのは、7時という時点から30分過ぎているということに対して、インドネシア語の考え方は、8時になるまで後30分ということだと思います。

日本語を勉強してから、私もたまに間違えたりします。
では、では ^^;

返信する
アオキ

こんにちは。いつも痒いところに手が届く…説明ありがとうございます。奥深いnya…動画を見直したら…これもnyaが特定の言葉の一部になるのかと思いましたが…どうですか?
rasanya sebelumnya tanya mohon bantuannya sebaiknya katanya….

返信する
Hari

アオキさん、
どうも。初めまして。ハリと申します。

Nya は難しいですね。確かにその通りです。Nya は、その前に出ている単語や人称などを指したりしますね。

まず、Tanya に関しては、これは一つの単語で、Ta + nya という訳ではないです。Tanya は「質問する、尋ねる」という意味ですね。

例文を見ながら、一つずつ見ていきましょう。

Rasanya の意味はおそらく2つのことを指していて、「食べ物の味」という意味のRasaと「気持ち」という意味のRasaだと思います。

「食べ物の味」という意味のRasaの場合、Nyaは話されている食べ物のことを指しています。例文を見てみましょう。

お寿司を初めて食べてみたインドネシア人に食べたお寿司の味を聞いた場面:

※ Rasanya bagaimana? Enak ya?
味はどうですか。美味しい?
Rasa (お寿司)bagaimana? Enak ya? という感じですね。

次に、「気持ち」ということを指すRasanyaは、まず例文を見てみましょう。

※ Rasanya saya pernah lihat orang itu.
あの人を見たことがあるような気がする。

このNyaは、何を指しているのか、私にも分からないですね ^^;
インドネシア人もこのRasanya をRasa+nyaというよりは、一つの単語として認識していると思います。

Sebelumnya のNyaはその前の事柄を指していると思います。例文を見てみましょう。

※ Ayo kita makan. Tapi sebelumnya kita berdoa dulu.
さあ、食べましょう。しかし、その前にお祈りしましょう。
Ayo kita makan. Tapi sebelum (makan) kita berdoa dulu.

子の場合のNyaは、その前に出ている「Makan」を指していますね。

Mohon bantuannyaは、上記と違って、このNyaは話の相手を指していると思います。

何かの仕事を頼んで、その仕事をやってくれるAさんに「お願いしますね」という意味のMohon bantuannya を言う場合、Bantuannya のNyaはAさんを指していると思います。

Sebaiknya は、大体何をを進める時、アドバイスをする時に使うことばです。例えば、Aさんは自分の頭がすごく痛いということ言い、それに対してBさんは病院に行くようにと進める場合、Nyaは、頭が痛いというAさんの悩みを指していると思います。例文を見てみましょう。

A : Kepala saya sakit sekali. (頭がすごく痛い)
B : Sebaiknya kamu pergi ke rumah sakit. (病院へ行った方がいいです。)

「Kepala sakit sekali ということに対していいこと(Baik)は、病院へ行くこと(pergi ke rumah sakit)ということだよ」という解釈ができると思います。

最後に、Katanya は伝聞を表す「~そうです」という一つの単語として覚えた方がよさそうですね。

※ Katanya dia sudah menikah ya?
彼は結婚しているそうですね。

Katanya のNyaは「Dia sudah menikah」を言った誰かを指していると思います。

このように、Nyaは文脈の中で色んなことを指していますが、Nyaはやはり文脈と一緒に覚えた方が楽だと思います。

頑張りましょう^^

返信する
アオキ

ハリさん…ありがとうございます‼︎ 私の何気ない問いかけに…こんなに丁寧な説明をして頂き感謝です‼︎ きっと、こうかな〜と…何となく理解していたことがスッキリしました。動画の分解の文書で確認して、納得出来ました。
sebelum itu とsebelemnyaが、同じなんですね〜(^^;;
ジャパネシアの皆様の熱心な指導のお陰で、頑張れます‼︎

返信する
Hari

アオキさん、
よかったです。こちらこそいつもJAPANESIAを読んでいただいて、ありがとうございます。是非また遊びに来てください ^^d

返信する
わん

はじめまして。最近インドネシア語を勉強し始めたのですが、とてもわかりやすく参考にさせていただいております。

一点質問です。
形容詞+nyaで名詞になる場合、
普通の語順だと、
名詞 + 修飾語になると思いますが、
形容詞+nyaの場合はそうはならないのでしょうか。

例文の Taiki pintarnya は
pintarnya Taiki にはなりませんか?
元の形容詞やあった位置にそのままnyaをつけるというイメージでしょうか?
もしそういうルールの場合は
mahalnya harga barang di indonesiaは
harga barang di indonesia mahalnya(インドネシアの物価は高いのmahalの位置にnyaをつける) にはならないのでしょうか?
ご回答いただけますと助かります。

ご回答よろしくお願いします。

返信する
Hari Setiawan

わんさん、どうも初めまして。ジャパネシアのハリです。コメントをありがとうございます。

まず、取り上げた例文は完成したものじゃないようなので、文脈で考えるのは難しいなと思います。

そして、Taiki Pintarnya というのは文章の場合どのような文章になるのかをご教示いただければ、解説もやりやすくなると思います。「Taiki Pintarnya」は「Pintarnya Taiki」という語順にはなれますが、まず、「Taiki Pintarnya」はどのような文章にあるのかを知りたいです。その文章での配置によって語順の変更が難しい場合もあります。

「Pintarnya Taiki」を文章に置いてみると、このような例文が考えられます。

■ Pintarnya Taiki melebihin Albert Einstein.
タイキの賢さはアルベルト・アインシュタインを超えている。

次に、この文章のチャンクですが、「Mahalnya harga barang di indonesia」または、「harga barang di indonesia mahalnya」も上記と同じで、完成した文章で提示していただきたかったです。

「Mahalnya harga barang di indonesia」の場合は、考えられる例文は以下のようです。

■ Mahalnya harga barang di indonesia membuat orang-orang sakit kepala.
インドネシアの物価が人々の頭を痛くする。
インドネシアの物価が人々を悩ませる。

上記の例文で考えると、「harga barang di indonesia mahalnya」の語順は難しくなります。

という解説ですが、いかがでしょうか。やっぱりピンと来ない場合は、教えてください。よろしくお願いします。

返信する
わん

早速のご返信大変ありがとうございます。
例に挙げたものですが、このページのヤンティさんとタイキさんの会話の中で出てきた例文を取り上げさせていただきました。
分かりづらく申し訳ありません。
Taiki pintarnya melebihi orang Indonesia.
これが、普通の修飾の語順だと
Pintarnya Taiki melebihi orang lndonesiaだと思うのですが、
nyaをつけた名詞の時は例外になるのか、と思い質問した次第です。

よろしくお願いいたします。

返信する
Hari Setiawan

わんさん、例文は記事からだったのですね。失礼しました。

そして、2つの例文から分かったのは、Nya の役割が違うことです。

「Taiki pintarnya melebihi orang Indonesia.」の場合は、日本語にすると「タイキは、賢さがインドネシア人を超えている。」という訳になるかと思いますので、名詞化の問題じゃなくなると思います。Nyaでマークされている部分は文章の話題になると思います。つまり「タイキ」の一部である「Pintar」を話題にするということです。以下の例文と同じだと思います。

■ Tokyo penduduknya banyak sekali.
東京は人口がとても多い。

上記も「Tokyo」の一部である「Penduduk」を話題にした文章です。

そして、以下の例文ですが、

「Pintarnya Taiki melebihi orang lndonesia」

のNyaは所有を表すNyaになっているかと思いますので、「Pintarnya Taiki」というのは「タイキの賢さ」という訳に当たるかなと思います。

構文上では上記のようなものが見られますが、意味的には似ていると思いますので、どっちを使っても同じことを表せると思います。

返信する
わん

ご丁寧に回答いただき大変ありがとうございます。
大変よく分かりました!
タイキは、賢さが、と二重で主語になっているようなニュアンスなんですね。

引き続き貴サイトを活用し勉強を進めていきたいと思います。
ありがとうございました!

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