
ヤンティ!よく自動詞とか他動詞って聞くんだけど、あれってどういう意味なの?

お前そんなことも知らずにインドネシア語を勉強してたのかい!?

ごめん、、、全然分からんのです・・・

このオタンコナス!まあ、そんなにむずかしいことじゃないから説明してあげるよ!

はーー・・・お願いします・・・
でも、なんで自動詞と他動詞が分からないといけないの?

ぶっちゃけ、なんで、自動詞と他動詞なんて面倒なこと勉強しなきゃいけないの?

たとえば、日本語で、「私は木からリンゴを落ちる」とか「私は重いものを持ちあがる」とか、なんか違和感ない?

そりゃそうでしょ!「木からリンゴを落とす」だし、「持ち上げる」でしょ!

そう、自動詞と他動詞の使い方を間違うとこういった間違いが起こる!もちろん、これはインドネシア語でも一緒!

ほほう、なるほど!

それで、他動詞をしっかりと理解できれば「受動態」のマスターも簡単になる!これはまあ、別の時に話するけどね~
自動詞と他動詞の違い

自動詞と他動詞の違いは、つまり・・・
- 自動詞=自分ひとりで完結する
- 他動詞=対象に影響を及ぼす

それじゃあ、分かりにくいよ!

そう言うと思って日本語の自動詞と他動詞の違いを用意したからさっそく見てみよう!
日本語の他動詞
- 読む
- 見る
- 叩く
- 落とす
- 上げる
- 下げる
- 書く
日本語の自動詞
- 座る
- 立つ
- 寝る
- 落ちる
- 変わる
- 上がる
- 下がる
MEMO
違いは(~を)を付けれるかどうか?(~を)が付くのが他動詞で、(~を)が付かないのが自動詞です。
(~を)の(~)の部分が目的語と呼ばれるものです。
例:「私は本を読む」だと、他動詞=「読む」で、目的語は「本」です。

(~を)で見分けるのも大事だけど、次のことを頭でイメージできればなおBAIK(グッド)!
他動詞のイメージ
他動詞
- (~を)読む
- (~を)見る
- (~を)叩く
- (~を)落とす
- (~を)上げる
- (~を)下げる
- (~を)書く
自動詞のイメージ
自動詞
- 座る
- 立つ
- 寝る
- 落ちる
- 変わる
- 上がる
- 下がる
MEMO
※(~を)が付かないのが自動詞です。主語によって対象に影響がなく、一人っきりで完結してしまうのが自動詞です。
なるほど、なんとなくイメージできた!

それならOK!完璧に理解しようとしないで、イメージで理解できてれば問題なし!

OK、日本語では(~を)って付くかどうかで自動詞か他動詞かわかるけど、次にインドネシア語だったらどうなるの?

オッケーラ!じゃあ、次にインドネシア語の自動詞と他動詞を見ていこう!
(中級者向け)インドネシア語の自動詞と他動詞の見分け方

もちろん、例外があるんだけど、基本的には見分け方はこれだけ!
- me動詞⇒他動詞
- ber動詞と単純動詞⇒自動詞
ね、簡単でしょ!

おお!余裕じゃん!え?単純動詞って?

単純動詞は「pergi」とか「pulang」とかmeもberもつかない動詞のことね。

な、なるほど!
- me動詞⇒他動詞
- ber動詞⇒自動詞
- 単純動詞⇒自動詞
ってことだね!

そうそう!オマエの割に理解が早いジャーン!

でも、まだよくわかってないぞ。聞いたことあるぐらいで。

たぶん、Me-動詞をまだやってない人もいると思うから、ここではそんなに気にしなくてOK、なんとなく頭に入れておけばいい。もうだいたい理解してる人や復習をやってる人は以下の記事を読んでみて。
でね、このberとmeによって自動詞と他動詞に分かれる例を挙げるからチェックしてみて!
原型:ubah(変わる)
- berubah(変化する)
- mengubah(~を変える)
原型:tambah(足す、追加する )
- bertambah(増える)
- menambah(~を増やす)

え~~!!原型が一緒なのに、meが付くか、berが付くかで自動詞か他動詞か変わっちゃうの?

でも、これは日本語でも一緒!「上がる」って単語は自動詞だけど「上げる」ってのは他動詞!「上げる」=「(~を)上げる」だからね。これは日本語でもインドネシア語でも一緒のことなんだよ!
まとめ

自動詞と他動詞、目的語を取るかどうかって話なんだけど、簡単に言えば、me動詞⇒他動詞、ber動詞⇒自動詞、例外ももちろんあるけどこれだけを覚えておけばオッケーラ!

分かった!

それさえ頭に入っていれば、今後の学習は効果的に進めることができるからな。
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長年インドネシア語に携わってきて、現在、仕事でジャカルタにおりますが現地ではなかなか いまだに BINGUNG な時があり、やはり基本的な文法はとても大切と再認識し、一から学習しなおしたくて見つけたサイトがここでした。非常にわかりやすく、楽しくて、丁寧で、助かっています。ありがとうございます。
Michan様!ありがとうございます。
そうですね!特にインドネシア語はbingungなところが多いと思いますが、そういった「あやふや」な部分を少しでもジャパネシアが解決できればと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします!!