ジャパネシアでも今まで受動態は紹介したことがあるし。
全然、受け身っぽくない文章が「この文章はインドネシア語では受け身です!」と教えられたりするもんね。
外国語を勉強する時、最初に手掛かりとして使われるのがおそらく学習者の母語だと思います。ここで、まず日本語の受身形にどのようなものがあるのかちょっと説明させてもらいます。これはあくまでも日本語学習者としての私、Hariの見方です。いくつかの日本語学習サイトを参考にし、まとめています。違う部分や気になることがあったら、是非コメントをください。
- 直接受け身
- 間接受け身
- 持ち主の受け身
例文見ながら一つ一つ見ていこう!
基本的な受け身
1.直接受け身
Iwan dipukul (oleh) Budi.
IwanはBudiにたたかれた。
- dipukul(たたかれる)※原型:pukul(たたく)に接頭辞Di-がついて受け身になっています。
Iwan ditendang (oleh) Budi.
IwanはBudiに蹴られた。
- ditendang(蹴られる)※原型:tendang(キック、蹴り)に接頭辞di-がついて受け身になっています。
Iwan dipuji (oleh) Budi.
IwanはBudiに褒められた。
- dipuji(褒められる)※原型:puji(褒める)に接頭辞Di-がついて受け身になっています。
2.間接受身
Di restoran, karena orang sebelah merokok, saya jadi tidak bisa makan dengan tenang.
レストランで隣の人にタバコを吸われて、ゆっくり食べられなくなった。
- di~(~で、~に)
- restoran(レストラン)
- karena~(~なので、~して)
- orang sebelah(隣人、隣の人)※orang(人)sebelah(隣)
- merokok(タバコを吸う)
- jadi~(~になる)
- tidak bisa~(~できない)
- makan(食べる)
- dengan tenang(ゆっくりと、落ち着いて)
Karena di depan rumah dibangun gedung, laut jadi tidak kelihatan.
家の前にビルが建てられて、海が見えなくなった。
- karena~(~なので、~して)
- di~(~に、~で)
- depan(前)
- rumah(家)
- dibangun(建てられる)※原型:bangun(建てる)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- gedung(ビル)
- laut(海)
- jadi~(~になる)
- tidak kelihatan(見えない)※kelihatan(見られる)、原型:lihat(見る)に共接辞ke-anがついています。
Di asrama, lampu dimatikan jam 10 malam, jadi tidak bisa belajar.
寮で、午後10時に電気が消されて、勉強ができない。
- asrama(寮)
- lampu(電気、ランプ)
- dimatikan(消される)※原型:mematikan(消す)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- jam 10(10時)※jam~(~時)、10=sepuluh
- malam(夜)※この場合は「午後」と訳しています。
- jadi~(~になる)
- tidak bisa~(~できない)
- belajar(勉強する)
3.持ち主の受身
Kue saya dimakan (oleh) adik.
(私は)弟にケーキを食べられた。
- kue(ケーキ)
- dimakan(食べられる)※原型:makan(食べる)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- adik(弟、妹)
Dompet saya dicuri (oleh) pencopet.
(私は)スリに財布を盗まれた。
- dompet(財布)
- dicuri(盗まれる)※原型:curi(盗む)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- pencopet(スリ)
Kaki saya diinjak (oleh) lelaki sebelah.
(私は)隣の男に足を踏まれた。
- kaki(足)
- diinjak(踏まれる)※原型:injak(踏む)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- lelaki(男)
- sebelah(隣)
日本語の場合は「~する」⇒「~される」に、
インドネシア語の場合は「動詞」の頭にDi-をつけて「Di-動詞」の形にするだけだからね。
なんか受け身であっても「接頭辞Di-」とか「Oleh~」を使わなくてもいい場合もあるじゃん。
まずOleh~(~に)に関しては、そのまま省略してもOK。というのも、「行為者」は文章の中でわかるからね。
Kue saya dimakan (oleh) adik
(私は)弟にケーキを食べられた。
犯人は弟だ!っていうのはolehがなくてもわかるもんね。
Oleh~を使うか使わないかで違いはあるの?
Oleh~があった方がフォーマルな感じは受けるな。
会話では使われることは少ないけど、フォーマルな会話、あるいは行為主を強調したいときには「Oleh~」がよく使われるんだ。
例えば、
Amerika ditemukan oleh Colombus.
アメリカはコロンブスによって発見された。
- ditemukan(発見される、発明される)※原型:temu(会う、出会う)
Lampu ditemukan oleh Edison.
電球はエジソンによって発明された。
- lampu(電球、ランプ)
- ditemukan(発見される、発明される)※原型:temu(会う、出会う)
Buku ini ditulis oleh Bapak Yamada.
この本は山田先生によって書かれた。
- buku(本)
- ditulis(書かれる)※原型:tulis(書く)
- Bapak(年上男性の呼びかけの言葉)※この場合は「先生」と訳しています。
受け身らしいDi-動詞の例文は今までに挙げてきた例文のことだ。
インドネシア語の受身を始めて勉強して、最初に導入される受身形はおそらく以下の形式の文だと思います。
- 能動態文 Saya beli buku itu.
- 受動態文 Buku itu saya beli.
受動態文にはDi-動詞が使われてないし、一見、受動態ってわかりにくいよなぁ。
たしかに受け身じゃないじゃんと思う方は少なくないかと思います。しかも学び始めた時に、教師が能動文にMe-接頭辞が付いた動詞で導入してしまったということが起きてしまったら、その例文を見た学習者が混乱してしまうと思います。というのも、能動態文の場合は、Me-接頭辞が付いているが、受動文になった時、構文も変わってしまい、さっき動詞に付いていたMe-接頭辞なくなっているということがあるから、学習者が混乱すると思います。
能動文 > Saya membeli buku itu.
受動文 > Buku itu saya beli.
間違いではないですが、「え?なんで接頭辞me-が外れたの?」と疑問に感じると思います。
でも、訳し方としては必ずしも「~された」としなくてもいい。むしろそれよりも理解しやすい方法があるからそっちを提案させてくれ!
- 能動文 > Saya baca buku itu. (私は)その本を読んだ。
- 受動文 > Buku itu saya baca. その本を(私は)読んだ。
- 能動文 > Bapak pukul anak itu. (お父さんは)その子を殴った。
- 受動文 > Anak itu Bapak pukul. その子を(お父さんは)殴った。
- 能動文 > Dia makan Udon ini. (彼は)このうどんを食べた。
- 受動文 > Udon ini dia makan. このうどんを(彼は)食べた。
これでいいの?
最も話し手が話したい部分を文頭に出しているということだけだ。
つまり、このような構文は人称を問わずに、同じ構文で使われるということだ。
- 能動文 > Saya baca buku itu. (私は)その本を読んだ。
- 受動文 > Buku itu saya baca. その本を(私は)読んだ。
- 受身形らしい > Buku itu dibaca saya. その本は私に読まれた。
- 能動文 > Bapak pukul anak itu. (お父さんは)その子を殴った。
- 受動文 > Anak itu Bapak pukul. その子を(お父さんは)殴った。
- 受身形らしい > Anak itu dipukul Bapak. あの子はお父さんに殴られた。
- 能動文 > Dia makan Udon ini. (彼は)このうどんを食べた。
- 受動文 > Udon ini dia makan. このうどんを(彼は)食べた。
- 受身形らしい > Udon ini dimakan dia. このうどんは彼に食べられた。
もちろん「Oleh~」を入れても問題ない。
- Buku itu dibaca (oleh) saya. その本は私に読まれた。
- Anak itu dipukul (oleh) Bapak. あの子はお父さんに殴られた。
- Udon ini dimakan (oleh) dia. このうどんは彼に食べられた。
使わない場合、より自然なインドネシア語の文になるってだけ。でも、今挙げた例では「Oleh」はほぼ使わないね。
特殊な受け身
1. 依頼・命令
命令する時によく「Tolong」という単語が使われていると思います。例文をいくつか見てみましょう。
Tolong kirim dokumen ini ke kantor cabang.
この書類を支店に送ってください。
- tolong~(~してください)
- kirim(送る)
- dokumen(書類)
- kantor cabang(支店)※kantor(事務所)、cabang(枝)
Tolong angkat koper ini ke dalam mobil.
このスーツケースを車の中に運んでください。
- tolong~(~してください)
- angkat(運ぶ)
- koper(スーツケース)
- ke~(~へ)
- dalam~(~の中)
- mobil(車)
Tolong pasang lampu ini di kamar depan.
この電球を前の部屋に取り付けてください。
- tolong~(~してください)
- pasang(取り付ける、設置する)
- lampu(電球、ランプ)
- di~(~に)
- kamar(部屋)
- depan(前)
Silakan minum tehnya.
(この)お茶をどうぞ召し上がってください。
- silakan~(どうぞ~してください)
- minum(飲む)
- tehnya(このお茶)※teh(お茶)+nya=ini(これ、この)
実際の会話では、上記のような構文で命令を表現することはもちろんありますが、Di-動詞で表されることも少なくないです。しかし、ちょっと語順が変わります。Di-動詞を使った構文を見てみましょう。
Tolong dokumen ini dikirim ke kantor cabang.
この書類を支店に送ってください。
- tolong~(~してください)
- dokumen(書類)
- dikirim(送られる)※原型:kirim(送る)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- ke~(~へ)
- kantor cabang(支店)※kantor(事務所)、cabang(枝)
Tolong koper ini diangkat ke dalam mobil.
このスーツケースを車の中に運んでください。
- tolong~(~してください)
- diangkat(運ばれる)※原型:angkat(運ぶ)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- koper(スーツケース)
- ke~(~へ)
- dalam~(~の中)
- mobil(車)
Tolong lampu ini dipasang di kamar depan.
この電球を前の部屋に取り付けてください。
- tolong~(~してください)
- dipasang(取り付けられる、設置される)※原型:pasang(取り付ける、設置する)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- lampu(電球、ランプ)
- di~(~に)
- kamar(部屋)
- depan(前)
Silakan diminum tehnya.
(この)お茶をどうぞ召し上がってください。
- silakan~(どうぞ~してください)
- diminum(飲まれる)※原型:minum(飲む)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- tehnya(このお茶)※teh(お茶)+nya=ini(これ、この)
この「Di」の正体っていったいなんだよ!
例えば、命令・依頼される相手が年下の男性の場合(Mas という2人称を使用)で、上記の例文を元の姿に戻すと、こうなります。
- Tolong dokumen ini dikirim ke kantor cabang.
- Tolong dokumen ini Mas kirim ke kantor cabang.
- Tolong koper ini diangkat ke dalam mobil.
- Tolong koper ini Mas angkat ke dalam mobil.
- Tolong lampu ini dipasang di kamar depan.
- Tolong lampu ini Mas pasang di kamar depan.
- Silakan diminum tehnya.
- Silakan Mas minum tehnya.
命令・依頼の他に、下の場面にも同じことが言えるな!
2. 提案
提案をする時に、インドネシア人によく使われている単語の一つは、「Sebaiknya」があります。この場面に関してもインドネシア人はDi-動詞で表現している時もありますが、まずDi-動詞を使わない提案するパターンの例文を見てみましょう。
Sebaiknya kamu kerjakan PR ini sekarang.
君は宿題を今やった方がいいですよ。
- kamu(君)
- kerjakan(する、やる)
- PR(宿題)※pekerjaan rumahの略です。pekerjaan(仕事)、rumah(家)
- sekarang(今、現在)
Sebaiknya Mas minum obat ini besok.
君はこの薬を明日飲んだ方がいいですよ。
- Mas(若い男性を呼びかける言葉)
- minum(飲む)
- obat(薬)
- besok(明日)
Sebaiknya Bapak beli HP ini sekarang, kalau besok harganya mungkin naik.
あなたはこの携帯電話を今買った方がいいですよ。明日なら値上がりするかもしれない。
- Bapak(年上男性を呼びかける言葉)※この文章の場合は「あなた」と訳しています。
- beli(飼う)HP(携帯電話)※Hand Phoneの略です。
- sekarang(今、現在)
- kalau~(~なら、~の場合)
- besok(明日)
- harganya(その値段)※harga(値段、価格)+itu(それ、その)
- mungkin(たぶん)※この文章の場合は「かもしれない」と訳しています。
- naik(上がる)
日本語の訳を読むと、違和感を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、あくまでも個人の解釈で、より適切な訳を皆さんに調整していただければと思います。
上記の構文はそのまま使われることも可能ですが、Di-動詞で表現されることもありますが、語順が変わってしまいます。しかし、上記のDi-動詞と同じように、このパターンのDi-動詞の「Di-」も人称を表していると思います。
- Sebaiknya kamu kerjakan PR ini sekarang.
- Sebaiknya PR ini dikerjakan sekarang.
「Di-」はKamuを指しています。
- Sebaiknya Mas minum obat ini besok.
- Sebaiknya obat ini diminum besok.
「Di-」はMasを指しています。
- Sebaiknya Bapak beli HP ini sekarang, kalau besok harganya mungkin naik.
- Sebaiknya HP ini dibeli sekarang, kalau besok harganya mungkin naik.
「Di-」はBapakを指しています。
3. 丁寧な表現
次に、丁寧な表現と関わっているDi-動詞について述べます。日本語にも受身形で表現する丁寧な表現がありますので、関連性は少しありますが、同じ表現ではないので、気を付けた方がいいでしょう。
Maaf, Bapak sudah ditunggu (oleh Pak direktur) di dalam.
すみません。中で(社長に)待たれています。(どうぞお入りください)
(中で社長が既に待っていますので、)どうぞお入りください。
- maaf(すみません)
- Bapak(年上男性を呼びかける言葉)
- sudah(すでに)
- ditunggu(待たれる)※原型:tunggu(待つ)に接頭辞Di-がついて受身になっています。
- Pak direktur(社長)※Pak=Bapakの省略。direktur(社長、取締役)
- di~(~で、~に)
- dalam(中)
- Silakan diminum tehnya.(どうぞ(この)お茶を召し上がってください。)
2人称を省略して言うことはインドネシアの文脈では丁寧さを表した一つの表現ってことを覚えておこう!
Nanti dibaca dulu manualnya, kalau ada yang tidak jelas, silakan hubungi kami.
後で、このマニュアルを読んで、不明なところがあったらどうぞご連絡ください。
- nanti(後で)
- dibaca(読まれる)※原型:baca(読む)
- dulu(まずは、前もって)
- manualnya(このマニュアル)※原型:manual(マニュアル)+nya=ini(これ、この)
- kalau~(~だったら、~ならば)
- ada(ある、いる)
- tidak jelas(不明な)※jelas(明瞭な)
- silakan~(どうぞ~してください)
- hubungi(連絡する)
- kami(私たち)
4. 可能表現
Di-動詞も「可能」を表している時に使われています。「可能」を表す時に使う単語は、Bisa、Mampu、Dapatなどがあります。Di-動詞はそれらの単語と一緒に使われることが多いです。このDi-動詞も受身形の要素がない表現ですが、インドネシア人に頻繁に使われている表現です。以下の例文を見てみましょう。
(市場にて) Ya, bagian kepala ikan ini bisa dimakan.
そうです。この魚の頭の部分は食べられます。
- bagian(部分)
- kepala(頭)
- ikan(魚)
- bisa~(~できる)
- dimakan(食べられる)※原型:makan(食べる)に接頭辞Di-がついています。
(パソコン専門店にて) Layar laptop ini bisa dilipat sampai 360°.
このノートパソコンの画面は360度まで折られます。
- layar laptop(ノートパソコン)※layar(画面)laptop(パソコン)
- ini(これ、この)
- bisa~(~できる)dilipat(折られる)※原型:lipat(折る、折りたたむ)
- 360=tiga ratus enam puluh
- °=度=derajat
Ini nomor telepon pelayanan konsumen kami. Nomor ini bisa dihubungi 24 jam.
これが私たちのカスタマーセンターの電話番号です。この番号に24時間ご連絡できます。
- nomor telepon(電話番号)※nomor(番号)、telepon(電話)
- pelayanan konsumen(カスタマーセンター)※pelayanan(サービス)、原型:pelayan(お手伝い、案内係)、konsumen(消費者)
- kami(私たち)
- bisa~(~できる)
- 24=dua puluh empat
- ~jam(~時間)
Sapu ini bisa dipakai di mana saja, untuk lantai kering ataupun basah.
このほうきはどこでも使えます。乾いている床にも濡れている床にも。
- sapu(ほうき)
- bisa~(~できる)
- di mana saja(どこでも)
- untuk~(~に、~のために)
- lantai(床)
- kering(乾いた)
- ataupun(も)
- basah(濡れた)
ご覧のように、「Bisa」を使った例文ばかりですが、実際の会話では、「Bisa」を使う人が比較的に多いから例文として出しています。これは、Bisa + Di-動詞というセットとして覚えてもいいのですが、実は、上記のDi-動詞のグループと同じで、「Di」という接頭辞は、話す相手を指していることがあると考えることもできます。例えば、話す相手が年下の男性の場合(Mas という2人称を使用)で、上記の例文を元の姿に戻すと、こうなります。
- (市場にて) Ya, bagian kepala ikan ini bisa dimakan.
- (市場にて) Ya, bagian kepala ikan ini bisa Mas makan.
- (パソコン専門店にて) Layar laptop ini bisa dilipat sampai 360°.
- (パソコン専門店にて) Layar laptop ini bisa Mas lipat sampai 360°.
- Ini nomor telepon pelayanan konsumen kami. Nomor ini bisa dihubungi 24 jam.
- Ini nomor telepon pelayanan konsumen kami. Nomor ini bisa Mas hubungi 24 jam.
- Sapu ini bisa dipakai di mana saja, untuk lantai kering ataupun basah.
- Sapu ini bisa Mas pakai di mana saja, untuk lantai kering ataupun basah.
Bisa dibilang bahwa, kota Jakarta adalah jantungnya Indonesia.
ジャカルタ市は、インドネシアの心臓と言える。(言ってもおかしくない)
- bisa~(~できる)
- bahwa~(~と、~ということと)
- kota(市)
- adalah~(~である)jantungnya(心臓)※原型:jantung(心臓)、後ろのnyaはあくまでも「インドネシアの」心臓であることを指し示す強調の意味です。
Dulu, bisa dikatakan bahwa, Indonesia adalah penghasil beras terbesar di Asia.
以前、インドネシアはアジアで最大のお米の生産国だと言っても過言ではない。
- dulu(以前)
- bisa~(~できる)
- bahwa~(~と、~ということ)
- adalah~(~である)
- penghasil(生産者、生産地)
- beras(米)
- terbesar(最大の)※原型:besar(大きい)に接頭辞ter-がついて「一番の~、最も~」という意味になっています。
Orang itu bisa disebut sebagai pemimpin di desa ini.
あの方は、この村のリーダーと言ってもいいでしょう。
- orang(人)
- bisa~(~できる)
- sebagai~(~と、~として)
- pemimpin(リーダー、指導者)
- desa(村)
上記の例文も可能を表す「Bisa」が使われていますが、その後の動詞はほとんど「言う」という意味の動詞がDi-動詞の形で来ています。これは、フォーマルな場面によく出てくるパターンで、セットとして覚えた方がいいでしょう。
これに関して、何か不明点があったらいつでもコメントをしてくれよな!
参考資料:
参考 インドネシア語の「di-動詞」構文と日本語の「(ら)れる」との対照研究(デディ,ステディ)日本言語文化研究会論集 2006 年第 2 号 参考 直接受身・間接受身・持ち主の受身の文法③日本語教師の広場
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インドネシア語【接頭辞ter-】まとめ
Dear Hari
能動文 > Dia bisa makan Udon ini. (彼は)このうどんを食べることができる。
受動文 > Udon ini bisa dia makan. このうどんを(彼は)食べることができる。・・①
Udon ini dia bisa makan. このうどんを(彼は)食べることができる。・・②
上記の②も可能ですか?
不可の場合、その理由も教えてください。
Minta tolong,ya.
Halo Nobu san, terima kasih atas pertanyaannya.
Udon ini dia bisa makan. という語順オッケーです。
Udon ini bisa dia makan. は「できる」というところを強調することに対して、Udon ini dia bisa makan. は「Diaができること」を強調するということです。
こんな説明ですが、いかがでしょうか。
Dear Bapah Hari
Terima kasih atas balasannya.
ということは、インドネシア語の受動態は、人称も考えず、助動詞があっても目的語を前に出すだけでOKということですか? そうであれば、非常に理解しやすいですね。
あわせて質問させていただきます。yangを使った場合で
Udon ini panas. Dia bisa makan undon ini.
参考書では、Udon yang bisa dimakannya ini panas.ですが、Udon yang dia bisa makan ini panas.でも可能ですか?
また、Ada yang ingin saya tanyakan.もAda yang saya ingin menanyakan.でOKですか?
ご面倒ですが、宜しくお願いします。Minta tolong,ya.
Udon ini yang dia bisa makan
Ada yang saya ingin tanyakan.
これは、いかがでしょうか?
お手数ですが、宜しくお願いします。Monta tolong,ya.
Nobu san, terima kasih atas balasannya.
まず、人称についてですが、以下の例文を見てみましょう。
Saya dipukul Budi. / 私はBudiに叩かれる。
Bapak itu dipukul Budi. / あのおじさんはBudiに叩かれる。
Dia dipukul Budi. / 彼はBudiに叩かれる。
又は、人物の位置を変えて、
Budi dipukul Saya. / Budiは私に叩かれる。
Budi dipukul Bapak itu. / Budiはあのおじさんに叩かれる。
Budi dipukul Dia. / Budiは彼に叩かれる。
上記の例文は全部自然なインドネシア語の文章として成立しますので、今のところ、受動態、又は日本語から見て受身形らしいところは、人称との関連性がないと言ってもいいと思います。
今回まとめてみて、人称と関連性のあるところは、日本語から見て受身形らしくないところがほとんどですね。
次の質問ですが、まず「熱いうどん」よりは、イスラム教の人が食べれる「かけうどん」とイスラム教の人が食べられない「豚キムチうどん」を例文に使いましょう。
(かけうどんを指しながら)Udon yang bisa dimakannya, udon ini.
(かけうどんを指しながら)Udon yang bisa Dia makan, udon ini.
上記の例文、両方可能です。下の文の「Dimakannya」の「Nya」が無くなっているのは、その「Nya」は「Dimakan」の「Di」と同じことを指しているからです。
最後に、Ada yang ingin saya tanyakan についてですが。
Ada yang saya ingin menanyakan という形式は、聞いたり読んだりしたことないですから、ちょっと不自然だと思います。よく使われる形式は、Ada yang ingin saya tanyakan. ですね。
Menanyakan という動詞の後に、質問されることについてくることが多いと思います。例えば:
Saya ingin menanyakan (tentang) rencana Bapak.
私は、あなたの計画についてお尋ねしたいです。
のような感じです。上記の文の「Tentang」は会話ではあってもなくても、大丈夫です。
という説明ですが、いかがでしょうか。
もやもやがまだあったら、いつでもコメントをください。喜んで付き合います!
Dear Bapak Hari
Terima kasih atas balasannya.
Maaf, aku belum mengerti. aku ingin bertanya sekali lagi.
contoh,
① Udon ini sangat panas.
② Aku ingin makan udon ini.
①と②をyangで結合して
Udon yang aku ingin makan ini sangat panas.
これは、正しいでしょうか? yangを使った場合のinginの位置です。
Minta tolong,ya.
Nobu san, terima kasih atas balasannya ya.
Udon yang aku ingin makan ini sangat panas. は全然オッケーです。
後、ingin aku という語順でもオッケーですよ。^^d
Dear Bapak Hari-san
Terima kasih atas balasannya.
Berkat Bapak Hari, aku akhirnya mengerti.
Terima kasih banyak.
Halo Nobu san, sama-sama. Saya senang bisa belajar bersama Nobu san ^^d
Selamat sore Hari san!Bolehkah tanya tentang kalimat ini?
「Karena di depan rumah dibangun gedung, laut jadi tidak kelihatan」ですが、「Karena di depan rumah gedeng dibangun, laut jadi tidak kelihatan」の語順にならないのですか?
Lampu dimatikan…..Buku ini dituris…..Gedeng dibangun….ではないのでしょうか?
Halo Shin san,
今の語順は、ネイティブとしてまだ理解できる語順ですので、全然いいと思いますよ。^^d
つまり、どちらでもOKということですね!
Sampai malam ini!
Shin san, ya dua-duanya OK ^^