これから日本人が絶対に学んでおきたいおすすめ外国語は〇〇？

ちょっと、タイキ、日本人にインドネシア語話者がまだまだ増えてこないことが不思議でならないんだが。

どしたの急に、あいかわらず日本語できすぎててキモチワルイな。

ん、キモチワルイか。

 

「できる」の定義をハッキリさせてからその議論をすべきだと思うけどな。

その日本語が、うますぎてキモチワルイ！笑

 

で、何？インドネシア語話者って昔からそんなにいないマイナーな言葉じゃないのかい。

まあ、そうだけど、インドネシア語は日本人にとっては将来性のある言葉、つまり、どんどん流行っていく要素のある言葉であることは間違いないんだよ。

 

これは非常にもったいないことだと思わない？タイキ。

あ、え？まあ。

今回オレは、インドネシア語を話したい人を増やすべく、ちょっとここで語らせてもらっていいかな？

どーぞー！お好きにどーぞー！

えっへん、じゃあ始めさせてもらうぞ。

日本人が学ぶべき言語についてだけど、これはまあ、好きな言語があれば、それを学べばいいと思う。

 

でも、なんとなく「新しい言語を学びたいな～、どの言語が将来役に立つのかな～」と考えている場合は、ちゃんと言語を選択する上で注目しなきゃいけないことがいくつかある。

「注目しなきゃいけないこと」って何？

いくつかあるんだけど、まずは「使われている言語人口が多いこと」だな。

まず、これを見てくれ。これは使用言語を人口を多い順に並べている。

これ見て、タイキ、どう思う？

やっぱり、順位で見ると1位の中国語、2位の英語から学ぶのがいいんじゃないかな？

 

数年前から多くの日系企業が中国で工場を建ててるし、第二言語が英語の国もかなりたくさんあるはずだし。

 

そういえば僕も大学での第二外国語では中国語を専攻していたな。

そういう意見もあるよね、つまり中国語と英語は日本人にとって、それだけ浸透してきているということ。

 

でも逆に、

 

英語と同様、中国語はすでに「話せるだけで価値を持つ言葉」でもなくなってきていると言えるね。今や、ビジネスシーンでは英語は話せて当たり前の時代ともいわれている。

へー、そうなんかいね？

そうだよ、日本人で英語や中国語を話せる人は、他の言語に比べて圧倒的に多いしね。

 

話者が多ければ多いほど、相対的にその言語が話せる人の価値ってのは下がっていく。

というわけで、「使用言語の人口」が多いことに加えて「希少性」も選択する上の要素として加えてみよう。

 

この2つの基準を満たしているのはどの言語かな？

じゃあアラビア語は？

 

3億人の話者がいるし、調べてみたら、国連の公用語にもなってるそうじゃん。しゃべれる日本人も全然いない。

そこに目が行くよね。

フランス語（3億7000万人）、ロシア語（2億7500万人）と同じぐらい使われている言語だ。

でしょー！

しかも「希少性」の面でも十分に満たしているし。

 

世界最大級の宗教であるイスラム教徒とアラビア語ができるとコミュニケーションが取れるというわけで大きな需要もメリットもありそうだね。

ちょっとハリさん！

なんだ？

ネットで調べてみたら、あのお金持ち国家「ドバイ」でもアラビア語が使われてるらしいよ。

そうだね。

ちなみに、ドバイに物乞いに行った人がいて、一か月で800万円ものお金を恵んでもらったらしい。

 

答えでたわ。今までインドネシア語勉強してたけど、今日からアラビア語に乗り換えよう。おつかれした！！！

えー、「ジャパネシア」どうすんだよ。

あ、そっか。

「あ、そっか」じゃねえよ。

辞めてどうするつもりだったんだよ。

いや、「物乞い」になろうかと。

働け！

バカチンが！

・・・へい。

ったく、話を戻すぞ。

タイキ、アラビア語を学習する上でデメリットになることがあるとしたら何だと思う？

ん？デメリットなんてないでしょ！

まあ、数は少ないけどアラビア語を学べる学校は日本にあるし、物乞いになれば月に800万円ももらえちゃう。800万円あれば、バリにヴィラを建てることもできる、もちろんプール付きのね。

 

そこでビンタンビールでも飲みながら一日中プカプカするのだ。

カネのことばっかりじゃねえか！

 

言っちゃうぞ！アラビア語のデメリットは難易度がめっちゃ高いこと。

え？そうなの？

ジャーン！

いやまいったね。

何が？

何書いてんのかさっぱりわかんね。

だろうね。日本人にとってアラビア語の難易度は非常に高い。

習得するには相当な努力が必要だな。これは・・・

世界中にはいろんな言語があるけど、使いこなせるようになるまでの時間や努力量には大きな差があるんだよ。

そっか、当たり前のことだけど、確かにその通りだね。

だから、これから学ぶ言語の「難易度」がどれぐらいなのかというのも頭に入れておかなければならない。

なるほど。

FSI（米国務省機関である外務職員局）は、言語の習得難易度を調査している。

 

ちょっと見てみよう。

これはあくまでも英語圏の人にとっての難易度だけど、日本人にとってもアラビア語が難しいのは変わらないね。

カテゴリー3（最高難度）の次に難しいとされるカテゴリー2には使用人口の多いヒンディー語、ロシア語、ベンガル語などが含まれている。

 

これもかなり難易度が高い。もちろん日本人にとっても。

んー、難しいのは嫌だな・・・

というわけで、使えるレベルまで習得できる人はごくわずかだということになるだろう。

じゃあさ、使用人口も多い、しかも比較的習得が簡単とされるカテゴリー3に含まれる「スペイン語」「ドイツ語」「フランス語」「マレー語」を学ぶのがいいんじゃないかな？

良い線だ。

 

「使用人口」＋「希少性」＋「難易度」の観点からみるとそうなるね。

ふむふむ、ねえねえ、

 

マレー語って何？

え？マレー語知らないの？

 

マレー語はインドネシアとかマレーシアとかシンガポールなどで使われてる言葉だよ。

インドネシア2億6000万人っていうのは、つまりインドネシア語のことだ、マレーシアで使われるのはマレーシア語、ちょっと違うんだけどこれらをまとめて「マレー語」って呼んでいる。

へーそうだったんだ。

インドネシア語が出てきたね。

インドネシア語はASEAN（東南アジア諸国連合）で最も話されている言語で、実はインドネシア語さえ学んでいれば、マレー語圏内の国でもある程度通じるんだよ。

 

マレー語の中でもインドネシア語は特に規模が大きいね。インドネシア人の人口は2億6000万人だし。

なるほど、インドネシア語もいいけど、この中では、スペイン語の4億人が一番多いからスペイン語を学ぶのがいいんじゃないかな？

そうだね。スペイン語も今よりさらに日本人にとって人気の言語になるかもね。

 

でもまだ注目すべきことがある、それが国の成長率だ。

若者が減るとどうしても成長率が下がる、すると国内の市場も小さくなる。

 

そういった国にお金を投下しようとする人も減るから、さらに成長率が下がってしまう悪循環になってしまう。

 

日本でも少子高齢化が懸念されて久しいが、つまりはそういうわけなんだよ。

何言ってるかわかんない。

まあ、いいや、とりあえず人口ピラミッドを見てみよう。

 

若者が少ないことがハッキリわかるはずだ。

もちろん、フランス語を使えるのはフランスだけではないし、スペイン語を使えるのはスペインだけではないから、人口ピラミッドをそのままうのみにするのはダメだけど、すでにこれらの国が十分に発展していることは誰の目にも明らかだね。

そだねー。

「そだねー」って、ほんとに分かってんの？

 

まあいいや、じゃあ、次にインドネシアの人口ピラミッドを見てみよう。若者が多いことが一目瞭然だ。ポテンシャルが非常に高い。

おお、めっちゃ若者が多い！

というわけだ、データから見てもこれからのインドネシア語の需要は確実に上がってくるといえるだろう。

へー、やっぱりドバイ、じゃないや、アラビア語をやめてインドネシア語勉強しよう！

現金なヤツめ。

いやいや、スマンスマン・・・

もちろん、どうしても学びたい言語があって、それを学ぶのが一番だ。

 

実際、未来においてこの言語が人気がでて、あの言語が衰退するってことは一切分からないし、今回はインドネシア語がお勧めとしたけど、別の条件だったり、あるいは人のスキキライで大きく変わるね。

 

でも、これからインドネシア語を学ぶのはかなりいいぞ！

おお、インドネシア語頑張ったらいいことありそー！

というわけで、将来、日本人にとって需要があるのはインドネシア語ってわけだね。

 

でも、まだまだインドネシア語を話す人って少ないよ。

だから、チャンスなんだよ。

へ？なんで？

みんながみんな流行りだしてから注目する、だから先行者利益を享受できる。

え、な、なんて？センコーシャリエキをキョウジュ？

「先行者利益」は、「先発優位」とも呼ばれ、新たな市場にいち早く参入したり、新製品をいち早く導入したりすることにより得られるメリット（利得）のことだよ。

 

つまり、今からインドネシア語を勉強している人が最もメリットを得る可能性が高いということだ。

ほうほう！やっぱ世の中「センコーシャリエキ」だよな。

知った口聞くな！

 

なんでオレが教えなきゃいけないんだよ。

 

タイキ、オマエはアラビア語でもインドネシア語でもない、まずは日本語の勉強からだな。