それが何か?
難しいもん。
まあ、基本的にMe-kanって(他動詞を除いて)自動詞、形容詞、名詞を他動詞にするって教え方するじゃん。
まあ、以前のMe-kanの内容を踏まえながら補足説明してより分かりやすくしようと思うから、ちょっと聞いておけ!
1. Me + 他動詞 + Kan
まだイマイチ分からない場合は下の記事を読んでおこう!
インドネシア語の「自動詞」と「他動詞」完全マスターこれに関して、ちょっと他の説明で理解してもらおうと思う!
Me-ってなんの意味もないってこと?
A. 「Untuk」意味を含むMe+他動詞+kan
このセットは「~のために」という要素が入っていて。この「~のために」という要素は、実は「kan」が持っている。
「~のために」という意味だから、この「kan」は、初級段階で勉強する「Untuk~(~のために)」と同じということになる。
ちょっと例文で解説しよう。
- Dia baca buku.
彼は本を読む。 - Dia beli sepeda baru.
彼は新しい自転車を買う。 - Dia masak sup ayam.
彼はチキンスープを作る。
- dia(彼、彼女)
- baca(読む)
- buku(本)
- beli(買う)
- sepeda(自転車)
- baru(新しい)
- masak(料理する、「料理」を作る)
- sup ayam(チキンスープ)※sup(スープ)、ayam(鶏、チキン)
- Dia baca buku untuk bapak Yamada.
彼は山田さんのために本を読む。 - Dia beli sepeda baru untuk bapak Yamada.
彼は山田さんのために新しい自転車を買う。 - Dia masak sup ayam untuk bapak Yamada.
彼は山田さんのためにチキンスープを作る。
- dia(彼、彼女)
- baca(読む)
- buku(本)
- beli(買う)
- bapak~(~さん)※目上の男性に対して
- sepeda(自転車)
- baru(新しい)
- masak(料理する、「料理」を作る)
- sup ayam(チキンスープ)※sup(スープ)、ayam(鶏、チキン)
そうそう、この文章をもっとフォーマルにしたい時にMe-kanを使う。
じゃあ、次は、Me-kanを使った例文を見よう。ちょっと語順は変わるからそこも注目して見ておくれ。
- Dia baca buku untuk bapak Yamada.
Dia membacakan bapak Yamada buku.
彼は山田さんのために本を読む。 - Dia beli sepeda baru untuk bapak Yamada.
Dia membelikan bapak Yamada sepeda baru.
彼は山田さんのために新しい自転車を買う。 - Dia masak sup ayam untuk bapak Yamada.
Dia memasakkan bapak Yamada sup ayam.
彼は山田さんのためにチキンスープを作る。
- dia(彼、彼女)
- baca(読む)⇒membacakan
- buku(本)
- beli(買う)⇒membulikan
- bapak~(~さん)※目上の男性に対して
- sepeda(自転車)
- baru(新しい)
- masak(料理する、「料理」を作る)⇒memasakkan
- sup ayam(チキンスープ)※sup(スープ)、ayam(鶏、チキン)
しかし、この語順はあくまでも文法的なもので、実際の会話では、以下のように使われることもあるぞ!
- Dia baca buku untuk bapak Yamada.
Dia membacakan bapak Yamada buku. 文法的
Dia membacakan buku untuk bapak Yamada. 会話バリエーション
彼は山田さんのために本を読む。 - Dia beli sepeda baru untuk bapak Yamada.
Dia membelikan bapak Yamada sepeda baru. 文法的
Dia membelikan sepeda baru untuk bapak Yamada. 会話バリエーション
彼は山田さんのために新しい自転車を買う。 - Dia masak sup ayam untuk bapak Yamada.
Dia memasakan bapak Yamada sup ayam. 文法的
Dia memasakan sup ayam untuk bapak Yamada. 会話バリエーション
彼は山田さんのためにチキンスープを作る。
- dia(彼、彼女)
- baca(読む)⇒membacakan
- buku(本)
- beli(買う)⇒membulikan
- bapak~(~さん)※目上の男性に対して
- sepeda(自転車)
- baru(新しい)
- masak(料理する、「料理」を作る)⇒memasakkan
- sup ayam(チキンスープ)※sup(スープ)、ayam(鶏、チキン)
Me-kanとuntukの両方を使っても問題ないんだ。
Me-kanの使用にバリエーションがあることが分かっただろ?
Me + 他動詞 + kanの「二重目的」という説明だけでは、実は説明しきれていない部分があるんだ。
「恩恵のやり取り」というところだ。それを今から説明するから、以下の例文を見てみよう。
- Dia membelikan bapak Yamada sepeda baru.
彼は山田さんのために新しい自転車を買う。
ここに「恩恵のやり取り」が存在するんだね。
だからこの解釈で訳してみると次のようになる。
- Dia membelikan bapak Yamada sepeda baru.
彼は山田さんのために新しい自転車を買ってあげる。
また、文に出ている人物の関係が変わると、解釈も変わる場合がある。以下の例文を見てみよう。
- Yamada sensei membelikan saya sepeda baru.
山田先生は私に新しい自転車を買ってくれました。
このの構文をDi-動詞を使って、人物の位置を逆にしたら、こういう解釈になるぞ!
- Saya dibelikan Yamada sensei sepeda baru.
私は山田先生に新しい自転車を買ってもらいました。
よっしゃ、じゃ、あざした!
注意がある!
Me-kanで挟まれると、すべての他動詞がこの意味合いになるとは限らないんだ。
- Saya meminumkan obat ini ke Ibu.
私はこの薬をお母さんに飲ませる。
さっき言った「恩恵のやり取り」も普通の会話では、普通の動詞と「Untuk」で簡単に表現できるからね、
でも一番厄介なのは、Me+他動詞+kanの形式を省略して話すことだ。
その次に、接尾辞の「kan」も短い接尾辞に変えられる。
「kan」の代わりに普通の会話に使われるのは「in」というカジュアルな接尾辞。例文を見て、その変化を確認しよう。
Dia baca buku untuk bapak Yamada.(基本)
- Dia membacakan bapak Yamada buku. 文法的
- Dia membacakan buku untuk bapak Yamada. 会話バリエーション
- Dia bacain bapak Yamada buku. カジュアルバージョン
- Dia bacain buku untuk bapak Yamada. カジュアルバージョン
Dia beli sepeda baru untuk bapak Yamada.(基本)
- Dia membelikan bapak Yamada sepeda baru. 文法的
- Dia membelikan sepeda baru untuk bapak Yamada. 会話バリエーション
- Dia beliin bapak Yamada sepeda baru. カジュアルバージョン
- Dia beliin sepeda baru untuk bapak Yamada. カジュアルバージョン
Dia masak sup ayam untuk bapak Yamada.(基本)
- Dia memasakan bapak Yamada sup ayam. 文法的
- Dia memasakan sup ayam untuk bapak Yamada. 会話バリエーション
- Dia masakin bapak Yamada sup ayam. カジュアルバージョン
- Dia masakin sup ayam untuk bapak Yamada. カジュアルバージョン
この「Me-」省略と接尾辞「kan」の変化が、ネイティブの話すインドネシア語が聞き取りにくい原因になってることが多いんだよ。
B. 命令形のMe + 他動詞 + Kan
ネイティブは命令形の「Me」という接頭辞は省略して「kan」を「in」に変えるから、難しい。
これは例文で確認しよう。
- Belikan onigiri di konbini.
Beliin onigiri di konbini.
コンビニでおにぎり買って。 - Bacakan kanji ini.
Bacain kanji ini.
この漢字読んで。 - Tuliskan nama kamu di sini.
Tulisin nama kamu di sini.
君の名前をここに書いて。
- beliin(買って)※belikan(買って)のカジュアルな表現。原型:beli(買う)
- di~(~で)
- bacain(読んで)※bacakan(読んで)のカジュアルな表現。原型:baca(読む)
- tulisin(書いて)※tuliskan(書いて)のカジュアルな表現。原型:tulis(書く)
- nama(名前)
- kamu(君)
- sini(ここ)
そうだね、「命令」って感じだね。
雰囲気を柔らかくするために、つまり「命令する」より「依頼する」って感じにするためには文頭に「Tolong」を加えたり、文末に「ya」を加えたりすることでかなり優しい言い方になるね。
あるいは、おねだりして依頼をする雰囲気を出すために、文末に「dong」という単語を使えばいい。
「~やってよ!」といったニュアンスが出て、とてもネイティブっぽくなるぞ!
バリエーションとして、文頭に「Tolong」で文末に「ya」という組み合わせ、または、文頭に「Tolong」で文末に「dong」という組み合わせもありです。
C. 道具が絡んでいるMe+他動詞+Kan
「kan」は「untuk」、「dengan」
どっちなんだよ?
- Bapak menembakkan panah ke rusa itu.
お父さんはあの鹿に矢を打つ。 - Bapak menggosokkan sikat ke panci.
お父さんは鍋にブラシをこすりつける。 - Bapak menodongkan pistol ke muka dia.
お父さんは彼の顔に銃を向ける。 - Bapak memukulkan bantal ke muka dia.
お父さんは彼の顔に枕を叩く。 - Bapak menusukkan pisau ke labu.
お父さんはカボチャにナイフを刺す。
- Bapak(お父さん)
- menembakk(打つ)
- panah(矢)
- ke~(~へ、~に)
- rusa(鹿)
- itu(それ、その)
- menggosokkan(こする、ブラッシングする)
- sikat(ブラシ、たわし)
- panci(鍋)
- menodongkan(「武器を」向ける)
- pistol(銃)
- muka(顔)
- dia(彼、彼女)
- memukulkan(叩く)
- bantal(枕)
- menusukkan(刺す)
- pisau(ナイフ)
- labu(カボチャ)
動詞は普通の形式に戻すから、それに伴う語順の変化も見てみよう。
- Bapak menembakkan panah ke rusa itu.
Bapak tembak rusa itu dengan panah.
お父さんはあの鹿に矢を打つ。 - Bapak menggosokkan sikat ke panci.
Bapak gosok panci dengan sikat.
お父さんは鍋にブラシをこすりつける。 - Bapak menodongkan pistol ke muka dia.
Bapak todong muka dia dengan pistol.
お父さんは彼の顔に銃を向ける。 - Bapak memukulkan bantal ke muka dia.
Bapak pukul muka dia dengan bantal.
お父さんは彼の顔に枕を叩きつける。 - Bapak menusukkan pisau ke labu.
Bapak tusuk labu dengan pisau.
お父さんはカボチャにナイフを刺す。
- Bapak(お父さん)
- menembakkan(打つ)※原型:tembak(打つ)
- panah(矢)
- dengan~(~で)
- ke~(~へ、~に)
- rusa(鹿)
- itu(それ、その)
- menggosokkan(こする、ブラッシングする)※gosok(ブラシ)
- sikat(ブラシ、たわし)
- panci(鍋)
- menodongkan(「武器を」向ける)※原型:todong(「武器を」向ける)
- pistol(銃)
- muka(顔)
- dia(彼、彼女)
- memukulkan(叩く)※原型:pukul(叩く)
- bantal(枕)
- menusukkan(刺す)※原型:tusuk(刺す)
- pisau(ナイフ)
- labu(カボチャ)
接辞が付いた方がその動作の雰囲気が生々しく感じ、臨場感があるような文になる。
だから、普段の会話にはあまり出ておらず、登場人物の動きを細かく表すことの多い小説とかによく出ているな。
2. 「Me+自動詞+Kan」と「Me+形容詞+Kan」と一部の「Me+名詞+Kan」
この3つの項目は、普通は別々に、それぞれ説明されるよね。
でも、オレはこれらは全部同じグループとして説明したいと思う。
Me+他動詞+kanの「kan」の役割は、「untuk」や、「dengan」って意味を持つよ~って説明をしたけど、まずMe+形容詞+kanの「kan」に関しても同じような法則があるんだ。
そうだな。例文を見よう。
Dia memanaskan sup.
- 彼はスープを熱くする(温める)。
- 彼はスープを熱い状態にする(温める)。
- 彼はスープをPanasにする(温める)。
- dia(彼、彼女)
- memanaskan(熱くする、温める)※原型:panas(熱い、暑い)
Dia mendinginkan bir.
- 彼はビールを冷やす。
- 彼はビールを冷たい状態にする。
- 彼はビールをDinginにする。
- dia(彼、彼女)
- mendinginkan(冷たくする)※原型:dingin(冷たい、寒い)
- bir(ビール)
Dia mengecilkan suara TV.
- 彼はテレビの音量を小さくする。
- 彼はテレビの音量を小さい状態にする。
- 彼はテレビの音量をKecilにする。
- dia(彼、彼女)
- mengecilkan(小さくする)※原型:kecil(小さい)
- suara(音、声)
- TV(テレビ)
- Dia memanaskan sup.
結果> Sup memanas.(スープが温かくなった) - Dia mendinginkan bir.
結果> Bir mendingin.(ビールが冷たくなった) - Dia mengecilkan suara TV.
結果> Suara TV mengecil.(テレビの音量が小さくなった)
その通り、次の形式が一般的に使われているから確認しよう。
- Dia memanaskan sup.
結果> Sup memanas.(スープが温かくなった)
Sup jadi panas.(一般的な会話) - Dia mendinginkan bir.
結果> Bir mendingin.(ビールが冷たくなった)
Bir jadi dingin.(一般的な会話) - Dia mengecilkan suara TV.
結果> Suara TV mengecil.(テレビの音量が小さくなった)
Suara TV jadi kecil.(一般的な会話)
このMe-kanを勉強する時の注意点として、まず言語間(インドネシア語と日本語)における形容詞の相違点がある。
また、インドネシア語の形容詞をMe-kanに挟まれて、日本語に訳したら、意味合いがぴったりと合うものもあれば、違う意味になるものもあります。
意味が合わない単語に遭遇した時、その違いを受け入れるしかないと思います。受け入れて、日本語にどのような訳が最も適切なのか指導者と一緒に探って、理想的な意味に辿り着くまで意味の交渉をすることが最もいい解決方法だと思います。意味の相違点は文化的な要素で起きることも多いです。
- Dia membesarkan anaknya di kampung.
彼女は自分の子供を田舎で育てる。
つまり、一つの動詞として覚えてしまうしかないと?
続いて、Me+自動詞+kanについて説明しよう。
頭混乱しないの?
これは一緒にすべきなんだ。
インドネシア語の自動詞は、形容詞の性格を持っているからね。
はー、意味わかんない!
日本語では、物が落ちている最中、まさに宙に浮いている状態を表すには、「落ちる」という動詞を「落ちている」という形式にする必要があるよね。
そこまではOK?
一方、インドネシア語で「落ちる」というのは「Jatuh」と言う、その意味の幅がただの「落ちる」より広いと思れるんだ。
次の図をみてくれ。
Me+自動詞+kanの意味合いは、Me+形容詞+kanと同じということになるんだ。
でも、まだモヤモヤが残る。
Dia menaikan harga beras.
- 彼はお米の値段を上げる。
- 彼はお米の値段をNaikにする。
- 彼はお米の値段を(上がっている状態)にする。
- dia(彼、彼女)
- menaikan(上げる)※原型:naik(上がる)
- harga(値段、価格)
- beras(米)
Dia mendirikan rumah sakit ini.
- 彼はこの病院を建てる。
- 彼はこの病院をBerdiriにする。(Diri = Berdiri)
- 彼はこの病院を(立っている状態)にする。
- dia(彼、彼女)
- mendirikan(建てる)※原型:diri(建つ、立つ)
- rumah sakit(病院)※rumah(家)、sakit(痛い、病気)
- ini(これ、この)
Dia menidurkan bayi.
- 彼は赤ちゃんを寝かせる。
- 彼は赤ちゃんをTidurにする。
- 彼は赤ちゃんを(寝ている状態)にする。
- dia(彼、彼女)
- menirukan(寝かせる)※原型:tidur(寝る)
- bayi(赤ちゃん)
Dia mendudukkan adik di atas meja.
- 彼は机の上に妹を座らせる。
- 彼は机の上に妹をDudukにする。
- 彼は机の上に妹を(座っている状態)にする。
- dia(彼、彼女)
- mendudukkan(座らせる)※原型:duduk(座る)
- di~(~に)
- atas(上、上部)
- meja(机)
Dia menggantungkan medali di tembok.
- 彼はメダルを壁にかける。
- 彼はメダルを壁にGantungにする。
- 彼はメダルを壁に(かかっている状態)にする。
- dia(彼、彼女)
- menggantungkan(かける、つるす)※原型:gantung(かける、つるす)
- medali(メダル)
- di~(~に)
- tembok(壁)
具体的に見ていこう
Dia melarikan uang perusahaan.
- 彼は会社のお金を持ち逃げする。(横領する)
- (会社のお金を持って、走って会社から離れようとする)
- dia(彼、彼女)
- melarikan(持ち逃げする、その場をうまく逃げ切る)※原型:lari(走る、逃げる)
- uang(お金)
- perusahaan(会社)
Dia menjalankan perusahaan itu sendiri.
- 彼は一人であの会社を経営する。
- dia(彼、彼女)
- menjalankan(経営する、運用する)※原型:jalan(道、歩く)
- itu(それ、その)
- sendiri(一人で)
じゃあ最後に、Me+形容詞+kanとMe+自動詞+kanと同じような意味合いを持つMe+名詞+kanについて話そう。
次の例文を見てみよう。
Perusahaan itu membukukan tulisan pak Hari.
- あの会社はハリさんの書いたものを出版した。
- あの会社はハリさんの書いたものを本の形にして、出す。
- perusahaan(会社)itu(それ、その)membukukan(本にする、本として出版する)※原型:buku(本)
- tulisan(書いたもの)※原型:tulis(書く)に接頭辞-anがついて名詞になっています。
Perusahaan itu mengalengkan ikan dan mengirimnya ke Jepang.
- あの会社は魚を缶詰にして、それを日本に送る。
- あの会社は魚を缶に詰めて、それを日本に送る。
- perusahaan(会社)
- itu(それ、その)
- mengalengkan(缶詰にする、缶に詰める)※原型:kaleng(缶)
- ikan(魚)
- dan(と、そして)
- mengirimnya(それを送る)※mengirim(送る)+nya=itu(それ、その)
- ke~(~へ)
Pemerintah memenjarakan dia karena korupsi.
- 政府は彼を賄賂で収監した。
- 政府は彼を賄賂で刑務所に入れて、収監する。
- pemerintah(政府)
- memenjarakan(収監する、刑務所に入れる)※原型:penjara(刑務所)
- dia(彼、彼女)
- karena~(~のため、~「の理由」で)
- korupsi(汚職、賄賂)
Perusahaan itu merumahkan 1000 orang karyawan bulan ini.
- あの会社は今月1000人の従業員を解雇した。
- あの会社は今月1000人の従業員を家に居させる(会社に来ないように=首にする)。
- perusahaan(会社)
- itu(それ、その)
- merumahkan(解雇する、家に居させる)※原型:rumah(家)
- 1000=seribu
- ~orang(~人)
- karyawan(従業員)
- bulan ini(今月)※bulan(月)、ini(これ、この)
Pilot mendaratkan pesawat dengan cepat.
- パイロットは早く飛行機を着陸させた。
- パイロットは早く飛行機を陸にある状態にする。
- pilot(パイロット)
- mendaratkan(着陸させる、陸にある「いる」状態にする)※原型:darat(陸)
- pesawat(飛行機)
- dengan cepat(早く)※dengan~(~で)、cepat(速い、早い)
上記の例文の動詞は同じ関係性にあり、図で表すとこうなるよ。
で、このような法則は一部の数字にも適用できるぞ。
これはいくつか例文を見たら理解できるよ。
Tokugawa Ieyasu menyatukan Jepang.
- 徳川家康は日本を統一した。
- 徳川家康は日本を一という状態にした。
- menyatukan(統一する、一つにする)※原型:satu=1
Dia menduakan istrinya.
- 彼は自分の妻以外、他の女性と付き合った。
- 彼は自分と付き合っている女性が2人という状態にした。
※「彼は浮気をした。」という意味です。
※この形式も数字の1と2としか使えず、数字の3以降に使われることはないでしょう。
- dia(彼)
- menduakan(2つにする)
- istrinya(彼の妻)※istri(妻)+nya=dia(彼、彼女)
3. Me+名詞+kan
この形式の意味は、Me-kanの間に入っている名詞を「何かに又は誰かに与える」という意味だ。
ジャパネシアでも前に説明してたけど、もう一度見てみたいと思う。例文を見てみよう。
Dia mengizinkan saya masuk ke dalam kamar.
- 彼は私に部屋に入れさせた。
- 彼は私に部屋に入る(許可)を与えた。
- dia(彼、彼女)
- mengizinkan(許可を与える)※原型:izin(許可)
- masuk(入る)
- ke~(~へ)
- dalam~(~の中)
- kamar(部屋)
Dia menamakan kucingnya “Kitty”.
- 彼は自分の猫に「キティー」と名付けた。
- 彼は自分の猫に「キティー」という(名前)を与えた。
- dia(彼、彼女)
- menamakan(名づける、名前を与える)※原型:nama(名前)
- kucingnya(彼の猫)※原型:kucing(猫)+nya=dia(彼、彼女)、この文章の場合は「自分の」と訳しています。
Dia memaafkan saya.
- 彼は私を許した。
- 彼は私に(許し)を与えた。
- dia(彼、彼女)
- memaafkan(許す、許しを与える)※原型:maaf(許し、ごめんなさい)
Dia membahayakan saya.
- 彼は私を危険にさらした。
- 彼は私に(危険)を与えた。
- dia(彼、彼女)
- membahayakan(危険にさらす、危険を与える)※原型:bahaya(危険)
名詞関係で、もう一つ形式があります。以下の例文を見てみよう。
Gempa mengakibatkan tsunami.
- 地震が津波を起こした。
- 地震が津波という結果(Akibat)をもたらした。
- gempa(地震)
- mengakibatkan(起こす、結果をもたらす)※原型:akibat(結果)
Daerah ini menghasilkan banyak sayur-sayuran.
- この辺はたくさんの野菜を生産する。
- この辺はたくさんの野菜という成果(Hasil)をもたらした。
- daerah(地域)ini(これ、この)
- menghasilkan(生産する、もたらす)※原型:hasil(生産物、成果)
- banyak(多い、たくさん)
- sayur-sayuran(野菜)
Usaha dia membuahkan hasil bagus.
- 彼の努力がいい結果に(として)実りました。
- 彼の努力がいい結果という実(Buah)をもたらした。
- usaha(努力、尽力)
- dia(彼、彼女)
- membuahkan(結実する、生産する)※原型:buah(果実、実「み」)
- hasil(生産物、成果)
- bagus(いい、すばらしい)
最後に
以上がMe-kanに関してその区分と注意点などを述べました。
繰り返しになりますが、上記の区分はあくまでも限られた単語に資か使えず、意味合いは学習者が思った通りにならないことがあります。考えられる原因は、文化の背景によるもので、違う文化ですから、言葉の使い方や見方なども違うということを是非意識しながら勉強してほしいと思います。
そして、インドネシア人の日常会話はフォーマルな場面が少なく、上記に述べた形式は出ない可能性もあります。出しても、省略したり、よりカジュアルな形式を取ったりすることがあります。
それらが聞き取れない、会話の内容が分からないということの原因にもなれますので、自分が勉強不足だとか、能力が足りないなどという気持ちにならずに、気にせずとりあえずコミュニケーションを取ることが大事です。
こんばんは。Dia menduakan istrinya.という例文のしたの説明は間違えて、上の徳川家康さんの例文の説明と一緒になった。
こんにちは。
インドネシア語学習、半年の者です。
分からないことがあるときには、すぐにここに来て、少しずつ勉強させてもらっています。ありがとうございます
質問があります。
インドネシアの方とlineでやりとりしています。ボイスメッセージも頂くのですが、このような文章がありました。
Waktu saya kiringkan suara ini,di indonesia jam 5 sore.
この場合、
(あなたに)この音声を送って(あげて)いる時、インドネシアでは夕方の5時です。
という意味になるでしょうか?
よろしくお願いします。
おおにしさん、どうも初めまして。ジャパネシアのハリです。
意味はその通りです!
チョウさん、ありがとうございます。
修正しました^^
とても楽しく、為になるサイトを運営して下さりありがとうございます。
質問があり、コメントさせて頂きました。
会話の場合、接頭辞「me」を省略して、接尾辞の「kan」を「in」に変えるとのことですが
「me」を省略した場合、「kan」は必ず「in」に変えなければいけませんか?
「me」を省略して、kanは「in」に変えないというのもありでしょうか?
つまり
Dia bacakan bapak Yamada buku.
Dia belikan bapak Yamada sepeda baru.
Dia masakkan bapak Yamada sup ayam.
でも、正しいでしょうか?
教えて頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします!
まりさん、どうも。
ご質問ありがとうございます。
「me」を省略した場合、「kan」は必ず「in」に変えなければいけないことはないです。
つまり
Dia bacakan bapak Yamada buku.
Dia belikan bapak Yamada sepeda baru.
Dia masakkan bapak Yamada sup ayam.
でも、オッケーです。^^d
Hari先生
早々にご解答ありがとうございました!
よく解りました。
Selamat tidur..
ハリさん、ご返信ありがとうございます
こちらからの返信が遅くなってしまい、申し訳ないです。
文法的に疑問に思ったことを質問できて、本当にありがたいです。
ハリさんのharinya jepanesia も観ています。
Terima kasih mengajar bahasa indonesia.
semoga hari-san sehat✨
Halo Oonishi san, terima kasih atas balasannya.
Kalau ada pertanyaan yang lain silakan ya.
Saya senang sekali bisa ngobrol dengan Oonishi san.
Saya senang juga!
Anak laki-laki saya suka Hari-san juga.
Kalau pertanyaan ada ,saya akan tanya.
Minta tolong
Sampai jumpa lagi♪
Halo Oonishi san,
Terima kasih balasannya.
Oh gitu ya hahaha. Anak laki-lakinya bisa bahasa Indonesia juga?
Keren
Halo Hari-san.
anak laki-laki saya belajar bahasa indonesia dengan saya.Umarinya 8.
Kami belajar dengan lambat setiap hari.
karena kami mau pergi ke indonesia tahun depan:)