今回は、「迷いやすいインドネシア語 vol 2」でもやろうと思います。
この前はこちらでやりましたので、まだ見てない方はぜひご覧ください。
Biaya / Harga
バス / タクシー / 船 などの運賃に使えるのが「biaya」
Biaya:料金
それ以外、
Harga:値段
って覚え方をすると思います。
で、違いと言えば、
「Biaya=フォーマル」で、会社とかフォーマルな場面で使う用語は全部biayaとなります。
例えば、
※sekolah:学校
Biaya dinas ke Jogja kira-kira berapa ya?(〇)
訳:ジョグジャ出張費用はだいたいどれぐらいですかね?
dinas:出張、ke-~:~へ、Jogja:ジョグジャカルタ、kira-kira:だいたい~、berapa:いくら、ya:ね
次に、上司に請求書を渡す際
Pak Ari ini biaya rumah sakit saya minggu kemarin.
訳:アリさん、こちら先週の入院費用となります。
pak~:~さん、ini:こちら、biaya:費用、rumah sakit:病院、minggu kemarin:先週 ※minggu:週、kemarin:昨日、前の
って感じで使えます。
その他にも
「tagihan:請求」という言葉があります。
定期的に支払うお金に対して使えます。
例えば、
tagihan air:水道代 ※air:水
tagihan listrik:電気代 ※listrik:電気
ただ、定期的ではない費用には使えないです。
なので「tagihan dinas×=出張代(×)」 ※これは使えないです。
で、hargaなんですけど、
カジュアルな場面で友達だったらhargaでOKです。
Harga sekolahnya di Jepang berapa ya?
訳:日本の学費っていくら?
(もちろんこの文章はbiayaでOK)
では次に
AgarとSupayaとBiarについて
これはこの前のJLCで生徒さんから質問があったので、まとめてみました。
この三つすべて
「~するように/~するために」といった意味を持ちます。
Agar(かたい) / Supaya(カジュアル)/ Agarは会話ではあんまり使わない
Ayo kita berolahraga supaya badan kita sehat terus.
訳:ずっと健康でいるために運動しましょう。
ayo:しましょう、kita:私たち、berolahraga:運動する、supaya~:~するために、badan:体、kita:私たち、sehat:健康、terus:ずっと
この際にagarは使わないですね。
逆に、ポスターとか、呼びかける際にはagarを使います。
Agar bebas dari penyakit, ayo kita buang sampah pada tempatnya.
訳:病気を避けるために、正しい場所にゴミを捨てましょう。
agar~:~するために、bebas:自由、解放された、dari~:~から、penyakit:病気、ayo kita~:~しましょう、buang:捨てる、sampah:ゴミ、pada tempatnya:適切な場所
で、
Biarもあって、これも同じような意味なんですが、「supaya」よりさらにカジュアルになります。
二人の会話の場面を想像してください。
A : Taiki kok kamu sering banget ke salon?
訳:タイキ、なんでしょっちゅうサロンに行ってんの?
B : Biar keren dong!
訳:かっこよくなるためさ!
kok:なんで、kamu:君、sering~:しばしば~する、banget:めっちゃ、ke~:~へ行く、salon:サロン、biar~:~ように/~ために、keren:かっこいい、dong:だよ
この時にsupayaを使うと固いです。supayaはカジュアルっちゃカジュアルだけどBiarと比べるとちょい固いイメージがあります。
biarの例文をもう一つ見ておきましょう。
Aku nabung biar bisa jalan-jalan ke luar negeri.
訳:海外へ旅行に行けるように貯金してんだ。
nabung:貯金する、biar~:~するように、bisa~:~できる、jalan-jalan:旅行する、ke~:~へ、luar negeri:外国
あとは、慣れだから使ってみてね!いろんな文章に触れると自然とニュアンスがつかめるはずだ!