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インドネシア語の発言表現:Tuturnya、Jelasnya、Ungkapnya など

Eric

JLCの中級読書会に出てる皆さま。いつもお疲れ様です。
お疲れ様です!

Eric

さて、誰かの発言を伝える際に使われる表現が豊富に存在していて、めっちゃ種類があるんだ。
えーっと何があった?

Eric

例えば誰かが発現した後に「… tuturnya」とか「…jelasnya」とか見たことあるだろ?
ああ、あれね。確かにいちいち訳すのも面倒だし、大変な印象があるな。


主な発言表現とその意味

Eric

以下に、代表的な発言表現とその意味などをまとめたよ。
表現意味ニュアンスや使用状況
Tuturnya「語った」「話した」フォーマルでもカジュアルでも使える。物語風の文脈や、落ち着いたトーンの報告でよく使われる。
Jelasnya「説明した」「明確にした」詳細や理由を説明する場面で使用。話し手が何かを明確にする意図があることを強調する。
Ungkapnya「述べた」「明かした」内心や秘密を明かすニュアンスが含まれる。感情的または特別な情報を伝える場合に適している。
Katanya「彼/彼女が言った」日常会話で頻繁に使われるカジュアルな表現。話し手が軽く引用する際に便利。
Tambahnya「付け加えた」会話や説明を補足する場面で使用。何かを追加的に伝えるニュアンスを持つ。
Tegasnya「強調した」「断言した」話し手が強い意志や確信を持っている場合に使われる。
Paparnya「述べた」「解説した」詳細や背景情報を体系的に説明する際に使用。プレゼンテーションや公式な場面でよく使われる。
Ceritanya「話した」「語った」物語やエピソードを語る文脈でよく使われる。カジュアルな場面での使用が多い。
Imbuhnya「付け加えた」「Tambahnya」に似ているが、フォーマルな文脈で使われることが多い。
Harapnya「願った」「望んだ」話し手が何かを期待したり願望を示したりする際に使用。
Tandasnya「はっきりと述べた」「明言した」話し手が自分の立場や考えを明確に主張する場合に使用。
げ、ここまでたくさんあったのか…

Eric

で、本当に元も子もない話なんだけど、これらすべてニュアンスに違いがあるものの「~と言った」と訳しておけばOKなんだ。
そうなのかよ、あ、確かに全部似たような意味だ。

Eric

とは言ってもジャパネシアの読者さんは細かいことが大好きなはずだし、一個一個ニュアンスをつかむために例を挙げてみるよ。

詳しい解説と例文

(1) Tuturnya(語った)

例文

Saya akan pergi besok,” tuturnya.
(「私は明日行くつもりです」と彼は語った。)


“Cerita ini sangat menarik,” tuturnya kepada teman-temannya.
(「この話はとても面白い」と彼は友達に語った。)



※saya:私、akan:~するつもり、pergi:行く、besok:明日、tuturnya:彼(彼女)は語った、cerita:話、ini:この、sangat:とても、menarik:面白い、kepada:~に対して、teman-temannya:彼(彼女)の友達

Eric

話し手が話した内容を淡々と伝えるって時に使えるのが「…tuturnya」だ。こういった表現は前に「発言したこと」が“〇〇” って感じで入ってるのが特徴だな。

(2) Jelasnya(説明した)

例文

“Ini adalah pilihan terbaik,” jelasnya.
(「これは最良の選択です」と彼女は説明した。)


“Kita harus bekerja sama untuk mencapai tujuan,” jelasnya.
(「私たちは目標を達成するために協力しなければなりません」と彼女は説明した。)



※ini:これ、adalah:~である、pilihan:選択、terbaik:最良、jelasnya:彼(彼女)は説明した、kita:私たち、harus:~しなければならない、bekerja sama:協力する、untuk:~のために、mencapai:達成する、tujuan:目標

Eric

話し手が明確に理由や背景を説明した後に、この言葉が使われるぞ!

(3) Ungkapnya(述べた/明かした)

例文

“Saya sebenarnya takut,” ungkapnya.
(「実は私は怖かったのです」と彼は述べた。)


“Ini pertama kali saya mengalaminya,” ungkapnya dengan jujur.
(「これが私にとって初めての経験です」と彼女は正直に述べた。)



※saya:私、sebenarnya:実は、takut:怖い、ungkapnya:彼(彼女)は述べた、ini:これ、pertama kali:初めて、mengalaminya:それを経験する、dengan jujur:正直に

Eric

隠されていた感情や情報を明かすニュアンスが含まれている。

(4) Katanya(言った)

例文

“Dia sudah pergi,” katanya.
(「彼女はもう行ったよ」と彼は言った。)


“Aku akan mencoba lagi,” katanya santai.
(「また試してみるよ」と彼女は気軽に言った。)



※dia:彼・彼女、sudah:すでに、pergi:行った、katanya:彼(彼女)は言った、aku:私、akan:~するつもり、mencoba:試してみる、lagi:また、santai:気軽に

Eric

これはまさに「~が言ってた」といういわゆる「引用だな」。日常会話でも使われる。

(5) Tambahnya(付け加えた)

例文

“Kita harus bekerja lebih keras,” tambahnya.
(「私たちはもっと頑張らなければなりません」と彼は付け加えた。)


“Dan jangan lupa untuk selalu optimis,” tambahnya lagi.
(「そして、常に楽観的でいることを忘れないで」と彼はさらに付け加えた。)



※kita:私たち、lebih:もっと、harus:~しなければならない、berusaha:頑張る、tambahnya:彼(彼女)は付け加えた、dan:そして、jangan lupa:忘れないで、untuk:~すること、selalu:常に、optimis:楽観的、lagi:さらに

Eric

既に述べた内容にさらに情報を補足する際に使われるのが「tambahnya」だな。

(6) Tegasnya(強調した/断言した)

例文

“Saya tidak akan mundur,” tegasnya.
(「私は引き下がりません」と彼女は強調した。)


“Ini keputusan final,” tegasnya dengan yakin.
(「これが最終決定です」と彼女は確信を持って強調した。)



※saya:私、tidak:~ない、akan:~するつもり、mundur:引き下がる、tegasnya:彼(彼女)は強調した
ini:これ、keputusan:決定、final:最終、dengan yakin:確信を持って

Eric

話し手が強い意志や確信を持っている際にこれが使える。

(7) Paparnya(述べた/解説した)

例文

“Proses ini memerlukan waktu,” paparnya.
(「このプロセスには時間がかかります」と彼女は述べた。)


“Langkah-langkah ini harus dilakukan dengan hati-hati,” paparnya lebih lanjut.
(「この手順は注意深く行う必要があります」と彼女はさらに述べた。)



※proses:プロセス、ini:この、waktu:時間、dengan:~をもって、paparnya:彼(彼女)は述べた、langkah-langkah:手順、harus:~しなければならない、dilakukan:行われる、hati-hati:注意深く、lebih lanjut:さらに

「Paparnya」って「Jelasnya」と同じ?

Eric

いいとこに気づいたね。同じと思っていいよ。「jelasnya」 は明確さを重視し、カジュアルからフォーマルまで幅広く使用できるのに対し、「paparnya」 は詳細や背景を含む解説を引用する際に使わるから、フォーマルな場面での使用が多くなってるね。
なるほど。

Eric

まあ、同じだよ。日本語Jelasnyaは「説明した」、Paparnyaは「解説した」、ぐらいの差だな。

(8) Ceritanya(話した/語った)

例文

“Waktu itu aku terlambat,” ceritanya.
(「そのとき私は遅刻しました」と彼は語った。)


“Aku hampir menyerah, tapi berhasil,” ceritanya dengan bangga.
(「ほとんど諦めかけたけど、成功しました」と彼は誇らしげに語った。)



※waktu itu:そのとき、aku:私、terlambat:遅刻する、ceritanya:彼(彼女)は語った、hampir:ほとんど、menyerah:諦める、tapi:しかし、berhasil:成功する、dengan bangga:誇らしげに

Eric

エピソードや物語を伝える際にはceritanyaが使えるな。

(9) Harapnya(願った/望んだ)

例文

“Semoga kita berhasil,” harapnya.
(「私たちが成功しますように」と彼女は願った。)


“Saya harap semua berjalan lancar,” harapnya dengan penuh harapan.
(「全てが順調に進むことを願っています」と彼は期待を込めて述べた。)



※kita:私たち、sukses:成功する、semoga:~でありますように、harapnya:彼(彼女)は願った、saya:私、harap:願う、semua:全て、berjalan:進む、lancar:順調に、dengan penuh harapan:期待を込めて

Eric

まあこれは例外的に見てくれると助かるな。願望や期待を示す際にHarapnyaを文末に置くことができるんだ。

(10) Tandasnya(はっきりと述べた)

例文

“Ini keputusan final,” tandasnya.
(「これが最終決定です」と彼女ははっきり述べた。)


“Tidak ada kompromi lagi,” tandasnya tegas.
(「これ以上の妥協はありません」と彼ははっきり述べた。)



※ini:これ、keputusan:決定、final:最終、tandasnya:彼(彼女)ははっきり述べた、tidak ada:~はない、kompromi:妥協、lagi:もう、tegas:強調して

Eric

話し手が立場を明確にすることができるのがtandasnyaだな。

まとめ

Eric

色々見てきたけど、他にもたくさんあると思う。ほかに解説が欲しいものがあったらぜひコメントしてね!
ちょっとまって、これって普段の会話では使わないよね?

Eric

そうそう、ニュース記事を見てたらこういった表現があるってこと。だからまあまあフォーマルって言えるよ。文章を読むときの参考になりますように。

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インドネシア語の擬態語と擬音語「オノマトペ」まとめ

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