ある日。。。
某都内のOL「このジャパネシアってサイト面白い!フザけすぎてあまり勉強にならないけど、
来年には、念願のインドネシアでの新事業に向けて勉強がんばんなきゃ!」
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「ゲ!もうこんな時間!今日大事な打ち合わせなのに!」
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「あ、あのう、今日遅れます・・・」
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「あ~もう、あたしのバカ!絶対上司に怒られるだろうな・・・
ジャパネシアなんか読まなきゃよかった・・・」
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上司「お前2時間も遅刻しやがって、今日は重要な打ち合わせってわかってんだろ!」
OL「しゅいやしぇん・・・これ企画書でぇす・・・」
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上司「バッキャロー!クソみたいな企画書じゃねえか!」
OL「ひどい!ひどすぎる・・・」
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「サイアク・・・
ジャパネシアなんて読まなければ・・・」
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「はっ!クマまでできてるし、、、パソコンで長い時間ジャパネシア読んだから?
もう!こんな顔じゃ、今日のデートもキャンセルしなきゃ・・・サイアク」
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「どれもこれも、あのジャパネシアのせいだわ・・・」
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「おのれ、ジャパネシア、ジャパネシア、ジャパネシア・・・
こうなったら・・・」
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「カチカチカチカチ・・・・・・・・」
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「これでよしと・・・むにゃむにゃ・・・」
ずっとパソコンやスマホ見てると目もつかれるしね!
しかも、メールの最後に「さもなくば~~~~~~~!!!!!」って書いてるよ!
さーて、ショータイムの始まりよ!
ただ本を順番に紹介しても、人には合う合わないがあるから、目的別にまとめていくぞ!
インドネシア語を勉強する際に、本当におすすめできる参考書を集めました。フレーズ系、文法系、単語系、辞書などです、いろんなインドネシア語学習者の意見も取り入れながら作ってみました。
入門・初級・中級とレベル分けをして、それぞれ評価しています。
目次
参考書の選び方
参考書の選び方として重要なことは、自分に合ったものを使うことです。「自分に合う」というのは、レベルはもちろんですが、この参考書だったら楽しく勉強できそう!と感じるものです。
こういった本を選ぶことができれば長期的に愛用できるので、慎重に選んでみてくださいね。
入門レベル
入門レベルは、まだインドネシア語について全く知らないレベルだと考えて下さい。まずはインドネシア語にたくさん触れて慣れることが大事だと思います。とっつきやすいのは「フレーズ系」なので、フレーズ系の本の割合が多いです。
ヒトコトで言うと
- まずは身の回りのインドネシア語から手っ取り早くって人はこれ!
各章ごとに設定されたテーマは、挨拶や日常会話、旅行で役立つ表現など、実生活で活用できるフレーズがかなり豊富に含まれているので、初心者の身の回りのインドネシア語を強化する目的で使うのであれば短期的な効果が見込めます!
ヒトコトで言うと
- 会話文も自然で構成がわかりやすい
この教科書の魅力は、その豊富な内容にあります。全30課で構成されており、各章ごとに設定された学習目標と内容が明確で、モチベーションを保ちながら学習を進められます。特に、文法事項とともに多くの単語が掲載されているため、文法と単語を同時に習得できるので、初心者が持ってて安心の一冊。
ヒトコトで言うと
- 旅行用の書籍で無駄を限りなく減らしながらも、しっかりとインドネシア語が学べる良書
インドネシア語にはじめて触れる場合は、よく使う言葉から学習していくのがいいと思います。初めてのインドネシア旅行でちょっと言語が心配という場合には、これを買っておけばかなり役に立つはずです。
著者さんが、インドネシア歴が長いこともあり、言葉・フレーズの配置が絶妙で、例えば、一番最初には、必ず使うであろう言葉が掲載されており、そこからはシーン別に使える言葉があるので、本当に旅行者の視点に立った本のつくりになっています。
もちろん、短期間の旅行で、この本をすべて頭に入れることはできませんが、旅行から帰っても参考書として使えるシンプルながら中身の濃い本です。
ヒトコトで言うと
- 文法、単語、リスニングを網羅した高品質教材
このインドネシア語教科書は、その充実した内容と使いやすさから、多くの学習者に支持されています。価格が少し高めですが、その価値を十分に感じることができる教材です。
この本の特筆すべき点は、文法、単語、リスニングのすべてを1冊でカバーしている点です。巻末には3600語もの単語集が収録されており、これはかなり初心者泣かせではあります。ですので初級からカバーはできますが、かなりの努力を要します。
ヒトコトで言うと
- 空き時間にスマホで読める、一応持っておきたい一冊
これは僕がはじめてインドネシアへ行った際にKindleにダウンロードしておいた電子書籍です。(書籍版はありません)値段は非常に安いですし、Kindle Unlimited会員であれば0円で読めます。
インドネシアでは、渋滞があったり、停電などのトラブルに見舞われると、何もない手持無沙汰な時間ができてしまいます。そんな時にパッとスマホを開いて学習できるのはKindleのメリットです。
そして、旅先などでいちいち本を開いて、ペラペラする行為は、暑いインドネシアでは僕にはキツイ部分がありました。しかし、Kindleであれば指先だけで操作可能です。もちろん本よりも、単語やフレーズを探す際には時間がかかりすぎて大変ですが、ちょっとした空き時間に勉強したい時に勉強ができるのはとてもおすすめです。
地球の歩き方 トラベル会話 インドネシア語+英語 (地球の歩き方トラベル会話) フレーズ
ヒトコトで言うと
- 英語+インドネシア語で理解力アップ
「地球の歩き方」のインドネシア語の書籍です。大きな特徴は英語が使われていて、インドネシア語の読み方もカタカナで書いてあるので旅のお供に使えます。
インドネシアで働く場合、ほとんどのインドネシア人は英語を話すことはできませんが、取引先や、社内では英語で話した方がうまくコミュニケーションを取れるケースもあるかと思います。
そうした際に、この本の本領発揮です。もちろん、インドネシア語も学びたいけど、英語も学びたいと考えている人にもおすすめです。
ヒトコトで言うと
- 「シンプル」ってこういうことだよ
「文法」っていうと拒否反応が起こってしまう人は僕だけじゃないはず。
インドネシア語も世界一簡単な言語とは言われているものの、文法だけで言えば難しいことも多いし、ややこしいことも多いです。ただ、この参考書では、ザックリ、でもちゃんとインドネシア語の文法を学ぶことができるので、苦痛に感じることも少なく文法の学習ができます。
なので、「文法は難しいけど、検定受けるしやらなきゃな~」と感じている場合にはこの書籍から始めてみるといいでしょう。
初心者レベル
初心者レベルは、日常会話できるレベルとしています。初心者レベルでは難しい本は「難易度4以上」としています。
ヒトコトで言うと
- 旅行でインドネシアへ行く人にピッタリ、イラスト付きの初級レベルの入門書
インドネシア語検定を受けたり、仕事でインドネシア人とかかわるわけではなくて、一週間ほどバリへ旅行に行くからインドネシア語を学びたい、まずはインドネシア人との簡単な会話だけでいいから学びたいという人にはうってつけの参考書です。
すべてカラーなので、勉強嫌いであっても楽しく学習をすることができます。そして、CDもついているので、初心者の方であっても簡単な単語からインドネシア語特有の発音を勉強することができます。
ヒトコトで言うと
- インドネシア語の文法を入門から網羅した書籍
「初級」とは書いていますが、まったくの初心者には難しいと思います。ただ、やる気があって、多少難しいことがあったとしても頑張って勉強したい!という方にはかなりおすすめできます。
長文問題や、練習問題もついているので、独学で先生をつけずに頑張りたい人にはおすすめです。
ヒトコトで言うと
- 定番の初級者向け参考書
よくジャパネシアのメールにて、「インドネシア語の勉強を始めたばかりなのですが、初めの一冊は何がいいですか?」と聞かれるのですが、その場合には、(勉強の目的にもよりますが)この本をおすすめしています。
CDもついており、単語力を重視した作りで、インドネシア語に必要な語彙力アップにはつながります。
絵のタッチは少し古いですが、懐かしい感じです。イラスト付きはやる気が出ますね。
ヒトコトで言うと
- 写真多めで楽しみながら学習できる
この本を選ぶ人は、きっと「写真が多いから!」と言うと思います。他の参考書と比べてあまり聞かない参考書ではありますが、インドネシア語はできるだけ楽しく学習したいという方にはおすすめです。
意見が分かれるかもしれませんが、インドネシア語にルビがふっていたり、インドネシアの名曲がCDに収録されていたり、本のサイズが大きかったり、ちょっと毛色が違う参考書といえますが、好きな人は大好きな参考書です。
本に出てくる登場人物は、インドネシアへ赴任することになった会社員です。赴任したつもりで勉強ができるので、これからインドネシアへ赴任する・就職が決まっているという方は使ってみてもいいかもしれません。
ヒトコトで言うと
- 初級単語を音声付学習
単語集でも初級レベルを集めたものです。シーン別に分かれていているので比較的頭に入りやすい単語本です。(バングラデシュでひったくられましたが。)
僕が初めて買ったインドネシア語の参考書でこれを持ってタクシーの運転手とお話していました。ズバリ、使えます!
中級レベル
中級レベルであれば、ある程度自分で参考書を選ぶ能力があると思います。検定で言えばE級、D級の問題は難なく解けるレベルだと考えてください。
ヒトコトで言うと
- イバラの道を進む準備ができた人向け
難易度・ボリュームに関しては、これ以上の参考書はないといえます。長文・単語数・文法などあらゆるものを一冊にまとめたこの本は、もともと勉強が好きか、どうしても学ばなきゃヤバイ!という人ではないとなかなか続かない覚悟が必要な一冊です。
インドネシア語検定で言えば、一冊ちゃんと終わらせることができれば検定C級レベルは問題ないと思います。ただ、表現が古く、独特の言い回しが非常に多いので、できればネイティブのインドネシア人と相談しながら勉強を進めていってください。
この参考書には長文がたくさん掲載されていますが、それは別売りのCDでリスニング練習ができるので余裕がある方は購入しておきましょう。
すべてやれば十分な力がついているはずです。
ヒトコトで言うと
留学生の設定で順番に文法項目などをこなしながら会話を学べる教材。このまとまりをうまく表現できた良書です。初めてインドネシア語に触れる方には難しいかもしれませんが、これから本気で頑張ってみたい方にはおすすめです。
ヒトコトで言うと
- 傑作
説明は不要ですね。
ってだけでは不十分ですね。この本は、ネイティブが使いそうな言葉を3つのパターンで言うというものです。同じ意味を3パターンで言うことも十分に勉強になりますが、付属CDの音声はシチュエーションに応じて喜んだり、悲しんだり、あるいは怒ったりしているので、すぐにシチュエーションに入ることができて、ホント言うことなしです。
初心者には難しいですが、これからネイティブと対等に話したい人や、文法はそれなりに理解したけど、実際の会話となるとイマイチという人は絶対に手に入れておきたい一冊です。
ヒトコトで言うと
- 駐在員が欲しいインドネシア語が学べる
勉強本の中では異質ですが、ビジネスマンに特化したインドネシア語参考書です。
インドネシア駐在・出張時に出くわすであろう会食や電話対応のシーンなどが掲載されていて、さらには、マナーやエチケット。履歴書や留学申請などの公的文書の書き方もありますよ!
ヒトコトで言うと
- ひたすら暗記
インドネシア語の単語本です。最も掲載単語数が多い単語本の一つです。インドネシア語は単語さえ覚えていればある程度通じる言語ですので、単語力が重要視されがちです。
この本は「基本単語」「中級単語」「上級単語」と並べられており、自分のレベルに合った単語から暗記ができるのがメリットですが、覚えるのはかなり根気がいります。
単語本で覚えることは良いのですが、普段の勉強の中で出くわした単語の方が頭に残りやすいという人もいるので、理想を言えば両方をこなしてほしいです。
ヒトコトで言うと
- 「オトナ」レベルが高い
一見、ロマンチックなフレーズ集なのかな?と思って手に取ってみるとビックリ。ロマンチックなのは最初だけで、読み進めるうちに男女のディープな会話になります。
ブロックMのカラオケでこういったフレーズを使うときっとウケること間違いないですよ。
でも、この参考書に出てくるフレーズは会話で自然と使われる表現ばかりで十分に勉強になります。
ヒトコトで言うと
- スピーキングに特化した珍しいインドネシア語教材
この本の特徴は、シャドーイングができるところです。
文法を勉強してきたけど、それだけで話せるようにはなかなかなりません。聞き取りやすい音声を聞きながら、正しい発音でインドネシア語を話す練習になります。
今まで文法ばかりをやってきて、実際の会話には自信がないという方にはもってこいの教材です。
ヒトコトで言うと
- リスニング特化の珍しい参考書
珍しい「リスニング」に特化したインドネシア語教材です。スピードも速く、文章の内容も比較的難しいですので、ある程度学習を積んだ人向けです。まだ初心者の方は、入門レベルの参考書でCD付きのものを選ぶといいでしょう。
ちょっと例外の書籍
初級・中級・上級などのレベル分けはあまりできないですが、特殊な理由でジャパネシアでおすすめする書籍を紹介します。
ヒトコトで言うと
- 探している単語が見つからない!なんて言わせねぇ
この辞書は、また発売したばかりですが、紙の辞書ではきっと多くの学習者が手に入れるであろうすごい辞書です。
インドネシア語には、派生語があり、接頭辞、接尾辞がつくと辞書に出てこないから、初心者がインドネシア語の辞書を使いこなすのは難しかったのです。
ただ、この辞書は、派生語にも対応しており、例文なども用いている箇所もあるのできっとあなたの学習の良きパートナーとなってくれるはずです。
紙の辞書にこだわりたいなら絶対に持っておきたい一冊です。
インドネシア語のおすすめ「辞書」はこれヒトコトで言うと
- 単語帳はコレでスタート!
これ、実は、Kindle Unlimited対象で、会員は無料で手に入ります。
ただ、別売音声教材(ダウンロード版)が「audiobook.jp」で購入できるので、目で見て、耳で聞いて単語を頭に入れていきたい人にはピッタリです。
現代インドネシアを知るための60章 (エリア・スタディーズ113) インドネシアについて
ヒトコトで言うと
- 「インドネシア」の入門書
インドネシアは、習慣や文化、そして島の数を数えればきりがないほどあります。
だからこそ、インドネシアへ行く前にインドネシアの全体像を知りたい方はぜひ読んでおいてください。もちろんインドネシア語を学ぶことも重要ですが、インドネシアを知ることもコミュニケーションに役立ちしますし、文化背景を理解することは、インドネシア人との付き合いをきっと円滑にしてくれるはずですよ。
2013年発売で最新情報について知りたい場合はおすすめできませんが、基本的にオランダ統治時代、独立など、歴史についても書かれているので単純に楽しめますよ。
最後に
ジャパネシアの独断なので、他にもこんな参考書があるよ!という意見を持っている方もいると思いますが、そういった情報はまた教えてください。今回紹介した本はすべておすすめですので、あなたにあった難易度と目的、さえ合っていれば「買ってよかった!」と思ってもらえるはずです。