今回は初心者で今インドネシア語の勉強を頑張ってる人向けのお話しです。
非常に初級レベルの単語で迷いやすい、混乱を招くものを選びましたので、一緒にチェックしていきましょう!
では行きましょう!
まず、これ。
Kami:私たち、Kita:私たち。
実は、話相手を含んで「私たち」がKita、話し相手を含まないで「私たち」がKamiって習います。
僕もそうでした。
でも、いったんこれは忘れてください。
ジャカルタ、バンドゥンでは基本的に「kita」を使っているんですね。
逆に「Kami」は使わない。
そして、スマトラでは「Kami」をよく使います。
なので、我々日本人学習者は「Kita」だけを使えばいいです。スマトラそんなに行かないでしょ?たぶん。
これはJLCの講師のエリックさんに聞いたんですけど、
田舎から、ジャカルタに出て、「Kami」を使ってると、Kampungan(田舎っぽい)って言われたそうなんですね。
それぐらい、Kamiはジャカルタで使わないし、田舎からでてきたんだな。って思われるぐらいの使用頻度ってことです。
なので、基本「KitaでOK」もう、話し相手を含んで~、とか覚える必要もないかと思います。
「Mari kita~:~しましょう」「Ayo kita~:~しよう」という定番のだれかを誘うフレーズも「Kita」ですからね。
では、次を見てみましょう!
まず、頭に入れてほしいのが「Mohon」が一番固いです。
Mohonは基本的に会話では使わない。
じゃあ、どこで使われてるか、っていうと…
例えば、学校でもらうプリントなど(書き言葉)
Para Siswa Mohon Datang Tepat Waktu(学生らは時間通りに来てください。)
- para:~たち
- siswa:学生
- mohon~:~してください
- datang:来る
- tepat:ちょうど
- waktu:時間
で、
Tolongは会話的によく使います。
まず一つ目の意味で「Tolong=ヘルプ」の意味で使われます。
そして、
メイドさんによく使う印象があります。
Mbak tolong cuci baju saya ini ya.(この服を洗濯してくださいね)
- Mbak:お姉さん
- tolong~:~してください
- cuci:洗う
- baju:服
- saya:私
- ini:この
で、この文章のTolongをMintaに変えてもいいんですけど、
MintaはTolongより丁寧さが少し下がります。
Mintaは実はMinta tolongの省略って考え方もあります。
だから、丁寧さが若干低下します。
なので、Mintaはインドネシア人的には「~してちょうだい」ってイメージです。
Minta bon ya.(お会計してしてちょうだい。)
- minta~:~してちょうだい
- bon:お会計
kamarとruangは「部屋」という意味で同じなんですが、ちょっと違いがあります。
Kamarは「プライベートを確保するための部屋/ベッドがある部屋」という意味です。
そして基本的には「一人で過ごす場所」を指します。
そのことを意識してKamarがつく単語を見てみましょう!
- kamar mandi :風呂場/シャワールーム
- kamar kecil:トイレ
- kamar tidur:寝室
- kamar hotel:ホテルの部屋(ベッドがあるから)
- kamar tamu:客間=お客さんだけがいる
- kamar mayat(霊安室)
- kamar ganti:フィッテイングルーム
- ※runag gantiもありうる。(他の人も出入りするから)
で、
Ruang:はKamar以外です。
- ruang rapat:会議室
- ruang tunggu:待合室
- ruang makan:食堂
- ruang tamu:居間、リビング
続いても、よく迷うのがPadaとKepada(=~に)です。
まず「kepada」はあまり使わない(固い)
で、
PadaはKepadaの省略
ざっくりいうと
(フォーマル)Kepada→Pada→Ke (カジュアル)
Kepadaは「手紙」を書くときなどに使われます。
手紙の最後に、
Kepada yth Eric.(親愛なるエリックさまへ)
- kepada~:~へ
- yth=yang terharmat:親愛なる
でもですね、会話的には基本「ke-」しか使わない。
はい、今回はちょっと難しい話ですが、大丈夫でしょうか?笑
わからなければ質問してくださいね!
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