今日はちょっとだけ“学習者向け”という枠を飛び越えて、JLCの教材なんだけどもそんなことは気にせず、「普通に面白いから見てほしい!」って思える作品を紹介したいと思います。
それが──
《Tetangga Masa Gitu?》
これは、日本でいうところの「フレンズ」みたいな作品です。インドネシア語のコンテンツで面白いのは見つかりにくいと思う方が多いですが、これはオモシロイ!
Tetangga Masa Gitu?ってどんな作品?
タイトルの意味は、「最近の隣人ってこんな感じ?」というニュアンス。
つまり、隣に住んでる“ちょっと変わった夫婦たち”の物語です。
2組の夫婦の会話を中心にした、テンポのいいコメディドラマで、日常の中のちょっとした言い合いやズレ、笑い、トラブルが描かれています。10年目の夫婦と新婚夫婦のギャップを描いています。
ドラマ「フレンズ」のような存在
ここで、少し補足すると「フレンズ(Friends)」というアメリカの有名ドラマを知っている方も多いと思います。

実はこのドラマ、英語学習者にとって最強のリスニング教材として世界中で使われています。
- 自然なスピード
- 実際に使われる表現
- スラング・ユーモア・感情のこもった会話
- 反復するテーマ(仕事・恋愛・人間関係)
だからこそ、多くの人が「英語を学ぶならフレンズから」と言います。
このインドネシア語版フレンズともいえるのが、《Tetangga Masa Gitu?》なんです。
自然な日常会話の宝庫!
このドラマの一番の魅力はなんといっても、“不自然じゃない会話”がとにかく多いこと。
- 「え、そんな言い方するんだ?」
- 「その言い回し、知らなかったけど、使いたい」
- 「やっぱり“言葉って感情”だよなあ…」
っていう気づきが、1話1話にギュッと詰まっています。
📺 まずは第1話だけでも見てみよう!
いきなり「シリーズ全部見よう」だとハードル高く感じるかもしれませんが、
とりあえず第1話だけでも、ぜひ一度見てください👇
🔗 https://japanesia.net/jlc/lessons/episode-1/
※JLC会員であれば、フル視聴可能です。
こんな学習効果があります
この教材は単なる“エンタメ”ではなく、
しっかりと中上級者向けのリスニング教材としてのポテンシャルがあります。
🗣 ① 会話スピードに慣れる
→ ナチュラルな速さなので、聞き取りにくさもあるけど、それが現実。
📚 ② 表現が具体的・感情的
→ 怒る、笑う、迷う…「感情×言葉」は記憶に残りやすい!
💡 ③ 文法知識が“生きる”
→ 覚えただけの「Me-動詞」や「接続詞」も、会話の中で意味を持つのか、どのように崩されているのかもわかります。
ケンとユキの『めらぷてぃ☆』を終えたら、次はこれ!
アニメ教材『ケンとユキのめらぷてぃ☆』では、語彙や文化、日常的なスラングに触れながら、インドネシア語を“ドラマ風に”学びましたよね。
「あれで基礎が固まった人」にとって、
この《Tetangga Masa Gitu?》はちょうどいいステップアップ教材です。
理由はシンプル:
- よりリアルなスピード
- 会話のテンポが早い
- 文法知識の応用が求められる
日常にあふれる言葉が、ここにある
たとえば、こんな表現が自然と出てきます:
- “Gak usah lebay deh.”(オーバーにしないで)
- “Biasa aja, dong!”(もっと普通にしてよ)
- “Kamu tuh gimana sih?”(あんた何なのよ?)
これ、教科書ではなかなか出てきません。
でも、実際の会話ではむしろこういう表現こそ使うんです。
学習が“つながる”って、こういうこと
インドネシア語学習をしていると、
どうしても「断片的」になってしまう瞬間があります。
- 単語は知ってる
- 文法もやった
- でも「使うシーン」が浮かばない
その“ズレ”を埋めてくれるのが、こういうリアルな会話教材なんです。見てるだけで、少しずつ耳が慣れて、
「言葉が降りてくる」瞬間が増えてきます。
最後に|学習の“楽しさ”って、こういうところから生まれる
勉強って、つらいと続かない。
でも、「面白い!」って思えた瞬間、
人は自分から学び始めます。
この《Tetangga Masa Gitu?》は、まさにそういう教材です。
- 自然で、
- 笑えて、
- 心に残る。
だからこそ、“勉強じゃなくて視聴”のつもりで続けてOK。
いつの間にか、インドネシア語が耳に、口に、残っていきます。
📺 まずは第1話からスタート!
会話に強くなりたい人、
リアルな表現を身につけたい人、
そして何より“楽しんで”インドネシア語を学びたい人へ。
この作品はきっと、あなたのインドネシア語に“息”を吹き込んでくれます。
では~!