インドネシア人は「Gini / Gitu」をたくさん使っているように感じませんか?
Gini / Gituは、 Begini / Begituの省略形で、日常会話では省略した形でつかわれる。あえて意味を言えば「そのように」って感じだけど、実際の会話の場面でそのニュアンスをつかむのは難しいです。
会話形式で見ていきましょう。
Jadi besok kita ketemu di kantor jam 8 pagi ya!
(じゃあ、明日午前8時に会いましょうね!)
jadi:じゃあ、つまり、besok:明日、kita:私たち、ketemu:会う、di~:~で、kantor:会社、jam~:~時、8=delapan、pagi:朝、午前
Oh gitu, oke deh!
(おーそうなんだ、オッケーだよ!)
このOh gituって返事は、よく使われます。で、聞いたことあると思います。
で、何か「へ~~そ~なんだ~」と皮肉を言う時にも使えます。
Oh gitu ya sekarang, udah sombong nggak pernah datang ke rumahku lagi.
(へーそうなんだ、今は偉そうになって、もうアタシん家に来なくなっちゃったね。)
※sekarang:今、現在、udah=すでに、sombong:偉そうな、nggak pernah:決して~しない、datang ke~:~へ行く、rumahku:私の家 ※rumah:家+ku=aku:私、lagi:もう
Gitu loh
文末にgitu lohを置くインドネシア人は多いです。
「〇〇だよね」「〇〇でしょ」「〇〇じゃん」って意味合いでつかわれます。
アドバイスなどをして、理由を言って、「そういうことだよ~」と、説明するときに使います。
ちょっと例文を見ましょう。
Segitu mah:そんくらいだったら
Segituは「それだけ」って意味
Mahはジャカルタ弁の「Sih」と同じで、強調の意味です。
Segitu mahで「そんくらいだったら」という意味になります。次は会話文で確認しましょう。
Hari ini aku cuma ada 100 ribu di dompet.
今日財布に100.000しかないんだけど。
hari ini:今日
aku:私
cuma~:~だけ ※hanyaのカジュアルな言い方
100 ribu=100.000 ※ribu:千
di~:~に
dompet:財布
Ah segitu mah cukup banget.
あ、そんくらいなら全然余裕(十分)やって。
cukup:十分
~banget:超~、めっちゃ~
Lihat nih! gue bisa main sepeda tanpa pegangan.
(見ろよ!オレ手放しで自転車こげるぞ。)
lihat:見る
nih:だよ
gue:オレ
bisa~:~できる
main:遊ぶ、する
sepeda:自転車
tanpa~:~なしっで
pegangan:取っ手、ハンドル
Yaaah, itu mah biasa. Kalo segitu mah gua juga bisa.
はいはい、それってフツー。そんぐらいだったらオレだってできるわ。
itu:それ
mah:強調
biasa:普通、当たり前
kalo=kalau:もし~ならば
gua=gue:オレ
juga:も
bisa:できる
Gini-gini aja / Gitu-gitu saja
ある状況が変わらないときに、「ずっとこんな調子だ」って言いたいときにgini-gini ajaが使える。