マンダラ
KokはKenapaの省略形
Kok gitu sih? の例文①
Kok kamu ada di sini?
なんでここにいるの?
→kokはkenapaの省略でよりカジュアル
※kok:なぜ、kamu:君、ada:ある、di~:~で、sini:ここ
1. Kok gitu sih(不満や驚き)の両方を表す定番フレーズ
Kok gitu sih? の例文①
Mandala: Aku sudah bilang ini harus selesai hari ini.
→今日中に終わらせないといけないって言ったよね。
Taiki:Maaf, aku kira besok saja cukup.
→ごめん、明日でも十分だと思ってた。
Mandala:Kok gitu sih?
→え、なんでそうなるの?
→驚きと軽い怒りのニュアンスを出している
※aku:私、sudah~:すでに~した、bilang:言う、ini:この、harus~:~しなければならない、hari ini:今日
maaf:ごめん、kira:思う、besok:明日、~saja:~の方で(強調)、cukup:十分な
Kok gitu sih? の例文②
Mandala : Kok kamu nggak datang kemarin?
→なんで昨日来なかったの?
Taiki:Soalnya aku lupa tanggalnya.
→日付忘れちゃって。
Mandala : Kok gitu sih?
→え、んなことあるかいな?
→驚きと軽い呆れの感情のニュアンスを出している
※kamu:君、nggak~:~しない、kemarin:昨日、soalnya~:なぜなら~だから(karenaのカジュアル形)、lupa:忘れる、tanggalnya:日付
2. 独り言のKok
Kok gitu sih? (独り言)の例文①
Kok bisa ya, nilai matematikaku turun?
(どうして数学の成績が下がったんだろう?)
→自分の努力と結果が結びつかない不思議さ
→結果に納得できず、一人でつぶやいている様子
※bisa:できる(起こりうる、可能性がある)、nilai:成績、matematika:数学+ku=aku:私、turun:落ちる
Kok gitu sih? (独り言)の例文②
Kok bisa ya, mobilku tiba-tiba mogok?
(なんで急に車が止まったんだろう?)
→状況に驚き、原因を探ろうとする気持ち
→予想外のことが起きて、頭が追いついていない様子
※mobil:車+ku=aku:私、tiba-tiba:急に、突然、mogok:エンストする
「あいまいさ」を含む発言:特に結論を出さず感情だけを表す
シチュエーション
A:Maaf ya, aku nggak jadi ikut.
(ごめん、一緒に行けなくなった。)
B: Kok gitu?
(え、なんで?)
→理由を強く聞かず、ただ驚きを示す
説明が省略され、状況がわからないまま相手に疑問を投げている
※maaf:ごめん、aku:私、nggak jadi:キャンセルする、ikut:参加する
「肯定」するために文末に置くkok
例文①
Bisa kok! (できるよ!)
例文②
Nggak apa-apa kok. (大丈夫だよ。)
相手を励ます際などの日本語の「~だよ」に相当すると考えてOK(肯定)
※bisa:できる
感情を抑えた軽い疑問やつぶやきとして使われる。
Kok bisa ya? →「どうしてだろう?」(冷静な分析を伴う)
驚きや不満が強調される。
Kok gitu sih? →「えっ、なんでそうなるの?」(強い驚きや軽い怒り)
諦めや困惑、時には皮肉を込めた使い方。
Kok bisa ya… →「なんでこんなことになったんだ…」(困惑や諦め)
覚えるコツ
- 感情の種類(驚き、疑問、不満、困惑)に応じて使い分ける。
- トーンやイントネーションが重要。これが感情の強弱を表す。
- 明確な答えを求める場面と、単に感情を吐露する場面を区別する。
① 文脈で覚える
「友達が理由も言わずに予定をキャンセルした時」 → Kok gitu sih?
「相手が無理だと思っていたことを達成した時」 → Kok bisa?
② 感情ごとに分類して覚える
驚き・疑問
Kok bisa? (どうしてできるの?)
Kok kamu nggak bilang apa-apa? (なんで何も言わなかったの?)
不満・軽い反論
Kok gitu sih? (なんでそうなるの?)
Kok kamu nggak coba dulu? (なんで試さないの?)
肯定・安心感
Bisa kok! (できるよ!)
Nggak apa-apa kok. (大丈夫だよ。)
③ 日本語との対応関係をイメージする
「えっ?」 → 驚きや疑問の Kok bisa?
「なんで?」 → 不満の Kok gitu sih?
「〜だよ」 → 安心感の Bisa kok!
「へぇ〜」 → 軽い感嘆の Kok gitu ya?
まとめ
- 文脈で学び、例文を通して整理する。
- 感情ごとに分類してイメージを固める。
- 日本語の感覚と音声を結びつけて覚える。
- 会話や練習の中で積極的に使う。
慰めや安心を込めたkok: 「Nggak apa-apa kok.」(優しく「大丈夫だよ。」)
これって全然違うよな。そんな感じ。特定のルールに縛られず、気持ちをやトーンを感情に従って素直に出すと自然とkokの使い方は上手になるよ。
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