今日は、僕(タイキ)一人で話してみますね!
最近はインドネシアにいると暑くて、仕事をする気になれなくて、さぼりました。
「さぼる」はインドネシア語で「bolos(ボロス)」といいます。
まあ、そんなことはいいや!
今日は、「日常会話で使いたい表現」について見ていこうと思います。
教科書的、あるいはフォーマルな形では「こう」だけど、実際に日常会話では使われていなかったり、変換されてカジュアルになってる言葉が結構あります。
かなりマニアックな話ですが、日常会話でネイティブっぽく話したい、あるいは、ネイティブの言葉を理解したい人はぜひ見てください。
beri⇒kasih
beri(ブリ)は「与える、渡す」の意味、kasih(カスィ)は「愛」という意味なんだけど、カジュアルな場面でberiに置き換えて使うことができるぞ。
まず、beriの例文を見よう。
で、この文章の「beri」をカジュアルにすると「kasih」になるぞ。
ちなみに、Terima kasih(ありがとう)の「kasih」だ。terimaは「受け取る」、kasihは「愛」で、「愛を受け取る」が派生して「ありがとう」の意味でつかわれている。知ってた?
bahwa~⇒kalo~
「bahwa~(バ(フ)ワ)」は「~と」という意味で、英語のthatに相当するぞ。
「~と言いました。」って文章の「~と」に当たるんだ。例文を見ましょう。
この文章のbahwaは「kalo(カロ)」に置き換えられる。
kaloの方がカジュアル。
で、kalo(カロ)の本来の形はkalau(カラウ)なんだけど、インドネシア人は日常会話では「kalo:カロ」と言ってる。
で、kaloの本来の意味は「もし~ならば」という意味だけど、なぜかbahwaと置き換えられる。
※逆にbahwaは「もし~ならば」という意味は持ってないからご注意を。
jalan ⇒cabut
jalan(ジャラン)は「行く/歩く」という意味で、cabut(チャブッ(ト))は「~を引っこ抜く」という意味。
なんだけど、日常会話ではなぜかcabutがjalanの意味でつかわれる。
特にある特定の場所から、別の場所に移る時「ここから出る / 立ち去る」って意味合いでつかわれる。
特に!
ここでの用事は済んだから、別の場所に移ろう!って文脈でつかわれることが多い。
上の文章で、「誰かが家から会社に行った。」とします。で、その人が会社から「どっか行こう!」という際にCabutが使えるよ。
誰かを誘うだけじゃなく、自分が一人がどっか行く時も「Aku cabut ya.(「どっか」行くわ。」)とか言えちゃう。
じゃあ、例文を見ましょう。
Pulang ⇒ Balik
Pulang(プラン)は「帰る」という意味、カジュアルに言えば、「Balik(バリッ(ク)」だ。
nyaman ⇒ enak
Nyaman(ニャマン)は「快適な」って意味、Enak(エナッ(ク))は「おいしい」って意味。
でも、enakは「快適な」とか「気持ちいい」って意味で日常会話ではよくつかわれる。
まずは「nyaman」の例文を見てみよう!
このnyamanは「enak」に置き換えられる。この場合のenakは「おいしい」って意味じゃなくて「nyaman」と同じ「快適な/気持ちいい」という意味だ。
enakの意味が「おいしい」なのか「快適な」なのかは文脈判断だな。
このパターンのenakはよく使われます。
例えば、天気がいい日なんかに、
Enak ya, hari ini.
(エナッ(ク) ヤ ハリ イニ)
今日は気持ちいいね。
と言えたりする。
atau⇒apa
atau(アタウ)は英語の「or」の意味で、「A atau B」=「AかB」みたいな感じでつかわれます。
例文を見ましょう。
このatauは「apa」に置き換えられる。apaは本来「何」という意味だけど、カジュアルな場面で、atauの代わりとして使われる。多分言いやすいんだろうな。
tidak lucu⇒garing
lucu(ルチュ)は「面白い」って意味で、否定の「tidak(ティダッ(ク)」が入ると、tidak lucu(ティダッ(ク) ルチュ)=「おもんない/つまんない」といった意味になるぞ。例文は…
で、この文章のtidak lucuは「garing」に置き換えられる。
garingの本来の意味は、「パリパリした」って意味で、
Roti ini garing(このパンはパリパリしてる)みたいな感じでつかわれる。
このような表現は、実際には教科書に載っていることは少ないので、まず独学ではなかなか学べません。
なので、実践でいろんなインドネシア語を聞いて、一つ一つ探していく必要があり、膨大な時間がかかるし、なれるのが大変かと思います。
そういったカジュアル表現や会話表現を学べる授業をジャパネシアのオンラインスクールJLCでは用意しております。
一回の授業で必ず発見がある授業です。こういったものをどんどん集めていきましょう。
うまくなるには、こういった細かい発見を続けて、身に着けていく必要があるので、時間がかかります。ショートカットはありません。目標を掲げてそこに向けて一歩ずつ進んでいきましょう。
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