適切な日本語訳が見つかりにくくて、使い方がイマイチつかめない言葉ってあるんですよね。
でも、使えると一気にネイティブっぽくなるし、できればみなさんにも使ってほしい言葉があります。
今回は「一気にネイティブに近づく言葉3選」をやっていきましょう。
その3つとは「Nah / Mah / Memang」です。
じゃあ、順番に見ていきましょう。
\Nah(ナ)/
NahはHarinya Japaneisaでハリがいつも使っているので聞いたことがある人も多いと思います。
そんなに意味があるのか、っていわれると、あまりない気がします。笑
例えば、
Nah, ini.(ナ イニ)
そう、これ。
あと、何かを詳しく説明する際の前置きとして日本語で「つまりこういうこと」って言ってから説明し始める時がありますよね。
そんな場面で、
Nah, gini.(ナ ギニ)
(そう、つまりこういうこと。)
あとは、話をつなげるために「Nah」を使うこともありますね。
じゃあ、次、
\Memang(メマン)/
memangはいろんな意味があるので学習者が混乱しがちです。
1. 「確かに」という意味の「Memang」
Orang itu memang aneh.(オラン イトゥ メマン アネ)
(あの人は確かに変だ。)
※orang:人、itu:あの/その、aneh:変
2. 「当然」という意味の「Memang」
何かに対して「当然そうです。」と言いたい場合、
Memang begitu.:メマン ブギトゥ
(当然そうです。)
※begitu(そう)
と言えます。
3. 「もともと(はじめから)そうだ」という意味の「Memang」
Dia memamg begitu orangnya.(ディア メマン ブギトゥ オランニャ)
(彼はもともとそういう人だ。)
※dia:彼/彼女、begitu:そう、そのような、orangnya:人 ※後ろのnyaはdia(彼、彼女)を表す
4. 「ずっと~だ、一貫して~だ」という意味の「Memang」
Pak Hari memang membantu muridnya.(パッ(ク) ハリ メマン ムンバントゥ ムリッドニャ)
(ハリさんは一貫して生徒の手助けをしている。)
※pak~:~さん(※目上の男性)、membantu~:手伝う、手助けする、muridnya:彼の生徒 ※murid:生徒+nya=dia:彼/彼女
5. 「そもそも(まさか)そういうつもりじゃないよね」という意味の「Memang」
よりカジュアルにmemangの頭の「m」を取ってよりカジュアルなemang(エマン)を使って例文を作りますね。
ちなみに、memangもemangも両方よく使われています。
Emangnya kamu mau bayar?(エマンニャ カム マウ バヤール?)
そもそもオマエ払うつもりやったん?
※kamu:おまえ、君、mau~:~するつもり、bayar:払う
訳し方としては「てか」を使ってもいいと思います。
Emangnya kamu mau bayar?
てか、オマエ払うつもり?
\Mah(マ)/
Mah(マ)はスンダ語に近いかと思います。ジャカルタ弁で言い換えるとSih(スィ)とかになるのかなと思います。
インドネシア人が見ていましたら教えてください。
あまりぴったりの訳が見つけにくいのですがいつくか例文を挙げるので、イメージだけしてみてくださいね。
Ah kamu mah kerjaannya pacaran mululu.(ア カム マ クルジャアンニャ パチャラン ムルル)
あ、あんたったらやることと言えばデートばっかりやな。
※kamu:君、kerjaannya:やること、pacara:デートする、~mululu:~ばかり
Dibilang cukup mah cukup.(ディビラン チュクッ(プ) マ チュクップ)
十分っちゃあ、十分って言える。
※dibilang;いわれる、cukup:十分
Kamu mah dibilangin gak dengar.(カム マ ディビランビン ガ ドゥンガル)
あんったったら、話してばかりで聞いちゃいないんだから。
※kamu:君、dibilangin:話す、gak~:~しない、dengar:聞く
どうですか?「Nah / Mah / Memang」をやりました。これから山ほど聞くと思いますので、今回いった内容を元にうまく日本語に訳したり、自分でも使ってみて、よりネイティブに近づいていきましょう!
それじゃあ、Sampai jumpa!