今回は教材の選び方というテーマです。
ジャパネシアを作り上げる作業においては、僕自身が、学校を選ぶとしたらこんなのが理想という基準で考えています。
その理想とは、ここだったら「安心してまかせられそう感」でして、これが絶対に欲しいな、って思っています。
そのためには、教材が豊富であることが絶対条件でした。
ジャパネシアを作る前などは、SNSなどでも「一言インドネシア語」みたいのがあったし、初心者のころは、そういったもので勉強もできるんじゃないか、って思っていました、が、実際は、自分から学びに行く姿勢じゃなく、ただ、流れてきたものを消化するだけなので、ちょっと僕にとってはインスタントすぎるっていうか、その時はなるほどって思っても、すぐに忘れてしまうような感覚がありました。
だから、ジャパネシアは勉強したい人にとって、しっかりとがっつりと「量」をこなせるようにしています。
でも、
初心者のころって量をこなすのが大変なんですね、一つの記事を読むのに、一時間かかったりするし、問題を解いて、間違えて、確認する、という作業でも一日消化してしまいます。地面に転がってる石にぜんぶつまづくく感じです。
でもちゃんとやっていけば、かける時間はどんどん少なくなってきます。だから、ある程度の量であればすぐに終わってしまうようになるはずです。
そして、「量」だけではなく、その種類も必要だと感じています。
初心者と上級者でやるべき教材が違っているのは当然だし、会話力を鍛えたい人と、検定対策をしたい人でやりたいことが違うのは当然ですよね。
だから、あらゆるレベルの人のあらゆるニーズに応じた、「教材のバイキング」みたいなものを作ろうと思い、その結果、長文、会話、アニメーション動画、文法問題、語彙問題など様々な種類に膨れ上がりあました。
そうなってくると次の問題が生まれてしまいました。
それは、初めてジャパネシアにやって来た人が、何から手を付ければいいかわからないということです。
なので、今回はその人が何をすべきなのか、ということを話していこうと思います。
ちなみに、これから紹介する教材は、JLCの方は全部使えます。そうじゃない人も一部使えるのがありますので安心してください。
まず、未経験者の方、初心者の方「Kick-Japanesia」から始めてください。基本の基本、インドネシア語の語順、ABCの発音といった基礎の基礎から学べます。ここが出発点です。
Kick-Japaneisaに慣れてきたころになると、日本語訳もついている「Harinya Japanesia」これはジャパネシアのハリ講師がインドネシアのあれこれについて話したり、文法について解説している10分~15分程度の動画です。
で、会話を鍛えたい人は次のステップとして、「ケンとユキのメラプティ」というジャパネシアのオリジナルアニメを使ってください。
スラングだったり若者言葉だったり、リアルな現地で使われる表現などを学ぶことができます。
そしてフリートークの授業にも積極的に参加しましょう。
また、会話トレーニングとしては、「瞬間インドネシア語作文」もおすすめで、日本語を聞いて、すぐインドネシア語が流れるので効果的に変換練習ができます。
では、検定対策をしたい人、こういった方はまず過去問をやったが良いですね。これで大体の傾向や、ニガテ部分がわかります。
苦手部分が見つかればジャパネシアの問題を解きまくってください、語彙・文法問題、リスニング問題、長文読解問題、すべて入門、初級、中級、上級と取り揃えています。
問題を解いたら確認作業が必要ですが、解答に加えて、解き方や解説なども書いていますので、悩みが生まれませんし、たくさん問題を解くことができます。
検定対策は本当に問題を解きまくるしかないと思いますが、できるだけ学習者に負担がかからないようにしています。
そして上級の方、検定でいえばC級は取得済みで、B級やA級を目指す方は、「MIB」という長文読解コンテンツを利用してください。ネイティブの音声付きでインドネシアのあらゆる分野に関するオリジナル文章で大量のインドネシア語に触れることができます。
そしてB級A級を目指す方は「長文イメージング」、これも長文なんですが、問題を5問だしています。で、最後の問題は、記事に関して読者の意見を聞くもの、つまり、オリジナルで答えなければならないようにしています。
このオリジナル部分は解答例をこちらで用意しています。
で、B級を受ける方は、文章を読んで、この5問に答える、A級を目指す方はリスニングで2度、耳で聞いて、その際にメモを取ってOKで、そのあとで5問に答えることをやってください。検定の2次対策におすすめです。
自分で自分の教材をアレンジして、効果的な学習をしてくださいね!
もしわからないことがあればいつでも聞いてください!