こんにちは、今回のテーマはインドネシア語の人称代名詞です。
簡単に言えば、「自分」とか、「相手」といった「人の呼び方」です。
じゃあ、見ていきましょう!
Saya(サヤ):私
ここはOKですね。
友達ができて、慣れてきたらこのSaya(サヤ)をAku(アク)に変えましょう。
で、相手の呼び方ですが、
Anda(アンダ=あなた)ということばを教科書で習うんですが、
日本語でも、会話の中で、「あなた」っていうことは少ないじゃないですか。
これはインドネシア語も同様で、Anda(アンダ=あなた)を日常会話で使うことは少なく、フォーマルな場面のスピーチやあいさつなどで使われるイメージです。
だから、普段の会話では、別の呼び方を覚えましょう。
目上とか、中年ぐらいの、男性にはPak(パッ(ク))、そして、女性には(Bu(ブ))
「目上って何歳?」って感じなんですが、35~40歳以上に見えたらって感じです。
それより若い人に対しては、男性はMas(「ン」マス)、Mbak(「ン」バッ(ク))
と呼びます。
で、これらの言葉を、名前の前につけると「~さん」という意味合いになります。
例えば、
ハリさんはPak Hari
ティファニーさんはMbak Tiffahni.
といった感じ。
でも、友達同士で、あまり「~さん」づけはないと思いますので、
その時には「Kamu:君」を使います。
Kamu udah makan?
あんたもう食べた?
kamuは「あんた、君」
udahは「もう~した」(完了)
makanは「食べる」
と言った感じで親しみを込めた話し方ができますね。
では、第三者のことをなんていうかというと
Dia(ディア)です。
意味は、「彼、彼女」(男性女性両方含みます。)
「あの人」って訳してもいいです。
Saya(私)、そのカジュアルバージョンの(Aku)、そして、友達を呼ぶ際のKamu(カム=君)、そしてDia(彼、彼女)。
とりあえずはこの辺を覚えておけばいいと思います。
で、こういった言葉を名詞の後ろにつけると
「~の」といった「所有」を表す言葉になるんですね。
どういうことかというと。。。
Buku:(ブク=本)
「彼女の本」と言いたい場合は
Bukuの後にDiaを置くだけ、
Buku dia(彼女の本)
となります。
かんたんでしょ?
Buku sayaだと(私の本)
Buku kamuだと(君の本)
でも、もっとカジュアルに言えば
Buku diaはdiaが「nya」に変って
Bukunyaになるし、
Buku saya は saya のカジュアルバージョンのakuにして
Buku akuにして、さらにカジュアルにするとakuがkuに省略されちゃって
Bukukuになるし、
Buku kamuもkamuが省略されちゃってBukumuになります。
ここはちょっとこれを見るだけではむずいので、
名詞の後に人称代名詞を置くだけで「所有を表す」とだけ、覚えておきましょう!
それじゃあ、Sampai jumpa!