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インドネシア語で作文を書く|接続語は後から探しても見つからない。125語で「柔軟な働き方と公私の境界」を論じる

作文 JAPANESIA|Mengarang

接続語は、書き終えてから探しても見つからない——125語の意見文を、置き場所から設計する

テーマは「柔軟な働き方と、公私の境界」。在宅勤務は自由時間を増やしたのか、それとも終わりのない待機状態に人を閉じ込めたのか——インドネシア語で100〜150語A. Pendahuluan / B. Isi / C. Penutup の三部構成で書く課題です。
この記事では、125語の作例を1文ずつ分解します。ただし今日いちばんの主題は、語彙でも文法でもありません。「条件を、書く前に置いておく」という一点です。接続語も、受動形も、派生形も、書き終えてから探しにいくと、たいてい見つかりません

題名+全8文 図解10点 用語解説42語 作例125語

今日のねらい

条件は「後から探すもの」ではなく、「先に置くもの」

この課題には、内容とは別に形の条件がついています。接続語を5つ使う受動の di- を2回以上派生形を5種類口語を使わない100〜150語

書き慣れている人ほど、まず内容を書いて、あとから条件を確認しようと考えます。ところがこれが、ほぼ確実に失敗します。書き上がった文章に、あとから接続語を差し込む場所は残っていないからです。段落の頭はもう埋まっている。文と文のつながりも、すでに NamunOleh sebab itu で処理してしまっている。

順番を逆にします。白紙の段階で、指定された接続語を先に置くSebaliknya をここ、Adapun をここ、Di samping itu をここ、Dengan demikian をここ、Pada akhirnya をここ——5つ置けば、文章の骨格が5か所決まります。あとはそのあいだを埋めるだけ

これは条件を満たすための小手先ではありません。接続語は、そもそも文章の設計図です。先に置くというのは、設計してから書くということと同じ意味になります。

125語を、書く前に3つの箱へ割り振る 語数を先に決めてしまえば、「書きすぎて結論が入らない」が起きません A. Pendahuluan 2文・36語 第1文 具体的な場面をひとつ 第2文 論点を出して閉じる 結論はまだ言わない。言うと Penutup で書くことがなくなる。 B. Isi 4文・63語 第3文 昔はどうだったか 第4文 いまはどうか(対比) 第5文 逆の立場にも触れる 第6文 もう一点を足す C. Penutup 2文・26語 第7文 論点をひとつに絞る 第8文 言い切って終わる 新しい話題はここで出さない。 出すと締まらなくなります。 8文で125語。1文あたり平均16語——これが100〜150語の作文の実感です 長い文を3つ書くより、短い文を8つ並べるほうが、条件も内容も管理しやすくなります。 語数は、書きながら数えない 先に「2文・4文・2文」と決めておけば、数えるのは最後の1回で済みます。時間の節約にもなります。

図1 125語の割り振り。書き出す前に、この3つの箱を紙の端に書いておきます。

指定された5つの接続語を、白紙のうちに置いてしまう 置いた瞬間に、その文が何を言う文なのかが決まります。あとは埋めるだけです。 Sebaliknya 逆に・それに対して 前の文と正反対のことを言う合図。→ 第4文(昔は切れていた/いまは切れない) Adapun 〜のほうはというと 話題を別の対象へ移す合図。→ 第5文(では、もっと働きたい人はどうか) Di samping itu それに加えて 同じ向きの論点をもう一つ足す合図。→ 第6文(境界そのものが曖昧になる) Dengan demikian こうしたわけで ここまでを受けて結論に入る合図。→ 第7文(問題は技術ではなく、向き合い方だ) Pada akhirnya 結局のところ 最後の一文の合図。→ 第8文(自由は、枷に変わりうる) この5つを置くと、8文のうち5文の役割が確定します。残りは第1・第2・第3文の3つだけ。 「何を書こう」と悩む範囲が、8文から3文に減ります。これが先に置くことの実利です。

図2 接続語は条件を満たすための飾りではなく、文章の設計図そのものです。

STEP 1 課題を読む

SOAL MENGARANG

テーマ領域:労働・社会(Ketenagakerjaan dan Masyarakat)/100〜150語/目安30分

Petunjuk

1. Pilihlah salah satu dari dua tema di bawah ini, lalu tentukan sendiri judul karangan Anda.
2. Panjang karangan 100–150 kata.
3. Tulislah dengan ejaan yang benar dan tulisan yang jelas.
4. Gunakan bahasa baku.
5. Susunlah karangan dengan kerangka: A. Pendahuluan / B. Isi / C. Penutup.

PENGANTAR(読んでから書き始める導入文)

Di tengah perdebatan yang belum juga usai antara APINDO dan KSPI, wacana pemangkasan jam kerja—gagasan yang, sekalipun telah berulang kali diajukan kepada Kemenaker, tak pernah beranjak dari status kajian—kembali mengemuka. Angka BPS mengenai proporsi pekerja yang jam kerjanya melampaui ambang batas normal memang kian mencolok, tetapi sulit dikatakan bahwa panjangnya waktu yang dihabiskan di tempat kerja dengan sendirinya berbanding lurus dengan keluaran yang dihasilkan. Seolah-olah waktu luang merupakan hadiah yang diberikan pemberi kerja kepada mereka yang berprestasi, padahal ia adalah syarat bagi keberlanjutan tenaga kerja itu sendiri. Bagi UMKM, penyesuaian yang tidak bertahap dan terukur bukan tanpa risiko: imbasnya dapat merambat sebagai efek domino pada rantai pasok.

Tema A|Jam kerja yang panjang dan hak atas waktu luang

Uraikan mengapa pengurangan jam kerja tidak serta-merta menghadirkan waktu luang yang bermakna bagi pekerja, serta apa yang perlu dibenahi—baik di tingkat perusahaan maupun di tingkat kebijakan—agar waktu luang tidak sekadar menjadi jeda untuk memulihkan tenaga demi pekerjaan berikutnya.

Tema B|Kerja fleksibel dan kaburnya batas antara pekerjaan dan kehidupan pribadi

Sebagian pihak menilai pengaturan kerja jarak jauh sebagai kebijakan setengah matang yang, alih-alih memperluas waktu luang, justru mengungkung pekerja dalam kesiapsiagaan tanpa batas waktu. Menakar untung ruginya, menurut Anda, perlu dilihat secara utuh dari sisi siapa? Kemukakan pendirian Anda beserta alasannya.

この記事では Tema B を選んで書きます。

テーマAとテーマB、どちらを選ぶか

選び方は「書ける量」ではなく「立場が立つか」で決める

2つのテーマは、見た目は似ていますが問われ方が違います。ここを取り違えると、書いているうちに答えがずれていきます。

テーマA「なぜ」と「何を直すか」の2段構えです。Uraikan mengapa …, serta apa yang perlu dibenahi——労働時間を減らしても意味のある余暇にならないのはなぜか、そして企業と政策の両方で何を直すべきか説明と提案を両方書くことになります。
提案の部分で具体案が出せる人には有利です。逆に、「制度を整えるべきだ」で終わってしまうと、後半が薄くなります。

テーマB「誰の側から見るか」を問うています。perlu dilihat secara utuh dari sisi siapa?——労働者の側か、雇う側か、あるいは両方かKemukakan pendirian Anda(あなたの立場を述べよ)とある以上、どちらかに寄る必要があります。
立場をはっきり書ける人には、こちらのほうが短く収まります。100〜150語という長さでは、1つの立場を通すほうが書きやすいからです。

迷ったときの判断——提案が2つ以上思いつくならA立場が1つに決まるならB。5分の設計時間のうち、最初の1分でここを決めてしまいます書き始めてから乗り換えると、それまでの語数が無駄になります

この記事ではテーマBを選びました。理由は単純で、対比の型(昔と今)がそのまま使えるからです。公私の境界は、昔はあって、いまはない——この構図が最初から見えているテーマは、設計が速く済みます。

同じ「労働時間と余暇」でも、問われていることが違う 問いの動詞を見れば分かります。Uraikan(論述せよ)か、Kemukakan pendirian(立場を述べよ)か。 Tema A ── 説明+提案 Uraikan mengapa …, serta apa … ① なぜ余暇が意味を持たないのか ② 企業と政策で何を直すのか 2つ書く必要があるので、Isi が長くなります。 具体案が出せる人向き。 Tema B ── 立場を1つ Kemukakan pendirian Anda … ① 誰の側から見るかを決める ② その理由を通す 1つの立場を通すだけなので短く収まります。 対比の型がそのまま使える。 迷ったら——提案が2つ以上思いつくなら A、立場が1つに決まるなら B 最初の1分で決めます。書き始めてから乗り換えると、それまでに書いた語数がそのまま消えます。

図3 テーマの選び方。問いの動詞が、書くべき形を決めています。

まず、自分で書いてみてください

30分の使い方

最初の5分は、1語も書かない——これがいちばん効きます。手を動かしたくなりますが、こらえてください。

0〜5分|設計 紙の端に、A・B・C の箱と語数(図1)、5つの接続語(図2)を書きます。テーマAとBのどちらを選ぶかも、ここで決めてしまいます。迷ったまま書き始めると、途中で立場が揺れます

5〜20分|本文 置いた接続語のあいだを埋めます。1文を長くしない16語くらいで一度切ると、あとで直しやすくなります。

20〜25分|条件の確認 受動の di- が2回あるか派生形が5種そろっているか口語が混じっていないか。ここで足りないものが見つかっても、接続語さえ入っていれば直すのは簡単です。逆に接続語が抜けていると、この段階では手の打ちようがありません。

25〜30分|語数と綴り 語数を数えるのはここ1回だけ。綴りは、自分がよく間違える語だけを見るのが速いです。

書き出す前に、紙の端に書く5行
A:2文(36語)/B:4文(63語)/C:2文(26語)
Sebaliknya → Adapun → Di samping itu → Dengan demikian → Pada akhirnya
受動 di- ×2以上
派生形:meN-kan/meN-i/ter-/ke-an/per-an
口語禁止:nggak・bikin・kayak・banget・lumayan・kelar・biar
bahasa baku——会話でふつうに使う語ほど、作文では使えない 聞き慣れている語ほど、指が勝手に書いてしまいます。先に見ておくのが唯一の対策です。 nggak tidak 会話でいちばん多い否定。作文では必ず tidak。 bikin membuat 「作る・〜させる」。題名に入れてしまう例が多い語。 kelar rampung / selesai 「終わった」。rampung のほうが書き言葉として締まります。 biar agar / supaya 「〜するように」。目的節はこの2語のどちらかで。 kayak seperti 「〜のような」。例示は seperti か misalnya。 banget sangat / sekali 「とても」。sangat は前、sekali は後ろに置きます。 lumayan cukup 「けっこう・まあまあ」。評価がゆるいので作文には不向き。 email surel surat elektronik の略。誤りではないが surel が baku。 口語は「知らない語」ではなく「知りすぎている語」なので、辞書を引く手が動きません だから、書き終えてから探すのではなく、書き始める前にこの表を一度見ておく。それだけで大半は防げます。

図4 作文で使えない口語と、その書き言葉。上の7組は特に出やすいものです。

受動の di- は、意識して置かないと1回で終わる

受動は「難しいから使えない」のではなく、思いつかないだけ 主語を人以外にすると、自然に受動になります。置き場所さえ決めれば、探す必要はありません。 作り方は1つだけ——能動の meN- を外して di- を付ける menjanjikan(約束する)→ dijanjikan / menggerogoti(蝕む)→ digerogoti menganggap(みなす)→ dianggap / membatasi(制限する)→ dibatasi 思いつきやすい能動 Teknologi menjanjikan fleksibilitas. 技術が柔軟さを約束する。 主語が「技術」——話の中心とずれます。 受動にすると焦点が動く Fleksibilitas yang dijanjikan teknologi … 技術が約束した柔軟さは…… 主語が「柔軟さ」——論じたいものが前に出ます。 置き場所を先に決めておく——作例では4回入っています 第2文 dijanjikan(技術が約束した) / 第4文 digerogoti(私的な時間が蝕まれる) 第5文 dianggap(〜とみなされる) / 第8文 dibatasi(〜によって制限される) いずれも「人ではないもの」が主語です。これが受動を思いつくいちばんの手がかりになります。 迷ったら「何が」を主語にしてみる。人を主語にした瞬間、受動は出てこなくなります。

図5 受動 di- は、主語を人以外に変えるだけで自然に出てきます。

派生形5種は、ふつうに書けばだいたい入る

meN-kan / meN-i / ter- / ke-an / per-an この5つは意識しなくても入りがちです。抜けるとしたら meN-i と per-an のどちらか。 meN-kan 〜させる・〜してやる(他動詞をつくる) melapangkan(ゆとりを持たせる)/ menyelesaikan(片づける)/ melahirkan(生む) meN-i 対象に働きかける・繰り返し行う(抜けやすい) menyikapi(〜に向き合う)/ menyertai(付随する)/ menggerogoti(蝕む) ter- 〜された状態にある・思わず〜してしまう terbebas(解放されている)/ terhubung(つながっている)/ terletak(位置する) ke-an 〜という状態・〜であること(状態の名詞) kebebasan(自由)/ kehidupan(生活)/ keterhubungan(常時つながっている状態) per-an 行為・過程・そのもの(抜けやすい) pekerjaan(仕事)/ persoalan(問題)/ perusahaan(企業)/ perdebatan(論争) pekerjaan と persoalan は、このテーマならほぼ必ず出ます。per-an はそれで満たせます。

図6 派生形5種。赤い2つ(meN-i と per-an)だけ、意識して入れます。

まず、題名から

作例の全文は次の章で出しますが、題名だけは先に見ておきます題名は本文より先に決めるものだからです。ここが決まると、本文の書きようが変わります。

この課題では題名を自分で立てることになっています(tentukan sendiri judul karangan Anda)。つまり題名も答案の一部です。ところが実際には、本文を書き終えたあとに、残り時間であわてて付けることが多い。いちばん目につく行が、いちばん手をかけていない行になる——これはもったいない話です。

先に決めておくと、もうひとつ利点があります。本文が短くなる。題名で結論を予告してしまえば、本文はそれを説明するだけで済むからです。100〜150語という長さでは、この差が効きます

題名
作例

Fleksibilitas yang Melahirkan Kesibukan Dua Puluh Empat Jam

語注
語尾 -itas は英語の -ityfleksibel(形容詞・柔軟な)→ fleksibilitas(名詞・柔軟さ)。
同じ作りの語が大量にあります。aktivitas(活動)/produktivitas(生産性)/realitas(現実)/kapasitas(能力)/identitas(身元)/universitas(大学)。
-itas で終わる語はすべて名詞——これだけ覚えておけば、知らない語が出てきても品詞は分かります。
言い換えられる場合もあるkeluwesan(luwes=しなやかな、から)という土着の語もあります。ただし労働政策の文脈では fleksibilitas のほうが定着しており、kerja fleksibel(柔軟な働き方)という言い方とセットで使われます。
課題文にも Kerja fleksibel と出ています。課題文で使われている語は、そのまま借りるのが安全です。
題名の実質語は大文字で始めるのが書き言葉の慣習です(Fleksibilitas / Melahirkan / Kesibukan / Dua / Puluh / Empat / Jam)。yang のような機能語は小文字のまま。
柔軟さ・柔軟性。fleksibel-itas-itas で終わる語は必ず名詞
lahir(生まれる)から3段lahir(生まれる)→ melahirkan(生む・産む/生み出す)→ kelahiran(誕生)。
本来は出産の語ですが、抽象的なものを「生み出す」意味でもごくふつうに使います。melahirkan gagasan baru(新しい着想を生む)/melahirkan generasi(世代を生む)。
なぜ yang を使うのかyang がないと Fleksibilitas Melahirkan Kesibukan=「柔軟さが忙しさを生む」というになります。文を題名にすると、報告書ではなく標語のような響きになります。
yang を入れると全体が1つの名詞句になります。「〜を生む柔軟さ」題名は名詞句で立てるのが基本です。
動詞で立てたいときは Ketika Fleksibilitas Menjelma Menjadi Kesibukan(柔軟さが忙しさに姿を変えるとき)のように Ketika で始めると据わりがよくなります。
「〜を生み出す」。lahir(生まれる)→ melahirkanyang で全体を名詞句にする
sibuk(忙しい)+ke-ansibuk(忙しい)→ kesibukan(忙しさ・多忙)。
形容詞に ke-an を付けると「その状態」を指す名詞になります。bebas → kebebasan(自由)/sibuk → kesibukan(多忙)/hidup → kehidupan(生活)。
この作例では kesibukan・kebebasan・kehidupan・keterhubungan と4語出てきます。ke-an は意識しなくても入る派生形です。
ke-an にはもう一つの用法がある「〜されて困る」という受け身に近い意味もあります。kehujanan(雨に降られる)/kesiangan(寝過ごす)/kecurian(盗まれる)。
同じ ke-an でも、形容詞から作れば状態の名詞名詞から作れば被害の動詞になることが多い——という見分けが使えます。
題名の Kesibukan Dua Puluh Empat Jam は「24時間の忙しさ」。名詞+時間表現で修飾する、いちばん短い形です。
忙しさ・多忙。sibukke-anで状態の名詞に
なぜ 24 Jam と書かないのか本文中なら 24 jam で何の問題もありません。ただし題名では、短い数は文字で綴るのが書き言葉の慣習です。
目安は「2語で言える範囲は綴る」dua puluh empat(24)は3語ですが、時間の表現として定型なので綴られることが多い。1.047.221 のような数はもちろん算用数字のままです。
数の作り方dua(2)+puluh(十)=dua puluh(20)。そこに empat(4)を足して dua puluh empat(24)。
belas は11〜19(sebelas 11/dua belas 12)、puluh は20以上。11 を satu belas と言わない点だけ注意します。
この題名はテーマの文言(Kerja fleksibel dan kaburnya batas antara pekerjaan dan kehidupan pribadi)と1語も重なっていません。題名を自分で立てる課題では、これが安全な作り方です。
24時間。題名では短い数は文字で綴るのが慣習
組み立て
Fleksibilitas(柔軟さ)+yang melahirkan …(〜を生み出す)+kesibukan dua puluh empat jam(24時間の忙しさ)。
核になる名詞は Fleksibilitas ひとつ。あとはすべてその修飾です。題名は「名詞1つ+修飾」で作ると、必ず名詞句で終われます。
作例(再掲)

Fleksibilitas yang Melahirkan Kesibukan Dua Puluh Empat Jam

日本語

24時間の忙しさを生む「柔軟さ」

題名は、本文を書く前に決めてしまう

題名を先に決めると、本文が短くなります。「柔軟さが忙しさを生む」と最初に言い切ってしまえば、本文はそれを説明するだけで済むからです。
逆に、本文を書き終えてから題名を考えると、書いた内容を要約しようとして長くなりますDampak Kerja Fleksibel terhadap Kehidupan Pribadi Pekerja di Era Digital——こういう題名が出てきたら、それは要約であって題名ではありません。
もうひとつ、題名がテーマの文言と重ならないようにする。テーマは Kerja fleksibel dan kaburnya batas antara pekerjaan dan kehidupan pribadi。この作例は fleksibilitas・melahirkan・kesibukan・jam の4語で、テーマの語をひとつも使っていません
やり方は簡単で、テーマの語を書き出して、それ以外の語で言い換えるだけです。batas が使えないなら、境界が消えた結果(24時間の忙しさ)のほうを題名にする

よくあるつまずき

題名に bikin を使ってしまう。Fleksibilitas Bikin Kesibukan 24 jam のような形です。bikin は「作る・〜させる」の口語で、日常会話ではきわめて普通の語ですが、作文では使えません。書き言葉は membuat、この文脈なら melahirkanmenciptakanmenimbulkan あたりが自然です。
いちばんもったいないのは、これが題名で起きること。読み手が最初に見る行なので、いちばん目につきます。

題名の大文字が揃わない。Kesibukan 24 jam のように、jam だけ小文字になってしまう形です。書き言葉の題名では、yang・dan・di・ke・dari・untuk のような機能語を除き、実質語はすべて大文字で始めます
迷ったら「意味を担っている語かどうか」で判断します。Jam は意味を担っているので大文字。yang は担っていないので小文字。

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作例の全文(125語)と、題名を含む9か所の逐語解説をまとめて収録しています。あわせて収録しているのは次の内容です。

  • 題名の立て方——テーマの文言を写さずに、結論を名詞句で予告する(図7)
  • 文の切れ目を壊さない——読点で終わらせたまま次の文を始めてしまう形の直し方(図8)
  • 抽象名詞に逃げない——ke-an は状態を名指すときだけ。評価は具体名詞で言い切る(図9)
  • digerogoti(じわじわ蝕まれる)、belenggu(足かせ)——意見文の芯になる語の選び方
  • memberikan kita kebebasan が落ち着かない理由。二重目的語の処理(第8文)
  • 今日の落とし穴のまとめ(図10)、復習語彙12、次に狙う3点
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