インドネシアのマランって街は知っていますか?
おそらく、インドネシアと長くかかわっている人は知っている、聞いたことがあると答えるかもしれません。
そして、実際に行ったことがあるという人はもっと少ないということになるでしょう。
僕も行ったことはなかったのですが、ルシの故郷ということもあり、行ってみることにしたんです。
めっちゃ楽しいですよ。
ちなみにマランへの行き方は、ジャカルタからマランの空港へ行くか、あるいは車かバス(約3時間で)行くことができます。
というわけでマランの観光スポットをたくさん周ってきたので一気に紹介しようと思います。
ホント、僕はこの町が大好きになりました。最後まで写真を楽しんでもらえればと思います。
Kampung Warna Warni
まずはマランで最も有名とされる観光スポットKampung Warna Warni(カラフル村)です。
Jodipan Villageとも呼ばれるこの町は、一帯がすべてカラフルな街なんです。
実際にここに住民が住んでいます。
マランの象徴であるライオン。
かなりクオリティ高いですよね!
屋台もかわいいです。ホントにカラフルに徹底された街です。
もしもーし!ルシだよ。(実際にこの電話は使えます!)
細かいところまで絵がかかれています。
いたるところにフォトスポットがあります。
川を挟んで橋があり、対岸へ行くことができます。
階段もカラフル
KWJっていうのは「Kampung Warna Warni」=「カラフル村」という意味です。
川では子供たちが泳いだりして遊び場となっています。おそらくここに住んでいる住民です。
たぶん姉妹。顔が似てますもん。
左の方は新婚のレスキさん。後半また紹介しますね!
折り鶴があります。
レアポケモンがここにいます。ミュウの色こんなだったっけな?
インスタ映えするスポットを見つけました。この村に合わせて、僕もファッションコーデにこだわったので、見事に風景とマッチしていますね。
そう見えないのであれば、写真を撮った人の撮り方が悪いのでしょう。
ここは、勾配が非常に激しいので疲れますが、とても印象に残る観光スポットです。
- 18時ぐらいまで開いている
- 入場料:30.000ルピア(約25円)
マランに行ったらバクソを食べよう
マランではバクソという料理が有名です。
インドネシア全体でバクソは食べられるのですが、マランではいたるところにバクソ屋さんがあります。
バクソというのは牛肉のすり身から作られたミートボールのことで、通常は茹でたものが多いのですが、マランには焼きバクソがあって、これは絶品です。
ローカルのお店に連れて行ってもらいました。Pak Manというお店でルシも小さい頃から通っているそうな。
歌うたいがいます。ローカルのお店にはよくいて、お客さんからチップをもらいます。
鳥がめっちゃ鳴いています。
10個のバクソが30.000ルピア(約270円)という意味です。
日本で言うそうめんのようなものです。
ネギと揚げた玉ねぎです。
左側が豆腐、右側は茹でたバクソ、焼きバクソは直接店員に言っていただきます。
おいしそうでしょう?右側のバクソが焼きバクソ、これはソースがとても辛いので注意!
味は絶品。普段はあまりローカルのお店へ行かないという日本人観光客であってもきっと楽しめるはずです。
- 値段:一人当たり300円程度
- 営業時間:9時~21時
Taman alun alun
AYAS NGALAMと書いています。
この文字を逆にすると、、、
MALANG SAYA(私のマラン)となります。
malangは、日本語で「不幸な」という悪い意味というかネガティブな意味です。
だから逆にしてるのだとか。
で、このライオンはマランを散歩しているといたるところで出くわします。昔、この地にシンガサリ朝というインドネシアの王朝があって、シンガ=singa(ライオン)という意味を持っているので、この町ではライオンが象徴となっています。
巨大なライオン像
ごみ箱もライオンです。左からグリーンライオン、ブルーライオン、レッドライオン。
のんびりした時間を過ごせます。
ハトの巣も作られて、たくさんハトが集まっています。
Taman alun alunは、マランの中心地ですので、マランでとりあえずホテルを予約する際は、Taman alun alun近くで予約をしていればいいと思います。
週末には、お祭りも開かれていました。
インドネシア各地の民族衣装に身を包んで、とても盛り上がっていました。
インドネシア最古のアイスクリーム屋さん TOKO OEN
Taman alun alunの近くには、インドネシア最古のアイスクリーム屋さんと言われる、TOKO OENというお店があり、ルシに連れてきてもらいました。ほんと徒歩一分ほどです。
内装は当時のままらしく、オランダ様式の建物となっています。
アイスクリームも当時のままです。
正直言うと味は全然おいしいとは思いません。だから次来た時はケーキを注文しようと思います。
- アイスは200円ぐらい
- 営業時間:8時~21時30分
Jami Great Mosque Malang
Jami Great Mosque Malangはマランで最大のモスクです。
こちらもTaman alun alunからすぐ近くにあります。
螺旋階段があります。
中は広いですが、ジャカルタやスラバヤで最大のモスクに比べると小さいです。
夜になるとライトアップされてきれいですよ!
Kayutangan Church
別日にて、Kayutangan Churchという教会に行きました。ここもTaman alun alunから近くです。
教会なので日曜日しか開いていないようなのです。
1905年設立なのでなんと100年以上の歴史です!すごい!
先ほど紹介したモスクからも歩いて行ける距離です。
Museum Brawijaya
Museum Brawijayaは、戦車や、武器、装甲車などインドネシアの戦争の歴史を見ることができる博物館です。
Bhrawijayaというのは「東ジャワ軍師団」という意味を持っています。
入場料は3.000ルピア(約23円)と安いです。
旧型のコンピューター
Gerbong Maut(死の貨車)と呼ばれる貨車です。オランダの捕虜になったインドネシア人が運ばれて、多くの人がこの中で亡くなった歴史があります。
インドネシアの歴史を知りたい人はこちらはおすすめです。
- 営業時間:8時~15時
ブロモ山
マランの北東約30kmに位置するブロモ山は、インドネシアの火山の中では最も有名な火山の一つです。
フィタさんがブロモ山に行く予定だったのでついていきたかったのですが、あいにくスケジュールが合わず、行くことを断念しましたがフィタさんに写真だけ撮ってきてもらいました。
ブロモ山への行き方
ブロモ山への行き方は基本は車を飛ばして、3時間ほどでつきます。
スラバヤからも行くことができます。
ただ、ふもとから山頂まではかなり時間がかかりますので、ブロモ山付近のホテルに一泊して翌日出発する人が多いようです。
山頂へはジープを使います。
これは絶対楽しいやつです!
ジープ一台は600.000ルピアです。(約5000円)、そして一台につき、5人乗ることができるので、5人で乗れば一人1000円程度ということになります。
そして、ブロモ山には入場料が必要で、ローカル料金であれば一人35.000ルピア(約300円)ですが、外国人の場合は、その10倍ぐらいの価格を請求されます。
というわけで、できるなら、だれかインドネシア人と一緒に行くか、あるいは、自分で値段交渉をするようにしましょう。
めちゃめちゃカッコイイ!
ジャパネシアの読者さん、ブロモ山行く際はぜひ一緒に行きましょうね!
padang savana bromo
ブロモ山にはいくつか観光スポットがあって、まずはpadang savana bromoです。日本語にするとブロモのサバンナ草原という意味になります。
マダカリプラ滝
そして、有名なのが、マダカリプラ滝です。
ここはフォトスポットとしても有名でとても幻想的な写真を撮ることができるので、ブロモ山へ行った際には必ず足を運びたいスポットです。
マランはおしゃれなカフェの街
ルシによれば、ジャカルタは東京、スラバヤは大阪、そしてマランは神戸のような感じだそうです。
街のいたるところがカラフルになっていて、比較的静かな街です。そしておしゃれなカフェがたくさんあります。
ふらっとオシャレなカフェに立ち寄ってみるのもきっといいですよ。
Java Dancer Coffee
店員さんは非常に接客が良くてビックリしました。
このキメ細やか系の泡のカフェラテは大好きなんです。
左側はヤシからできた砂糖のようです。
雰囲気がとても良く、人気の理由もわかります。
営業時間:8時~23時
Und Corner
ケーキは大体70円~100円程度で非常に安いです。
味は見た目よりもおいしいです。
- 5時~23時
最後にオマケ
今回の旅でマランは僕のお気に入りの場所となりました!
涼しいし、ゆったりとしてる人が多いし、カフェも多く、おしゃれです。
なので、きっと日本人でも気に入ってくれるはずです。
そして最後にオマケ。
実は、ルシはマランで高校教師を今はやっています。もちろん、教えている教科は日本語。
日本とインドネシアの学校って全然違いますよ!
ルシが働いている、SMAN 5 MALANG高校。
インドネシアの学校ですが、なつかしい気持ちになります。
お、いたいた!新婚のレスキさんもここで日本語を教えています。
ルシは授業中です。
なーに!ちゃんと先生やってんじゃん!ルシ!!!
この次の授業に、飛び入り参加させてもらう予定です。
インドネシアの学校もなぜだか懐かしい。
一クラスは30人ぐらい。日本語で起立・礼をします。
で、この授業はすべて僕に質問しようのコーナーになり、質疑応答をしました。
インドネシアで日本語を学ぶ生徒たちと一緒に過ごすことができてとても幸せでした。
授業中にしゃべっても怒られないし、スマホさわっても怒られないし、とにかく騒がしくにぎやかです。(どの教室も)
先生の声が聞こえないってことは当たり前で、日本の学校とは全く違っています。
みんな日本へ行きたいといっていたので、いつの日かこの生徒の内の誰かと日本でお会いできればうれしいです。
というわけで・・・
マランの雰囲気というのはだいぶ伝わったんじゃないでしょうか?
一週間ほどの滞在でしたが、日本人も二人見かけましたし、これからマランへ行く人はきっと増えてくると思います。
というわけで、まだマランへ行ったことないという方は今度の旅行、ぜひ検討してみてくださいねー!