筋肉維持に必要な重力は”火星より重く地球より軽い環境”JAXA
2026年5月12日(火)|NHKニュースで学ぶインドネシア語 #005
💡 はじめに:今日の3つのポイント
科学専門用語はそのまま使う勇気を。 「微小重力」は
mikrogravitasi(/gravitasi mikro)。gravitas yang sangat ringan(とても軽い重力)と意訳すると科学報道の精度が落ちる。
数字の小数点はカンマ表記。 インドネシア語では
0,33G/0,67G とカンマを使う(英語式 0.33G はNG)。報道では数字の誤りが致命的なので、推敲チェック必須。
「筋肉量」と「筋力」は別物。
massa otot(筋肉量)と kekuatan otot(筋力)は似ているが意味が違う。原文を読み分けて使い分けよう。
📰 今日のニュース原文
研究チームは、JAXAが開発した「可変人工重力研究システム(MARS)」を用い、マウスを微小重力、火星と同じ0.33G、その中間の0.67G、地球と同じ1Gの4つの条件で約1か月間飼育しました。
その結果、筋肉量の維持は0.33Gでもある程度可能だった一方で、筋線維のタイプや筋肉本来の働きを保つためには0.67Gの重力が必要であることが分かったということです。
研究グループは、今回の成果は将来の月や火星での長期滞在における健康管理に役立つだけでなく、地上での加齢に伴う筋力低下の予防にもつながると期待されるとしています。
出典: NHKニュース/JAXAプレスリリース
※本文はNHKおよびJAXAの公開情報に基づき、翻訳練習用に整えた中立的な日本語報道文。原文の直接転載は行っていません。
✏️ 一文ずつ翻訳練習
日本語文をインドネシア語に訳して下のボックスに書き、「回答例を見る」で確認しましょう。重要語彙は4択クイズで詰めの確認を。
📝 あなたの訳:
✨ 回答例を見る
💎 ポイント:「ISSで行われた」=dilakukan di ISS(場所なので di。oleh=主体は誤り)/「マウスを4種類の重力で」≠「4種類のマウス」(助詞「を」「で」に注意)/「JAXAなどの国際研究チーム」=tim peneliti internasional yang beranggotakan JAXA dan sejumlah lembaga lainnya。
🎯 重要語彙の4択クイズ
前置詞「国際宇宙ステーション(ISS)で行われた実験」を最も自然に訳すと?
▼ 答えと解説を見る
di。A の oleh は「〜によって」と主体を示すので「ISSが行った」と意味が変わってしまう(ISSは設備なので主体になれない)。致命的な誤訳「マウスを4種類の重力環境で飼育した」を最も自然に訳すと?
▼ 答えと解説を見る
4 jenis tikus は「4種類のマウス」になり原文と意味が変わる。原文ではマウスは1種類、重力環境が4種類。日本語の助詞「を」「で」を読み間違えやすいので注意。訳の選択「JAXAなどの国際研究チーム」を最も自然に訳すと?
▼ 答えと解説を見る
yang beranggotakan ~=「〜を構成員とする」、sejumlah lembaga lainnya=「他のいくつかの機関」。seperti(〜のような)と sejenis lainnya(同類の)はやや口語的。綴り「重力」のインドネシア語標準綴りは?
▼ 答えと解説を見る
graviti はマレーシア語式の綴りで、インドネシア報道では使わない。gravity は英語、gravitas は別語(重みのある雰囲気)。文章全体で gravitasi に統一。ここから先は JLC 会員限定エリアです
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