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「インドネシア」における科学的幸福論、その理論と実践

この記事を読んでいる人のおそらく99%はインドネシアとなんらかの関わりがある人だと思います。

 

今回はこの「インドネシア」と関わる中で、どのようにすれば「幸せ」を手に入れることができるのかを考えてみようと思います。(できれば考えをまとめるために紙とペンを用意してもらえればと思います。)

 

最近は、いろんなインドネシア関連の人と出会います。

 

楽しそうな人、幸せそうな人もいれば、大変で悲壮感が漂って、明らかに不幸に見える人と様々です。

 

インドネシアと関わって不幸になる人、幸せになる人、その違いはどこにあるのか。

 

そして、どんなことをすれば、幸せになることができるのか。

 

そこを突き詰めて見ようかと思いました、僕の主観はできるだけ減らして科学的な根拠を元に考えてみたいと思います。

 

「幸せ」というとかなり漠然としていて、つかみどころのないような感じがしますので、今回はまず先に「幸せ」がなんなのかを定義します。

 

ポジティブ心理学の創設者・ペンシルヴァニア大学のマーティン・セリグマン教授が5つの幸福を唱えています。

 

  1. 「達成」
  2. 「快楽」
  3. 「意味合い」
  4. 「良好な人間関係」
  5. 「没頭」

 

この5つ、5つの内のどれかが満たされたときに人は幸せに感じるというものです。

 

ちなみに50代~70代ぐらいの人は、「達成」「快楽」に重きを置きがちで、若い20代~30代の世代は「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」に重きを置きがちです。

 

例えば戦後の日本を支えてきた世代というのは、物がない時代で、三種の神器をそろえるところから、良い車を買って、マイホームを持ってというような分かりやすい「達成」や、お金をたくさん得て海外旅行へ行ったり、美女と遊んでという分かりやすい「快楽」で幸せは手に入れることができました。

 

それに対し若者世代は、欲しいものは生まれた時からあるし、車を持たずとも、Uberを使えば運転手付きの車がやってきます。家や事務所を持たずとも民泊やシェアハウス、レンタルオフィスのサービスで事足りる。

 

今の時代は満たされ切った時代、別の言い方をすれば「ないものがない時代」になってきており、若者は「達成」や「快楽」をそこまで追い求めない(追い求めるモチベーションがわかない)傾向にあります。

 

別に車が欲しいってわけではないし、別に恋人もいらない。

 

自分の趣味だけに没頭していれば、お金はそこそこでも十分満足だよね、と言う人たちです。

 

5つの幸福や、日本におけるこれらの幸福を感じる違いについてはこの本に詳しく載っています。

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さて今回は、この5つの幸福を元に、インドネシアと何らかの関わりがある、あるいはこれから関わっていきたい人がどのようにすればこれらの幸福を手に入れることができるのかを考えていきたいと思います。

 

年齢によって、生きてきた環境によって「達成」「快楽」「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」の中で何を求めるか変わってきますので、あなたの場合はどうなのか、何を実生活に取り入れていこうか、ということを考えながら読んでみてください。

 

「達成」と「快楽」

さきほど、分かりやすい「達成」と「快楽」、先ほどの例で言えば「マイホーム」「車」「美女」「海外旅行」などがありました。

インドネシアの場合で言えば、

 

  • インドネシアで起業して大きな成功と名声を得る
  • 儲けたお金で高い酒を買う。車や家を買う。
  • 検定に合格する
  • スピーチコンテストで優勝する
  • インドネシアで快楽を得るために遊びまくる

 

といったところでしょうか。

 

分かりやすい例で言うと、インドネシアへ行って、会社を一から作って、成功して富を得る、そして高いお酒を飲む、といったものや、一生懸命インドネシア語を勉強して、検定に合格して、C級、B級、A級と取得していく。といったものです。

 

ただ、この達成と快楽には一つ見落としてはいけないポイントがあります。

 

それは、キリがないということです。そしてだんだんとその満足度は下がる可能性があることです。

 

これは「限界効用の逓減」の観点から説明することができます。

 

限界効用の逓減

人によって異なりますが、アメリカでは年収7万5000ドル、日本では年収800万円を超えると幸福度はほとんど上昇しなくなると言われています。

 

これを「限界効用の逓減」と言います。

 

つまり、それ以上お金を持っても別にお金を増えることに対して満足度は覚えないというものです。

 

この限界効用の逓減の法則は他のことにも当てはまります。

 

例えば、ビールの1杯目はとてもおいしいけど、2杯、3杯と飲むと、最初に感じた「おいしさ」は減っていき、やがては、惰性で飲みますよね。

 

初めて車を買った時の感動は、2台目や3台目にはきっとかなわないでしょう。

 

この法則は、インドネシア語を学習する中でも、インドネシアでビジネスをする際にももちろん起こってきます。

 

ただ、ちゃんとした目標の立て方をすれば、限界効用の逓減で満足度が下がることを少なくすることも可能です。

 

そのやり方が、

 

「現実的な目標を立てる」ことです

野心は大きいほうが良い、というわけではなく身の丈に合った目標を細かく立て続けたほうが満足感は高まります。

 

なぜなら5つの幸福の内の2つである「達成(感)」と「快楽」を感じ続けることができるからです。

 

今どういったことができるのか、今の能力でがんばればできるレベル、ということから目標を立てる。

 

E級に合格したら、次はD級を目指すべきで、E級の次にいきなりB級を目指したら大きなストレスがかかって挫折しますよね。

 

できることが増えれば、新たにちょっと頑張れば届く目標を作り、そこに没頭する。この繰り返しが人生の質を高めることは想像できると思います。

 

(※もしあなたが、ものすごい高い目標の方がモチベーションが上がって成果が出ると感じるのであれば、そちらを選んでください。ほんの一部の方はこの傾向を持っています。ただ多くの人は手の届く目標を順番に達成するほうががストレスが少なく、満足度が高いです。)

 

小さな幸せを喜べる人間が幸せを感じやすいという研究結果がある通り、「コツコツ」やっていくことが重要です。

 

そして、小さな幸せを喜べることは、「大きな幸せ」を求めてはいけない。と言っているわけではありません。

 

マラソンが好きな方は42キロのゴール地点だけが楽しい訳ではないですよね。ペースが早い時、苦しい時も喜びを感じることができるからマラソンが楽しいのです。

 

一歩一歩進むごとに幸せがあって、その先に大きな幸せがある感覚を持つことが大切です。

 

「達成」と「快楽」を得続けるための工夫を、普段の生活で意識しましょう。

 

ただ、

 

常に目標を達成する、快楽を得るために頑張ることがむなしく、むしろダルイ感じてしまう若者世代は、目に見える達成、快楽よりも「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」に重きを置きだしてきています。

 

団塊の世代の方が感じる「これだからゆとり世代は・・・」というヤツですね。まさに僕ら世代です。

 

「最近の若者は、車も欲しがらないし、異性とも遊ばない。どうなってんだ!?」と上の世代は疑問に感じる、その逆もしかり、「おじさんたちは何をそんなに成功に熱くなってるの?」という状況がよく起こっているのです。

 

若者世代からすれば、すでに、インドネシアでビジネスに成功した人がいれば、有名になった人もいるのに、インドネシアに日本人がほとんど行っていなかった30~40年前のような、「インドネシアで一旗揚げるぞ!」という達成や快楽のモチベーションなんて持てっこないじゃん、といった感じです。

 

だから若い世代は「達成」「快楽」の代わりに「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」重きを置くようになっています。

 

では、次はこの若者世代が重きを置く「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」について見ていきましょう。

 

「意味合い」とは、見出すためには

「意味合い」とはどういうものか、インドネシア語を学ぶある人の例をもとに、「意味合い」について考えてみましょう。

 

今日、道に迷ったインドネシア人がいた。困っていたようだから声をかけて助けてあげた。大したことではないけれども、私もインドネシアと日本をつなぐ一人の人間なんだ。普段やってる勉強もこうして誰かの役に立つのであれば嬉しいな。と感じた。(意味合い)

 

このように「意味合い」とは、誰かが定義したものではなく、自分で「感じる」ことができるものです。

 

感じるセンサーや、想像する力があればいいのです。

 

「感じるセンサー」とは別の言い方をすれば、具体的なスキル・物理的・機能的なことを超えた意味の存在を見つけることです。

 

別の例で考えてみましょう。

 

インドネシア語の単語を覚えるということでも、

 

  • Aさん:「退屈だな~、毎日毎日同じ単語でミスるし。ダルい。」ととらえる。
  • Bさん:「自分の目標を実現させるために必要な作業なんだ。」ととらえる。
  • Cさん:「インドネシアと日本をつなげるための大事な作業の一部なんだ。」ととらえる。

 

「意味合い」ということからは、社会貢献というと大きなことしなければいけないとイメージする人も多いと思いますが、とても小さいこと、身近なことでも問題ありません。

 

そこに意味を見出した瞬間今やっていることに意義を感じで、幸せを実感できます。

 

主婦の方は、お皿洗いや洗濯、掃除、料理を作ると言ったものは、一家を守るために大事な仕事ですよね。

 

それぞの主婦業を家族と切り離せば、ただの作業の一つとなりますが、一家の中で主婦がこなすこれらのことに、家族としての「意味合い」を見つけることは十分に可能です。

 

でも、インドネシアと関わった場合、先ほどの主婦の例のようにならず、今の境遇に満足できない人、意味合いを見出すのが難しいという人が出てきます。

 

インドネシアと出会った人の中には、たまたま会社からインドネシアへ行けと言われたから仕方なく、という人もいるでしょうし、旦那が駐在することになったから仕方なくついてきた奥さんや子供もいると思います。

 

この場合、そうした状況・局面で自分が何を問われているのか、それに応えていくことで「意味合い」を見つけるヒントがある可能性に目を向けてほしいです。

 

人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである

ヴィクトール・E・フランクル「 夜と霧 」より

 

その証拠に、今インドネシアが大好きで楽しんで住んでいる人の中には、最初はインドネシアのことなんて大嫌いだったという人も結構いるんです。

 

これはいろんな失敗や、被害に遭いながらも、そこで意味合いを見出したからこそ、そうなった、と言えると思います。

 

もし「意味合い」を見出すことができれば、あなたは重要な役割を果たす感覚が生まれます。

 

誰かから必要とされる感覚です。これにより、またさらに大きな「意味合い」による幸せを感じることができます。

 

ではこの「誰かから必要とされる感覚」を実感するために具体的にはどうすべきなのか、

 

それは、インドネシアについて勉強したことや、得た知識を、 誰かのために使ってお金をもらうこと です。

 

逆に言えば、インドネシア語の勉強を誰かに提供すること前提で行わない限り、それはただの「趣味どまり」ということになります。

 

「趣味どまり」でいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、どうせなら好きなことで誰かに提供して、できればお金(仕事)にした方がいいです。

 

なぜか、

 

あなたのスキルや、知識をお金にできない間は、誰もあなたの能力を欲しがっていないし、あなたの能力を必要としていないことを意味するからです。

 

誰かがあなたのスキル、知識、あるいは魅力を欲しがるから、お金を払おうと思うのです。

 

だからあなたはお金をもらえれば、きっと存在意義、「意味合い」をより感じることができるはずです。

 

だってそれは誰かが、あなたや、あなたが持っているものを認めていることと同じ意味だからです。

 

もちろん、「意味合い」だけではなく、お金を得ることの「達成」や「快楽」を感じることもできます。

 

まとめると、 意味合いは自分で感じることができるもので、それはあなたの知識をお金に変えると達成しやすく、さらなる意味合いを見出す ことができるということです。

 

人生において重要なのは、しかし、意味を与えられることではなく、意味を見出すことなのです

ヴィクトール・E・フランクル「 意味への意志 」より

 

「没頭」、それと共生しうる幸福

では次に「没頭」について考えてみましょう。

 

没頭とはいわゆるフロー状態(時間を忘れて物事に集中する状態)です。経験があると思いますが、この時は充実感があって、とても幸せな気持ちですよね。(快楽や、それに近い高揚感が生まれます。)

 

この状態では、自分の力を最大限に発揮しながら目標に向かって取り組むことができます。

 

このフロー状態をいかに人生の中で増やしていくことができるかが、人生の幸福を決める要素の一つになります。

 

心理学者であり「フロー」の研究をしているミハイ・チクセントミハイは「幸福な人生はフロー(自分がやっていることに完全に没頭すること)によって作られる」と言っているほどです。

 

その逆に、

 

「毎日やりたくない仕事をイヤイヤながらやっている。」

 

こういう人がフローに入ることができず、人生に対する満足度が低いことは明らかですね。

 

大多数の人間は、静かな絶望の生活を送っている。

ヘンリー・デイビット・ソロー

 

こうした人の特徴は、希望を求める際に発生する一時的な強い痛み(例えば周りの人からの拒絶、経済的不安定さへの不安)を避けて、慢性的な小さな痛みにずっと耐え続けるような人生を選びます。

 

そんなことをするのであれば、好きなことをどのようにお金に変えるか(仕事にするか)を考える方が、フローを感じることができるし、出せる成果のレベルも上がるので、長期的に見れば幸せになる確率は上がります。

 

では、この「フロー」に入るにために必要なことはなんなのか。

 

たくさんあるのですが、今回は4つ紹介します。

 

  • 達成できる見通しのある課題
  • すべきことが明確である
  • 直接的なフィードバックがある
  • 過程自体を楽しめる

 

具体例を挙げてみます。

 

以前検定D級に合格したインドネシア語を勉強する人がいるとします。

 

だから次は検定C級合格( 達成できる見通しのある課題 )のために勉強することになりました。

 

過去問を解いていると語彙力の間違いが非常に多かった。( 直接的なフィードバックがある

 

だからこれからは語彙力を鍛えるために、ジャパネシアで出てきた分からない単語をノートにまとることにした。( すべきことが明確である

 

次に過去問を解いたら、10点アップした、この調子でいけば、きっと次の検定C級で合格できるだろうから日々の勉強もやる気になり、合格するまでの道のりを着実に進んでいる感覚がありワクワクしている。( 過程自体を楽しめる 達成できる見通しのある課題

 

あくまでも一例ですが、こうしたときにフロー状態になりやすいということです。(もちろんインドネシアが好きなことが前提です)

 

そして、フロー(没頭)は他の「幸せ」とも共生することがあります。

 

まずフローな状態が(快楽)で高揚感がある。

 

そうした中で、自己成長を実感できたり、コミュニケーションが取れる人の輪が広がったり、誰かを助けることができる力が手に入ったという(意味合い)が手に入る。

 

さらに、その結果、高い目標を(達成「+快楽を感じる」)することは十分にあり得ます。

 

つまり(没頭)(意味合い)(達成)(快楽)は共生しうる可能性は十分にあり、それが狙えるスケジューリングや目標を立てるようにすれば、より楽しくインドネシア、あるいはインドネシア語について学び続けることができるというわけです。

 

そのためには、自分が望む目標を決めて、楽しめるか、そして、どうすれば誰かの役に立つことができるのか?これを問い続けてください。

 

これは自分で自分に問う必要があります。人に聞いてもそれが正解か分からないからです。

 

よくジャパネシア宛のメールで「インドネシアが好きなのですがどうすれば仕事にすることができますか?」という質問を受けますが、それに僕が具体的に答えられることはありません。

 

それは、その人の「好き」「強み」によって変わってくるし、その人がどこに「幸せ」を見出すかによって変わってくるからです。

 

ここをハッキリさせないと「没頭」できないし、人がお金を払ってまでやって欲しいと思ってもらう仕事ができないからです。

 

「自分が好きでない、強みの発揮できない分野で戦うこと」で、それを実現するのはほぼ無理です。

 

だってイヤイヤやっている人が好きでやっている人に勝てるわけないんですから。

 

好きでもない苦手分野で生き残れるほど甘くはないです。

 

イヤイヤやっていると、成果が上がらず、人からも評価されず、自分に自信が持てず、さらには「意味合い」を持てずという悪循環に陥るので、もし、今のあなたがそういった状態にあるのであればそこから抜け出す準備を少しずつ始めましょう。

 

そのためのカギとなるのは「公私混同」です。

 

一見遊んでるか、仕事してるか分からない状態でできること、そしてあなたは簡単にできるけど、人からはすごいと言われること、そこを極めてあなたにしかできないことをやりましょう。

 

そうすれば人からは遊んでるように見えることもあるし、自分も仕事をしている感覚もなくなります。

 

そうしたときに、(没頭)(意味合い)(達成)(快楽)が共生しやすいということです。

 

だから、 自分が何をすべきかは自分で考えないと、見当違いの他人の幸せを追ってしまう可能性 があります。

 

最近は、ネットで探せばいくらでも情報が手に入る本当に便利な時代になりました。

 

その分、自分で考える力、あるいは考える体力はどんどん衰えやすくなっていると思います。

 

今回も「インドネシア」における「幸福」というテーマですが、「幸福」というのは、ものすごいあいまいな言葉ですよね。

 

これについて考えるのは、とても面倒くさいです。

 

でも、自分で考えなければなりません。

 

「自分で考える」って言葉自体が変ですよね。「考える」行為って、そもそも自分からなんですから。

 

最近この言葉をよく聞くようになったので、きっとそれだけ「自分で」考えることが減ってきているんだと感じます。

 

その「自分で考える」をするためには、考えることがが面倒なことを言語化することです。

 

本当に欲しいものは何か、「好き」なことは何か、「強み」は何か、それを活かすためにはどうすべきか。これをあなたの言葉で表すことができた時、本当の達成したい目標ができますし、具体的にやるべきことが決まってきます。(もし時間がある方は紙とペンを用意して、具体的にやりたいことを書いてみてください。)

 

そこからです。没頭ができてちゃんと成果が出て、意味合いが見いだせるのは。

 

だからこそ、「自分で考える」ことをし、ちゃんと目標を言語化してください。

 

ただ、その過程で邪魔になりがちなのが、次に説明する「人間関係」です。

 

「良好な人間関係」

今までにセリグマンの5つの幸福の内の4つ、達成、快楽、意味合い、没頭、について見てきました。

 

次は「良好な人間関係」について考えてみましょう。

 

人間関係は人生を大きく左右するので慎重にならなくてはなりません。

 

良好な人間関係を作るために必要なことは「断ること」、「比較しないこと」です。

 

断ること

まず大前提としてあなたは「みんなの意見を聞く必要はない」です。

 

全員の意見を取り入れたら、あなたは角の取れた、いわゆる「普通の人」になります。

 

自分が主導権を握って人生を歩めないため、苦しくなってきますし、人は「普通の人」には興味を持ちません。

 

だから、人の意見は聞かないでください。どの意見もある見方では正解で、ある見方をしたら不正解です。

 

何をしようが、あなたの意見に反対する人はいますし、応援してくれる人もいます。

 

そういった他者の意見に左右された瞬間に「意味合い」を見出すことはできなくなり幸福度はグっと下がります。

 

先ほど「公私混同」が大事。と言いました。

 

公私混同で何かをやっていたら、「遊んでばっかいないで仕事しろ」なんて言われたりして、そうすると変な義務感に襲われて以前のやり方に戻ってしまう人がいます。

 

何と言われても、こういった他人の言葉に左右されて行動を変えないでください。ということです。

 

他人はあなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。

 

だからこそ、「自分で考えること」が大事なんです。

 

そのためには、八方美人をやめることです。

 

僕は、ジャパネシア宛の見知らぬ人からのメールや興味のない人からのメールなどには、基本的に返しません。

 

冷たいヤツだと思わるかもしれませんが、人が僕のことを好いているか嫌っているかは僕にとって最重要ではないからです。(もちろん好かれたら嬉しいですがそれが一番ではなく、そのために何か行動することはないということです。)

 

そこに時間と労力を使うよりも、自分が勉強して得た知識をジャパネシアを通じて伝える方が、よっぽど読んでくれる人に貢献できると感じていますし、読者にとってもメリットが大きいと感じるからです。

 

数学者とか科学者の中で大きな功績を残した人の中には、

 

家にずっと引きこもって、誰も友達を作らず、一生の内に誰とも恋愛をせずに一生を研究に捧げる人がいました。

 

そんな偉人がもし、周りの意見、例えば

 

  • 「天才だけども、人としてどうなの?」
  • 「人の愛を体験しない人生なんて完全ではない。」
  • 「人生はいろんなことができるのに選択肢を一つに絞るのはもったいない。」

 

こういった他人の意見・言葉を真に受けて、行動を変えたら、彼は本当にやりたいことができた人生だったと言えるでしょうか?

 

「野球がそんなにうまくできる運動神経があればサッカーとかいろんなスポーツやったほうがいいよ!」ってイチロー選手に言いますか?

 

あなたの場合はどうでしょう。上司だから、地位が上だから、という理由だけで他人の意見に簡単に「イエス」と言っていませんか?

 

大切でないモノ・コト・ヒトに対して「イエス」ということは、本当に大切なモノ・コト・ヒトに対して「ノー」と言っているのと同じです。

 

そこの意識が抜けていると、誰に対しても平等にいい顔を見せる人になり、角のない人間になり、多くのそんなに好きじゃない、あるいは、興味もない人や仕事に時間を使い、本当に大切な人や自分を高めてくれる仲間との時間・関係をないがしろにしてしまう可能性があります。

 

他者と比較しない

では、人間関係におけるもう一つの落とし穴「他者との比較」を見ていきましょう。

 

人は他者との関わりの中で自分を把握する傾向があります。

 

そして、他者と比較して落ち込む人はとても多いです。

 

しかも、気づかないうちに比較してしまうものだからやっかいですよね。

 

なので、今回は具体的な他者と比較しない対策を紹介したいと思います。

 

テレビを見ない

テレビに出ている芸能人は一般の人よりも知名度があり、地位があり、お金があり、美貌があり、才能があります。とても華やかに見えますよね。

 

「それに比べて自分は」と落ち込んでしまう。

 

ヨーロッパ32ヵ国で1万人以上を対象にした調査によれば、1日当たり30分以上テレビを見る人は、30分未満しか見ない人に比べて人生の満足度が低いことが明らかになっています。

 

ぶっちゃけていえば、テレビは見なくていいです。

 

あなたとなんの関係もない有名人の情報を知っても何にもならないし、起こってしまった殺人事件や外国の戦争に心を痛めてもどうしようもないし、その上自分のことをみじめに感じる悪い影響もありますから。

 

芸能人の不倫や、日大ラグビー部の前監督に対してあれこれ言う必要が本当に自分にあるのか、そんなことに思考と時間を使う必要が本当に自分にあるのか、一度考えてみましょう。

 

SNSも危険

そしてテレビと同様に危ないのがSNSです。フェイスブックを見ればとてもキラキラした投稿が目立つし、自分よりもみんながいい生活をしているように錯覚しがちです。

 

  • 「あの人またインドネシアに行ってる。私は仕事なのに。」
  • 「うわ、この人すごい勉強してるな。私は最近さぼっちゃっている。」
  • 「この人はいっつも友達に囲まれているな。それに比べて私は・・・。」

 

と感じて落ち込んでしまうのです。心当たりありませんか?

 

ピッツバーグ大学医学部の研究チームのSNSが精神に及ぼす影響についての調査によれば「SNS利用者の25%がうつ病になる可能性が高い」という調査結果を発表しています。

 

この論文では「SNS上で友人らの投稿を目にすることで、自分以外の人たちは幸せで充実した人生を送っているという歪んだ認識と、うらやむ気持ちが生じる」と書かれています。

 

そして、SNS上で傍観者でいると、自分は時間を無駄にしていると感じるようになる。その結果、うつ病になる。とのことです。

 

論文を見なくても、SNSをやったことある人はそう感じることが多いと思います。

 

僕は、SNSはやっていますが、基本的には個人のためにはやっていません。

 

インドネシア人や近しい日本人とのコミュニケーションツールではありますが、自分の勉強のため、ジャパネシアを知名度アップのため、あるいはほしい情報だけを知るために使うと割り切っているので、特定の人以外の投稿は見ません。

 

メリットの割にデメリットが大きすぎるので、もし、自分にとって悪影響を及ぼす可能性があるのであれば、不必要な情報や人をシャットアウトするか、あるいはいっそのこと退会してしまってもいいと思います。

 

もし誰かと比較したいのであれば、言い方が悪いですが自分より苦しい境遇の人や立場が下の人と比較して安心感を得るためにSNSを使いましょう。

 

でも理想は、過去・現在の自分と比較して今もっと努力することです。

 

良好な人間関係を作ろうとすると孤独になる

良好な人間関係を作ろうと思ったら、逆のことを言うように聞こえますが、おそらく孤独になります。

 

自分の「好き」と「強み」を前面に押し出したら、以前からの友達や知り合いと価値観が合わなくなったり、疎遠になってしまう可能性があるからです。

 

ただ、その孤独の中でも、価値観が合えば出会う人には出会います。

 

一緒にいて居心地が良かったり、自分を高めてくれたり、新たな発見をもたらしてくれる人です。

 

インドネシアに行ったとき、住んだ時、完全に周りはインドネシア人だけで、孤独に感じた人なんて山ほどいます。

 

そうした人が、同じような境遇の人を見つけたらきっと、すぐに打ち解けますよね。

 

お互いの「好き」「強み」が前提で、その後に「良好な人間関係」ができてくるわけです。

 

だからさみしいという理由だけで、好きでもない人や価値観の合わない人と群れないで、まずは孤独を受け入れましょう。

 

孤独と言えば、「独りぼっち」をイメージするかもしれません。

 

ただ、これは間違いで、例え大勢の人に囲まれていても、信頼できる人や、強いつながりを感じることができない場合には孤独を感じます。

 

だから、まずは孤独を受け入れて、「好き」と「強み」を伸ばしてみるのも一つの手です。

 

でも、孤独感のストレスはタバコよりも健康被害があると言われています。(かなり健康に悪いのです!)

 

できる限りこの孤独感の痛みを和らげるには、同じように努力をする人、同じような目標を持つ人と繋がることです。

 

そのためにSNSを使ったり、何かのコミュニティに入るのはとてもいいことです。

 

孤独を受け入れることは、自分の好きと強みを伸ばす絶好のチャンスで、あなたのことをよくわかって理解してくれる、信頼し合える本当の仲間と出会えるチャンスです。

 

その中で出会った人はきっと長期的にいい関係を築けるはずだし、そこできっと幸せを感じることができるでしょう。

 

これから意識したいこと

先ほどまでセリグマンの5つの幸福について見てきましたが、次からはその幸福を求める道のりで意識したいことをまとめてみます。

プロセスを柔軟に

目標を決めて歩き出す時、そのプロセスは柔軟にしましょう。

 

目的地へ達成するには絶対にこの道だ。と、他にもいろんな道があるのに、今の道に固執する人が出てきます。

 

例えば、「インドネシアと日本の言語の壁を取り除く」

 

という目標を立てた時に、ある人は通訳家になる、と決めたとします。

 

でも、「インドネシアと日本の言語の壁を取り除く」方法は探せばいくらでも見つかるので、通訳家だけが正解というわけではないのです、しかも、その方法は時代が経つにつれて増えていきます。

 

例えば、自分がインドネシア語を学ばずとも、日本語が話せるインドネシア人を増やす方法もあるし、

 

WEBを使って多くの人にアクセスできる教育をしてもいいし、

 

AIが活躍する時代が近付づいているから、AIに日本語とインドネシア語を学習させて、スマホを持っているインドネシア人と日本人が簡単にコミュニケーションが取れるようにするアプリを作ってもいいし、

 

そもそも24時間働けるロボット通訳家が登場するかもしれません。

 

だから過去のやり方に固執せず、プロセスは柔軟に変えていく心構えは持っておいた方がいいです。

 

生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。

ダーウィン

 

特に今は変化が激しいです。

 

インドネシア語も本で勉強するよりもネットで勉強するという人が多くなって来ました。

 

そして今後、自動翻訳がより正確になれば、ジャパネシアが不要になる時も来るでしょう。

 

AIが発展すれば、インドネシア人対日本人における情報伝達に困ることはなくなるかもしれません。

 

そんな中で、今まで通りの勉強を続けていても、今までの価値観で未来の目標を決めても、決めた瞬間それは過去になるので、時代に取り残されてしまいます。

 

その時代、その環境で、自分の内面を見つめて、好きと強みを活かすにはどの方法を取るべきか。

 

昔のように会社が正解を与えてくれるようなものではありません。

 

目標は設定しておいてもそのプロセスは柔軟に、時代に合わせて目標を立て直す作業が必要になります。

 

そこにあなたの「好き」「強み」を掛け合わす努力を継続すると未来が開けます。

 

そのためには、一生学び続けなきゃいけないし、自分に問い続け、考え続ける必要があります。

 

完璧であろうと思わない

先ほど、「柔軟に」と言う話をしましたが、完璧であろうとする必要はありません。

 

実際に完璧な人はいません。

 

完璧に人生を進めなきゃと思う人の弊害は、なかなか判断を下せないようになることです。

 

そして、損することを極端に避けるようになります。例え、未来に大きな得があっても。

 

この心理は、心理学者であり行動経済学者のダニエル・カーネマン氏と、心理学者のエイモス・トヴェルスキー氏によって提唱されている「プロスペクト理論」で説明できます。

 

プロスペクト理論は簡単に言えば、1万円を手に入れるよりも、1万円を失う方がより大きな出来事に感じる。というものです。

 

つまり人は、判断によって「得」するよりも判断によって「損」することを絶対に避けたいのです。(特に完璧主義は)

 

だからもしかしたら損するかも、と思って判断がなかなかできない。

 

これの何が問題かと言えば、

 

1.判断を先延ばしにすればするほど、あなたの可能性というのは無くなっていくことはあっても増えることがないこと。

 

2.そして判断に悩んでいる間には、何も行動をしてないので何一つ成果を得られない状態が続くこと。

 

3.しかも、その迷った時間が長いからといっていい判断ができる訳ではないこと。

 

こうした弊害が生まれます。

 

さらには、いろんな判断材料が出てくることにより、それに思い悩み、不幸になる可能性も高まります。

 

この選択肢が増えることによって不幸になることを「選択のパラドックス」と言います。

 

選択のパラドックスとは「選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまう」と言うものでですが、選択肢が増えることで以下のデメリットがあります。

 

  • 無力感が生まれる(=選択肢が多すぎて選びきれず、思い悩んで悶々とする)
  • 満足度が下がる(=選択肢が多くある場合、選ばなかった選択肢の良いところを想像し、選んだ選択肢にその分不満を持つ度合いが多くなる)
  • 期待値が上がる(=比較する対象が増えるため完璧を求めてしまう)
    ( 「選択の科学」より シーナアイエンガー著 )

 

対策としては

 

判断材料がないうちは、自分が損をしてもいいお金、労力で試しにやってみる。

 

そうすれば、いろんな情報が集まってくるので、判断能力が高まり、より良い判断ができる可能性も増えます。

 

だから、小さな失敗(小さい損)はどんどんして、どんどん自分の判断の精度を上げてください。

 

そして、判断の際には、みんなが判断しなかったことを狙ってみるようにしましょう。

 

人生は選択の連続と言われますが、常に皆と同じ判断を繰り返せば、どんどん他人と同じになるため、希少価値も減り「ありふれた人」になりがちです。

 

だから、判断するのであれば、できるだけ「希少性」を求めるようにしましょう。

 

そして「判断そのもの」はそんなに高い価値を持つことはありません。

 

AとBの案のどっちも正解であるケースもあるし、Aを選んで一見失敗のように見える場合でも、決めた道で努力を続ければ正解になる可能性があります。

 

だとしたら、とっとと決めて、自分のエネルギーを行動に落とし込んで、能力や成果と言う形にしたほうが良いと思いませんか?

 

繰り返しになりますが、その判断の連続で、行動に落とせばどんどん判断材料も集まり、判断の制度も上がり、何かしら結果がでます、だから、「結局はどの判断でもいいよね?とりあえずやってみよう。やりながら考えればいいや!」という境地に達します。

 

未来のことは誰にも分りません。

 

そして判断する時にすべてが決まることはありません、それよりも、 自分の判断が良かったなと満足できるような行動をこれから行っていく ことが大切です。

 

「あの時あの判断をしてよかったな!」と未来の自分が思えるような行動をしていきましょう。

 

おわりに

インドネシア語でインドネシア人に話せば、とても喜んでくれます。

 

だから僕はインドネシア語を勉強してたのかもしれません。

 

いろんな幸せになるための方法について言ってみましたが、僕独自の意見はなく、書籍や論文などから引っ張ってきただけで、そこにインドネシアのエッセンスを加えただけです。

 

だから僕の価値観の押し付けにはならず、多くの人にとって再現性もあり、読む方それぞれの幸せを求め方が出てくると思います。

 

最後に、人間は「今、持っているものでは幸せになりません」

 

今、いくらお金があろうが、今、人がうらやむ能力を持っていようが、それでは幸せは決まりません。

 

大事なのは、先の見通しが明るいか、あるいは暗いかが、とても重要です。

 

今たくさんお金を持っていても、常にいつかなくなると考える人は不幸だし、今一文無しでも、これからコツコツ増やしていけるんだ。と希望を持っている人は幸せですよね。

 

そうした、未来に対して明るいイメージを持ち続けるかどうかも幸せになるには大切に感じます。

 

あなたの未来は明るいですか?それとも暗いですか?

 

もし、明るい未来が想像できないのであれば、今日考えてみた5つの幸せを軸に、あなたの「好き」と「強み」を活かせる方法を時間を取って考えて、小さな目標を言語化して、やるべきことをやっていきましょう。

 

どうしても暗く考えてしまう人、もう少しお付き合いしましょう。

 

この記事の中で「普通の人にならないほうが良い」「選択するなら「希少性」を求めたほうが良い」というようなことを言いました。

 

ただ、インドネシアを選んだ時点であなたの「希少性」はすでにかなり高いですから!

 

インドネシア×日本人×アイドル=仲川遥さん(元JKT48)

インドネシア×日本人×歌手=加藤ひろあきさん(インドネシアで有名な歌手)

 

じゃあ、あなたは?

 

インドネシア×日本人×〇〇=あなた

 

この方程式をあてはめると、オンリーワンがそのままナンバーワンになる可能性だってあります。「〇〇」の部分には必ずあなたの「好き」「強み」に関連することを入れてくださいね。

 

これだけ価値観が多様化してるんだから、きっと、あなたのオンリーワンを欲しがる人もいるはずですよ。

 

ようは考えようです。考え続けたらきっと何かしら答えは出ますが、考えるのをやめたら未来が明るくなることもありません。

 

インドネシア語を勉強するのであれば、なぜ勉強するのか、できるようになったら何をしたいのか、何になるのか、を意識して、今日から頑張っていきましょう。

 

そして、その過程を存分に楽しんでくださいね!

 

Ayo semangaaaaat!!!

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