MIB=Marathon of Indonesian Bahasa
その名の通り、マラソンで長い距離を走ろう、というものです。
ここでは、MIBの内容について具体的なお話をしようと思います。
MIB監修のハリ講師は、インドネシア語教育に長く携わり、日本語検定1級に合格、しかも満点で合格した、いわば、言語学のプロです。
彼の緻密な設計で、コンテンツ量を実現しました。
ジャパネシアでは入門者から初中級レベルにかけてのオンライン講座「キックジャパネシア」があります。
キックジャパネシアの目的は、とにかく、できるだけ効率よく、インドネシア語に対する苦手をなくすこと、文法や基本知識の悩みをなくすことに特化したもので、インドネシアで生活するにあたって、困らないレベルにする目的を持ったものです。
イメージとしては下の桶のように大きな器(うつわ)を作る作業でした。
こういったものはキックジャパネシアだけで十分にできます。あとは実践でいろいろ使ってみて、経験で高みを目指すというものです。
でも、この器がしっかりできてない、
つまり足りない要素があると、
こんな感じで、いくらインドネシア語を詰め込んでも、なかなか伸びなかったり、上限できてしまうんですよね。
そのため、キックジャパネシアでは、足りない部分の克服、苦手の克服とともに、とにかくインドネシア語に慣れてもらうことを心掛けました。
キックジャパネシアを卒業された方は十分にこの器(うつわ)がきれいにできた状態になったと思います。
MIBは、完成したこの器に水を入れていくものです。
すでに、基礎ができている方は、漏れなく十分な水(能力)を蓄えることができるというわけです。
自由な時間に、しかも、辞書も使わず、参考書も使わずにインドネシア語をどんどん吸収していきます。
だから、あなたはこのようにMIBを使うことができます。
家事をしてる時
運動してる時
通勤時に
ちょっとした空き時間に
日常のありとあらゆる場面でたくさんのインドネシア語のシャワーを浴びることができます。
笑っちゃうようなお話や、インドネシアの文化や、豆知識的なお話などたくさん用意しているので、理解できればできるほど楽しくなっていくはずです。
しかも、重要なのは、「生きたインドネシア語」ということ、いわば、すぐに実践で使えるインドネシア語が学べます。
それも分かりやすく、一文一文すべてに解説を付けました。
もうね、
約束された神教材です。
あなたの持っている参考書や学習法と比べてみてください。次元が違いますから。
今回のMIB発表前に近しい人には使ってもらっているのですが、みんなびっくりしてますから。
「あー、こりゃすごい」「本物の狂気を見た感じがする」って。
キックジャパネシアが約3か月の期間の学習に対して、MIBは約1年11ヶ月【=23か月】、7倍以上の期間があることもからも、そのコンテンツ量の豊富さは分かっていただけると思います。
が、
そのコンテンツ量も難なくこなしていただくための工夫もこらしています。
キックジャパネシア | MIB | |
期間 | 3か月 | 1年11ヶ月【=23か月】 |
レベル | 初心者からインドネシア語検定C級レベル (日常会話ができるレベル) |
C級~A級レベル 難しい文法も直感的にわかり、新聞なども読むことができるレベル |
コンテンツ量 | 32レッスン | 100レッスン (1レッスン当たりの語彙数や量はキックジャパネシアより多いです。) |
こうやって見てみると、「マラソン」の理由が分かると思います。
量をこなしてもらうため、僕とハリ講師の知識をすべて使って、分かりやすく解説し、どんどん一歩前に進めるようにしました。
MIBは、しっかりとペースを守っていただけるように、7日に1レッスンのペースで進んでいきます。
楽しいテーマを取り扱った文章で、もちろんインドネシア語の音声付きなので、マラソンコースのいたるところに給水ポイントがある感じで、楽しくゴールまでたどり着いていただけます。
では、ここでMIBの構成を見てみましょう。
MIBの構成
1レッスンは3つのステップから構成されています。
ステップ1(長文とリスニング)
長文を聞く、そして読んでいただきます。レベルが上がるにつれて、使われる語彙と文法が難しくなり、長文の長さも長くなります。
ステップ2(会話の分解)
ステップ2で、1文章ずつ丁寧に意味の確認をしていただきます。ここでももちろん、音声を聞きながらインドネシア語のリズムと発音、さらには文法まで一緒に意味も頭に叩き込んでいきます。
ステップ3(単語・フレーズチェック機能)
しっかりと語彙力をアップさせるために、ステップ3では単語チェック機能を設けています。出てきた単語をしっかりと確認して、またステップ1に戻って聞いてみることによって、深い理解に加え、インドネシア語に慣れていただきます。
よく、英語教材などで「聞き流すだけで勉強になる」というものがありますが、そういうのは、僕らは信用していません。
知らない単語やフレーズは何百回聞いても、突如わかるようになることはないからです。
MIBでは、【ステップ1】で長文全体聞いてある程度の理解をしたら、
【ステップ2】で長文のすべての文章を分解して、一個一個の単語、フレーズ、文法などを徹底的に理解します。
そして、【ステップ3】では、習った単語をちゃんと頭に入れてもらいます。
分からない部分がモヤモヤしている状態をすぐに解消してもらえる環境を整えました。
なんどもステップ1~3を繰り返し復習する、というサイクルを作ってもらって、ただ知ってる状態から、できる状態にまで学習者自身で持ってきてもらえるように設定しています。
そのサイクルを回すことで、リスニング、長文読解、文法、単語力を鍛えていき、
その状態で、次のレッスンに進むことで、効率よく、土台を作りながらインドネシア語脳を鍛えていきます。
レッスンのはじめは比較的簡単な文章で、音声スピードもゆっくりですが、だんだんとスピードと難易度は上がってきます。
でも、正しいく1~3のステップをこなしていけば、十分にこなせていけますのでご安心ください。
具体的な長文コンテンツの内容は以下で紹介しています。
MIBは、ただ知識を知識として頭入れるだけではなく、あなたの身体に染み込ませ、血肉と化すので、すぐに使えるようになる、非常に実践向きな作品なのです。
だから、学ぶと同時に、実際に使うということを意識してください。